深夜寄席、早朝寄席卒業の巻
ついにこの日がやってきました。二ツ目昇進以来大変お世話になった深夜寄席と早朝寄席がとうとう最後の出番となったのです。
深夜寄席は今度真打に昇進する5人全員が出演。早朝寄席は僕と百栄師が卒業組でした。
北九州からのスターフライヤーに乗って羽田に着きそのまま深夜寄席へ。8時半くらいに末広亭に到着したんですが、すでに7、80人くらいお客さんが並んでおられました。開場時には200人を超す長蛇の列となりました!ありがたいことです。
いつもは4人出演する深夜寄席ですが、今日は5人ですから一人の持ち時間が短くなります。じゃんけんで順番を決めて僕は2番目の出演。トリに時間を残すため短めにしようと思い、ネタを初天神に決めました。
深夜寄席で前座噺を演るとお客さんの中には「手を抜いた」と思う方もおられるでしょう。現にそういう事を前に言われたことがあります。でも昨日の高座を見ていただいた方は僕が短い時間の中でも熱演をしたというのが分かってもらえたと思います。帰りのお客様にも「おもしろかったです」と何人にも声をかけてもらいました。落語というものはネタの大小ではなく、どれだけ気を入れて噺を演るかという事だと再確認した晩でした。
あくる朝が早朝寄席。いつもの通り9時半前に鈴本に着くとこちらもまた長蛇の列。あらら、ちょっと来るのが遅すぎたなぁと焦りつつご同役に挨拶。ここではトリを譲ってもらい、悩んだ末に「試し酒」を。結構演り倒している試し酒ですが、早朝寄席で演るのは初めてなのです。ノビノビと演じることができ、有終の美を飾る事ができました。
さあこの鈴本では初トリが待ってます。また頭を切り替えてがんばろう。深夜寄席、早朝寄席、今まで本当にありがとう!
