Nagoya Talents' Network - blog

2007/11/27

アシスタントってどんなお仕事?

漫画家のアシスタント。漫画を読んだことがある人なら一度くらいは耳にしたことがある言葉であろう。まさに漫画家の補佐をするお仕事である。雇用形態は漫画家さんによって様々であるが、基本的には漫画家さん宅にお邪魔して、背景を描く、仕上げる、などの作業をするわけだ。時間帯は漫画家さんの都合により決まる。夜中にフル稼動もあるし、泊まりもある。

アシスタントをすることで得ることは、思った以上にたくさんある。例えば編集者さんとのやり取りから始まり、アシスタントをどう雇い指示を出しているのか、タイムスケジュールの組み方、原稿の完成のさせ方、などなど、現場には漫画を商業ベースで運営する為のノウハウがつまっているのである。その点を良く観察し盗むことができれば自分自身のまんが道も、より前進することであろう。ただし、出会いも含めて、思い通りに行くとは限らず、学ぶことができない時はまったくできないということも忘れてはならない。

それではどうやったらアシスタントになれるのか?ということであるが、これが難しい。たとえば投稿して、その流れで編集さんから「担当の漫画家さんのアシスタントに欠員がでたのでアシやってみる?」なんて声がかかって、たまたま好きな漫画家さんだったりして「お願いします!」なんてのがうまくいった場合だろうか。まあ、こんなふうにいけばいいけどそんなに甘くはないのである。もう少し現実的な話をすれば、実力がないとなかなか採用はされない。

問われる力は現場によって異なるだろう。例えばある漫画を模写してみれば「これはどうやって描いているのだろう?」というのがいくつもある。それらをすべて心得、ものすごいスピードで迷いなく作業できるのがアシスタント熟練者だとして、そのレベルには経験と適切な指導がないとなかなか到達できない。現時点で必要とされることはもっと初歩的なことである。

それではなにが必要かというと、「やる気」に附随する「結果」である。たとえば、大量の没原稿とか、大量の模写原稿とか、大量のスケッチとかである。そういう積み重ねは絵を見ればわかる。だからこそ「やる気」が必要だ。また、アシスタントで0から漫画を描くことを学ぼうというのは、漫画に対する姿勢が甘い気もするが、環境が人を育てる場合もある。そういう意味でも「やる気」をみせて動きまくればそれなりに展望は開けるだろう。募集はインターネット、雑誌、知り合いの紹介などを駆使して探し、あとは連絡をとってみれば良い。「やる気」があればなんとかなる。

それでも最低限できていた方がいいこともさすがにある。次回はそんなお話。

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