Nagoya Talents' Network - blog

2007/11/06

自分に都合がいい情報だけでは成長はできないのである!

僕達は自分に都合が良い情報が大好きだ。例えば「カッコ良く思われたい」とは思うが、「カッコ良くないね」なんて情報は欲しくない。「やさしい人だよね」なんて思われたいが、「自分勝手だよね」なんて言われたくはないのである。そうなってくると漫画の描き手としては、「とてもおもしろい漫画だね」と思われたいけど、「この漫画はここがダメだね」なんて聞きたくないのである。

よっぽど才能がある人を除いて、本当に成長したいのであれば、自分に都合がいい情報は横に置いて、自分に都合が悪い情報を掻き集めなければならない。成長する為に必要なヒントは、そこにしか存在しないからである。また、都合が良い情報は、自分を増長させてしまう。そうなれば、より都合が良い情報でその事実を補強することに、すべての時間を費やすることになるだろう。とはいえ、自分の良い所は良い所で伸ばしていかなければならない。都合が良い情報との距離の取り方は、物凄く難しいのである。

編集部に持ち込みに行くと、よっぽど才能がある人を除いて、けちょんけちょんに批評される。もしくは初心者だからと気を使ってくれて、ゆるい感じで対応してくれる。前者は「オレには才能がないんだ・・・」と落ち込ませるかもしれない。後者は「オレにもやれるかもしれない!」と思わせるかもしれない。ただ、どちらがよりよい情報を得たかといえば、前者である。落ち込んでしまう場合がある為、悪く見えるだけだ。後者は、「オレにもやれるんじゃないか!」と思わせるかもしれないが、何一つ問題は解決しない。だが前者は、提起された問題点をしっかりとつぶすことさえできれば、間違いなく前進する。批評を受けた時は「それを直したら次のステップにつながるんだ」と考えるべきである。

よく「批評をされると自信を無くす」という人がいる。だが、そういった場合の自信というのは自信ではなく、自尊心が入り交じった過信の続きでしかない場合が多い。ゆえに批評されると、あっという間にその自信は消し飛ぶ。だからそういう人は、その自信を守るが為に大抵、外の情報を遮断する場合が多い。本当の自信というのは、しっかりと裏打ちされた努力の積み重ねか、問題点をはっきりさせ、確信を持って、それを一個一個丁寧につぶしていくことでしか得ることはできない。

これは思考の問題である。もしくは価値観の問題でもあるだろう。こんな文を読まなくても、もとからそういうスタンスができている人もいる。それはたぶん才能と呼べるのかもしれない。もしなにかで成功したいとするならば、これらは心得ておく必要があることだ。家を作る時の地盤であるといえる。地盤が固まっていなければ、家なんて立つわけがないのである。次回はどうやって都合が悪い情報を集め、それを活かしていくのかを考えていきたい。

 

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