ハリウッドより、お江戸日本橋亭
日本橋の“お江戸日本橋亭”という演芸場に行って参りました。昼休みと称し、口うるさい上司を煙に巻くこと4時間!へへへ。
日本橋という場所からして東京の由緒ある場所なんだろうな〜、はいからさんとぶつかってぇ〜、などと想像を膨らましていたんですが、ぶつかった、いや避けら れたのは大勢のサラリーマンの皆様でした。「日本のお父さんお疲れ様です。」というキャッチフレーズが頭をかすめつ つ、生講談だぁ!とドキドキしながらお江戸日本橋亭へ。
そこにはタレントブログで爆笑な毎日を告白している神田きらりさんのお姿が!しかも木戸銭は破格の1,000円!きらりさんは江戸の超ダークキャラ、「村井長庵」を語りました。このお話、かいつまんで言いますと、「江戸時代、欲深い村井長庵というやぶ医者がおりまして、姪っ子を“花嫁修業だよ”と騙して女郎屋に売ってしまうのです。それがばれそうになったので自分の妹を知りあいの 悪党に殺させる。それはそれは残忍な殺り方で。浮かばれない妹はお化けとなって長庵宅に出てくるのですが、当の長庵はお構いなし。そんでもって更なるお金 を求めて悪事を次から次へと・・・」という恐ろしい話です。これは編集しなければ長〜いお話なので、講談の場合は「〜の回」と区切っています。だからハラ ハラの頂点の所で「それではこの続きは次回・・・」になってしまうんですよ。そして、「続きが聞きたい!」という心のモヤモヤが「4時間にも及ぶ昼休み」を私にとらせてしまうのです。
映画の場合だと、続きを次回にするなんて、ちょっと前までなかったですよね。「ロード・オブ・ザ・リング」がそれ では次回!とやっちゃいましたけど。でもあれは配給会社の冒険だと思います。1800円×3回払うだけの価値がこの映画にあるのかと真剣に悩む貧乏な映画 好きもいますから。そんな世界中の貧乏映画ファンを敵にまわしてもやっぱり稼ぐハリウッドが現代の村井長庵なんでしょうか・・・。
そんなハリウッドに納得の行かない方は、神田きらりさんの講談を一度聞くべしっ!あれだけドキドキできて1,000円ですから。でも値段じゃねぇっす、あれは。きらりさんの迫力ある講談、プライスレス!また上司を騙して見に行こうっと。

村井長庵ハリウッド版
