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2008/03/12

シブヤ映画探検隊(2)ユーロスペース篇

行こうと思って行くわけではなく、そこでしかやらない映画を見るために足を運ぶ。そんな時によく行くのが「ミニシアター」と呼ばれる映画館。でもミニシアターの基準ってなんだろう?ミニシアターに違いはあるのか?など、そんな疑問がありました。

そこで東京でも多くのミニシアターを抱える若者の街「渋谷」へ行き、ミニシアターを実際に体験してみました。

「ユーロスペース」
この映画館は1982年設立。「笑ってもいいとも」放映開始と同じ時期です。その時代は、私も小さい頃熱中していたファミコンが出てきたり、アダルトビデオが登場してポルノが衰退したころ(らしい)。家で余暇を楽しむ第1軍がでてきた時期ですね。そんな中、時代の逆を行くようにつくられた「ユーロスペース」。支配人のインタビュー記事によると、同館の上映映画選出メソッドは「ヨーロッパならイギリスやフランス以外のチェコ、ロシア、フィンランドなど、そして日本の若手監督とアジア映画とか」という基準だそうです。そんな少し意固地な「しきり」を自ら設けることがミニシアターと呼ばれるゆえんなのでしょうか。

私が今回「ユーロスペース」で観た映画はロシア人監督の「牡牛座—レーニンの肖像」という映画。この監督が独裁者というカテゴリーで制作している3部作品の1つです。日本バージョンでは昭和天皇が描かれた「太陽」。この作品が日本で上映された時には話題になりました。(残るひとつはドイツのヒトラーを描いた「モレク神」です。)ロシア監督の映画なんて、なかなか地方では目にすることができません。金沢出身の私にとっては、とてもありがたい映画館です。

映画上映を待つ間に、館内を探索してみました。映画館はビルの5階にあり、SFチックな赤系でまとめられています。待合室は、なんだか落ち着かない感じ。無口そうなお姉さんが応対する受け付けでチケットを買いつつ、壁面を見ると、上映してきた映画のパンフレットやポスターがずらりと並べられています。誇りなんでしょうか、居酒屋で主人が有名人との写真を並べるのと同じ匂いを感じました。上映10分前になっても待合い室には私を含めて3名ほどのお客さんしかおらず、やはり、ミニシアターはお客が来ないのか・・・。と思いきや、上映3分前になりお客さんがずらり。90席ほどの座席に40人ほどいたでしょうか。なかなかなにぎわいです。

スクリーン自体は広すぎず狭すぎずで、90人ほどの観客席にぴったりスクリーンが収まっている感じです。そして上映・・・。今回は映画自体の感想は言えません。なぜなら上映時間の3分の2は寝ていたから。そして観客の3分の2も寝ていました。映画自体が眠りを誘っているのか、はたまた座席の気持ちよさによるものなのか。1800円で1時間30分寝ていたのか、というくやしさが残りました。第1回目の渋谷ミニシアター探検、映画館と映画に負けた気がしますが、まだまだ1館だけでは分からないミニシアターの世界、もう少し廻ってみようと思います。

ユーロスペース情報
住所:渋谷区円山町1‐5(渋谷・文化村前交差点左折)
電話番号:03-3461-0211
スクリーン数:2スクリーン(ユーロスペース2、ユーロスペース1)
*渋谷駅からだと東急本店を目指していくといいです。その正面玄関から見て、ラーメン屋の横の急な上り坂を上がって右側にあります。とても分かりにくい。上映の1時間前には渋谷周辺に行っておきたいです。

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