東京タワー、私とあなた時々地デジ
私の田舎の母親に言わせると
「地デジなんか、しらん!」
の一言で終わります。
ですが私は、テレビ業界のはしくれに身を置く人。
よくわからないながら、上司に怒鳴られながら、知らなきゃまずいと勉強をしておりました。2011年から強制的にはじまるというヤツ。そうアイツです。謎の存在、「地デジ」=「地上派デジタル放送」。
地デジのしくみ=「010101」が電波に乗ってやってくる。なんてエイリアン襲撃チックなSFナミに意味わからん響きだな、なんてのほほん〜と構えていたのですが「双方向」?「ワンセグ」?「ハイビジョン」?と次から次へと聞き慣れない言葉の波が押し寄せてきて私の思考は、宇宙の彼方へ押し流されてしまいました。
首都圏へのデジタル電波の発信基地、東京上空に「010101」を流しているのが夜空に異彩を放っている東京タワーです。
いまだに修学旅行生が、スモッグに覆われた東京上空を眺めに来る東京タワー。東京ではタワーが窓から見れるという立地でマンションが売れる。東京ドリームの象徴。
「東京タワー、おかんと僕と時々オトン」では小説、ドラマ、映画となにげに超売れっ子。あまりのスターッぷりに、あまのじゃくの私は今だに大ヒット映画を見に行ってはいませんが、主役のオダギリジョーの細めなナイススタイルに惹かれてDVDになったら手にいれてやろうと目論んでおります。そんな各メディアでひっぱりだこの東京タワーも生誕から50年。未だに衰えない人気の高さですが、実際の身長の方は他のビルディングさんにとっくに抜かれてしまいました。低さゆえに、墨田区押上に新たに建設されるという予定の「新!東京タワー」に地デジの放送権利を持っていかれようとしています。
なぜなら電波は上から下に流れて行くモノですから、背の高いビルが多くあるとノッポビルに邪魔されてしまい電波(地デジ)が配信されなくなってしまうからです。 ですから東京タワーは、「身長を100M伸ばそう」という50歳にしては、大丈夫なの?ないきなりな成長をとげ新東京タワーに対抗しようとしています。(そうすると新東京タワーは600M級になるそうです)。
まだ建設は始まっていない新東京タワー。もし新東京タワー(押上)に電波放送権が移ったら、現東京タワー(六本木)は「遺跡!東京タワー」として観光部門のみを残していくそうですが。新東京タワーはクラスの売れっ子を追い越して「新東京タワー、おかんと僕と時々東京タワー」というように銀幕をかざる日も近いのでしょうか・・・。
