強いなオジさん偉いなオジさん
毎月ブルースセッションとやらをやっているのだが、とてもあったかい客だ。最近はブルースに限らずいろんなものをやるようになってきた。
22日は店ではおなじみスパイダーウォークブルースバンド。ボーカルの哲ちゃんは本場シカゴに渡り修行していたらしい。ギター奏法が飛び抜けてすごい、ボーカルもよい。こういうミュージッシャンが日本にもまだいるんだというだけで何故か落ち着く。売れて欲しいなーと思うのだが、最近眠い眼をこすってレコード会社の編成会議とやらに顔だすと行く度に社員が減っていく、現実は厳しい。なかなかCDが売れない。いろんな原因があるのだろうが音楽離れしたようではないな。ただ専門職というか職人的なデレクターがいなくなったのは寂しい。
昔はどうして歌謡曲以外の分野の音楽もよく売れていたんだろうか?洋楽の新譜を心待ちにしていた。どこそこの店は2〜3日早く入荷するとか今月の一押しはこれ!とか店員が実に丁寧に話してくれた。今思うと娯楽がなかったんだろう、お小遣い全部注ぎこんでた。そんな少年が中年になってしまった。
すごいのは昔のアーティストがCD出すと今でも買っているところだ。レコード会社の人間よりも詳しい。強いなオジさん偉いなオジさんだ。彼らは少数派でもものともしない、それのどこが悪いと言わんばかりだ。今トリュービュートが大流行りだ。
23日には、キリングタイムとチャクラという(知らんだろう)バンドのトリュービュートライブをやる。みんな一生懸命リハしてやってくる。面白いもので昔できなかった奏法や音色が今は何とかなるらしい。
25日に久しぶりに夫婦楽団ジギジギが来る、典型的オヤジバンドの決定版。最近はTVにもよく出るようになった。長い事やっていると良い事あるかもしれないとはこの人達の事ですな。
そうだ、バブルジェッツのCDもシコシコ売れてるらしい。中年になってからのデビューか、夢はだんだん近づいてくるとはこのことだわ。28日にRCサクセッションのDr新井田耕三君のセッションバンドだ。今からでも遅くはないか、、、、。何が?