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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2015/07/17

ギリシャ国民投票の裏で(2)…著書の表紙が動かぬ証拠!「ちょいワル」前大臣はドイツでタレント級の人気

先週の当コラムでは、7月5日のギリシャにおける国民投票を受けて電撃辞任を発表したヤニス・バルファキス(Yanis Varoufakis)前財務大臣とその美人アーチスト妻について、日本ブランドのヘルメットにまつわるエピソードを盛り込んだドイツメディアの報道を中心に簡単にまとめました(ギリシャ国民投票の裏で(1)電撃辞任のバルファキス財務相と日本のヘルメットメーカーの思わぬ場外乱闘)。
辞めてしまえば、あとは一般人として、あるいは元々の肩書でもある経済学者として、思う存分言いたい放題でも許される立場となります。バルファキス前大臣は在職中からその過激発言で知られ、国民投票前にギリシャ国民に向かって「 Read more...
2015/07/10

ギリシャ国民投票の裏で(1)…電撃辞任のバルファキス財務相と日本のヘルメットメーカーの思わぬ場外乱闘

先の日曜日のギリシャにおける国民投票は、欧州連合からの金融支援の条件として提示されている財政緊縮策に対してノーの声が6割を超えるという、圧倒的な反対多数という結果になりました。この結果を受けて、ギリシャは果たしてデフォルトするのか?同国にお金をしこたま貸し込んでいる欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)、欧州連合(EU)の通称「トロイカ」はどう反応するのか?ギリシャのユーロ圏からの離脱を意味する通称「グレグジット(Grexit)」はあるのか?といった具合に、これからますます波乱が予想されます。この問題ははるか遠い日本にとっても、既に株価や為替が反応しているように、決して他人事でも対岸の火 Read more...
2015/07/03

過ぎたるは及ばざるが如し(3)…味付グリル肉にご用心!バーベキューの季節に公表されたその惨憺たる品質

案の定というか、このコーナーも本当に第3回を迎えることになってしまいました(苦笑)。それもこれも、ドイツにおいてここのところ、何らかの食品の危険性が喧伝されることが毎週コンスタントに続いているからに外なりません(過ぎたるは及ばざるが如し(2)今度はコメと米菓子に有害ヒ素!離乳食も?ドイツが全土に警告を発した衝撃内容)。それにしても、よくネタが尽きないものと感心してしまいます。よりによって、キャンピングカー旅行やガーデンパーティーの大好きなアウトドア大好きなドイツ人にとって最良の季節であるはずの初夏のこの時期に、スーパーで売られているグリル肉の品質の酷さを伝える月刊誌「エコ・テスト」(ko-Tes Read more...
2015/06/26

過ぎたるは及ばざるが如し(2)…今度はコメと米菓子に有害ヒ素!離乳食も?ドイツが全土に警告を発した衝撃内容

二度あることは三度あると言うか、歴史は繰り返すと言うべきか。前の週の記事の執筆中に似たような内容の報道が飛び込んでくるというケースが最近妙に続いている当連載ですが、今回もまた同じような展開が待っていました。「豆腐の食べ過ぎ」に警鐘を鳴らすドイツの報道についてせっせと原稿をまとめていた先週半ば(過ぎたるは及ばざるが如し豆腐の食べ過ぎで腎結石という中国報道から得られる大食い的教訓)、今度は「コメの食べ過ぎ」に待ったをかけるこのような報道が次々とドイツメディアに登場してきました。これは、コメを主食とする日本にとっては、さすがに見過ごすことはできません。元々シリーズ化するつもりが全くなかった「過ぎたるは Read more...
2015/06/19

過ぎたるは及ばざるが如し…豆腐の食べ過ぎで腎結石という中国報道から得られる大食い的教訓

最近、豆腐の食べ過ぎで多数の腎結石が出来た中国人男性の話がドイツメディアに流れてきました。なんでも、豆腐が大好物のこの浙江省の55歳男性は、ろくに水分もとらずに好物の豆腐ばかり食べていて、エラいことになってしまったのだそうです。ドイツのフォーカス誌に掲載された記事を以下に要約しつつ和訳引用します(引用部分は青字)。
Focus.de(2015年6月13日):Vegetarier aufgepasst: Mann isst fast nur Tofu rzte finden 420 Nierensteine(ベジタリアンは要注意:豆腐ばかり食べた男性の腎臓から420個の腎結石がみつかる)
ht Read more...
2015/06/12

これもアイルランド効果?「同性婚」で驚異の高視聴率を叩き出したドイツの国民的刑事ドラマ

先週は、同性婚の賛否を問うアイルランドの国民投票における賛成多数という結果とドイツの同性婚法制化に与えうる影響について、ドイツの報道を元にまとめました(ドイツの同性婚法制化をめぐる報道で飛び出したアイルランドの国民投票の裏話)。これは元々、その前の週の記事(日本の「方言禁止令」で思い出した10年前のドイツファッション界の帝王殺人事件)の執筆中に偶然流れてきた報道からインスパイアされたものでしたが、今回も再び似たようなことが起きました。先週の記事の執筆期間中、今度はドイツで毎週日曜夜に放送される超有名刑事モノ『Tatort』(タート・オルトと発音)のストーリー中に、いきなり同性婚の話題が出てきたの Read more...
2015/06/05

ドイツの同性婚法制化をめぐる報道で飛び出したアイルランドの国民投票の裏話

先週の記事では、「方言禁止令」の話が思わぬ方向に脱線し、ドイツのファッション界の帝王「ルドルフ・モースハマー」の死について説明しました(日本の「方言禁止令」で思い出した10年前のドイツファッション界の帝王殺人事件)。このモースハマー氏、ファッションの世界では決して珍しくない「ホモセクシュアル」の人物でもあったのですが、先週の記事を執筆中、いきなりアイルランドにおける「同性婚を認める憲法改正」に関する国民投票の話題がニュースでバンバン流れてきたものだから、そのあまりのタイムリーさに驚いてしまいました。5月22日のその国民投票の結果は同性婚賛成派の圧勝に終わり、以後のドイツで「同性婚」(Homo-E Read more...
2015/05/29

日本の「方言禁止令」で思い出した10年前のドイツファッション界の帝王殺人事件

ドイツにいながらYahooニュースで日本の様子が分かるとは、大変便利な時代になったものです。しかし、このような記事に遭遇した日には、その内容のあまりの「日本っぽさ」に妙に脱力しつつも、これまたドイツの某有名事例が頭をよぎってしまい、先週の歯科談義(高齢化社会の救世主?ドイツ発「耳なしパン」から学ぶ歯の健康の意味)に引き続き連想疲れに陥ってしまったというのが、今週のお話です。
まず、私を限りなく脱力させたこちらの記事を以下にかいつまんで紹介しましょう。
NEWSポストセブン(2015年5月26日):芸能「有村架純が禁止令に違反か 沢口靖子や南野陽子も悩んだ方言」
http://www.news Read more...
2015/05/22

高齢化社会の救世主?ドイツ発「耳なしパン」から学ぶ歯の健康の意味

少子高齢化といえば、今や世界中で急速に進行中とされております。このことについては日本でもしばしば問題提起がなされていますが、状況はドイツも変わりません。多少の病気からはその都度逃れることができたとしても、老いから逃れられる人間はこの世には一人もいません。長く続く平和と医学の進歩が合わさると、長寿になる人間が増えるのはありがたい限りですが、そうなると今度はその人々に若い時には思いもよらなかったような肉体の劣化や心身の悩みが時限爆弾のように次々と噴出してきます。
高齢化に伴う身体不調は重いものから軽いものまで様々ですが、最も生活に直結する切実なものといえば、やはり「歯」ではないでしょうか。歯周病や Read more...
2015/05/15

ドイツ終戦70周年(2)…ウィンクラー演説に聞き入るドイツの要人たちの姿に思う

ドイツ終戦70周年(2)ウィンクラー演説に聞き入るドイツの要人たちの姿に思う
先週は、終戦70年の節目の5月8日を迎えるドイツのスタンスについて事前に紹介した現地報道の一つをご紹介しました(ドイツ終戦70周年(1)変わりゆく5月8日を今年のドイツはどう迎えるのか?)。そして、ついに迎えたこの記念すべき日、お茶の間の全国民の前で演説したのは、大統領でもなく首相でもなく、80年代の歴史修正主義論争における「アンチ歴史修正主義」の論客としてその名が知られる歴史学者のハインリッヒ・アウグスト・ウィンクラー氏でした。そして、その演説内容もさることながら、何よりも印象的だったのは、その歴史学者の演説を国家 Read more...
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