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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2016/07/29

暗黒の夏の正体を探る(1)…流血騒ぎが週に4件の南ドイツ!政治家も夏休み返上の異常事態

テロの連鎖が止まりません。ヨーロッパはつい最近までサッカーの欧州選手権で明るく楽しく盛り上がっていたはずが、お祭り騒ぎから一転、平和な市民生活の根幹を揺るがすような無差別テロに次々と見舞われるようになってしまいました。特にドイツの場合、何と言っても南部のバイエルン州が災難です。まず、7月18日(月)の夜に17才の自称アフガニスタン難民(実はパキスタン国籍と後日判明)がヴュルツブルグの列車内で乗客に斧とナイフで斬りつけ5人負傷、7月22日(金)には18才のイラン系ドイツ人少年(難民ではない)がミュンヘンのマクドナルド及びショッピングセンターで銃を乱射し9人死亡(さらに犯人自殺)、7月24日(日)に Read more...
2016/07/22

日本版フィールファルト時代到来?!黒人系ハーフ選手が牽引する現代日本の高校野球

いやいや、驚きました。先週のコラムでは、今年のサッカー欧州選手権ことUEFA EURO2016で出場チームのデータにおけるキーワードは「フィールファルト」(多様性)だったこと、つまり、「体重の標準偏差ランキングで上位であること」とがチームの勝利と相関していたというデータを提示しました。前回のW杯サッカーやこれまで何度も取り上げてきた高校野球のランキングの場合は、あくまでも身長やBMIのランキングの方が勝敗と相関していたので、これはかなり意外なデータでした。それが、今回の欧州サッカーに関しては身長やBMIのランキングはほとんど勝敗に関与せず、よりによって「体重の標準偏差ランキング」などという、従来 Read more...
2016/07/15

ポルトガルEURO初優勝!データから浮上した欧州サッカーの強さのキーワードは「フィールファルト」だった!

サッカーの欧州選手権ことUEFA EURO 2016は、クリスチアーノ・ロナウド選手を主将とするポルトガルの涙と感動のユーロ初優勝で幕を閉じました。ポルトガルといえば、グループリーグでは3戦3分でF組3位に終わり、本来ならば予選落ちする成績だったのが、今大会から出場チーム数が16チームから24チームへ拡大されたことと、それに伴う従来ならあり得なかった「グループ3位通過」が4チームに認められるようになったという新ルールに救済され、辛うじて決勝トーナメントに滑り込んできたチームです。仮にポルトガルがグループリーグ3試合のどれか一つでも落としていたら、勝ち点の関係でトルコが決勝トーナメントに繰り上がる Read more...
2016/07/08

サッカーEURO 2016出場選手データに見る大会の特徴と2014年W杯との相違点

サッカーの欧州選手権ことUEFA EURO2016は、いよいよ佳境を迎えています。この原稿が掲載される頃といえば、ちょうどベスト4の激突が終わったばかりのはずです。グループリーグで1勝もできず3位通過ながら決勝トーナメントでは生まれ変わったように粘り勝ちを続けるクリスチアーノ・ロナウド選手のポルトガルか、ブレグジット(BREXIT)で揺れるイギリス連邦から唯一残ったチームとして今回初のベスト4入りを果たしたウェールズか、日本でも地上波生中継のあったイタリアとの劇的なPK戦を制した世界王者ドイツか、決勝トーナメントでまさかのイングランド撃破を果たして今大会で最も話題をさらった小さな島国アイスランド Read more...
2016/07/01

アイスランド旋風を横目にイギリスの”BREXIT”がもたらす欧州サッカーEURO 2016への思わぬ余波

先週のイギリスの国民投票は、BREXIT、つまり欧州連合(EU)からの離脱という衝撃的な結果となりました。その影響は欧州のみならず世界に飛び火し、結構大変なことになっているのはご存じの通りです。6月23日に行われたEU残留の可否を問う国民投票において、「51.9%が離脱、48.1%が残留」という結果が報じられたのはその翌朝でしたが、そこから一気に世界同時株安の様相を呈して日本の日経平均も急落、しかも麻生財務大臣の口先介入もむなしく円高もズンズン進行していきました。ほんの一か月前の伊勢志摩サミットで、安倍首相が現状を「リーマンショック前に近い」と言っても他のG7首脳に鼻で笑われて相手にされなかった Read more...
2016/06/24

決勝トーナメント進出の立役者!チョコのパッケージで学ぶマリオ・ゴメス選手ら移民系ドイツ代表の子供時代

このコラムが掲載される頃といえば、サッカーの欧州選手権こと「UEFA EURO 2016」の決勝トーナメントに進出する顔ぶれが出揃う頃に相当します。第1戦こそウクライナ相手に2-0で完勝のドイツでしたが、第2戦は難敵ポーランドと0-0の引き分け、第3戦も北アイルランドにスカッと勝つはずが1-0のギリギリの勝利、何とかグループ1位での通過となったものの、決勝トーナメントの初戦相手がつい1か月ほど前に親善試合で敗れたばかりのスロバキアとなる可能性が濃厚です。初戦に何とか勝利できたとしても、今大会は番狂わせが多かった関係でドイツの入るグループはスペイン・イタリア・フランス・イングランドがひしめく超強豪 Read more...
2016/06/17

UEFA EURO2016ついに開幕!ドイツのSNSは「隣人ボアテング」&「小さなシュコドラン」で祭り状態!

サッカーの欧州選手権こと「UEFA EURO 2016」がついに始まりました。開幕戦のフランスvsルーマニアは昨年11月13日の同時多発テロがあったパリ・サンドニのスタッド・ド・フランスで開催され、テロ警戒の超厳戒態勢の中、フランスが試合終了間際の勝ち越し点で辛うじて勝利しました。そして、その二日後となる日曜日、現・世界王者であるドイツが満を持して登場、初戦のウクライナ戦で2対0の勝利を収めることができました。今大会をドイツでは、2つある公営放送であるARD(第1放送)とZDF(第2放送)が交互に全試合を生中継しています。街へ出れば、レストランはどこもかしこも巨大画面のプラズマテレビを店内から外 Read more...
2016/06/10

EURO2016開幕直前のフランスの雑誌が特集した中国のサッカー事情と内なる野望

この原稿が掲載される日といえば、まさにサッカーの欧州選手権こと『UEFA EURO 2016』の開幕日です。パリにおける昨年11月13日の同時多発テロ以降、欧州選手権開催地のフランスを中心として欧州では治安への警戒が強まっています。しかし、最近欧州で続いた落雷や大雨による洪水被害が各地で報じられたり、フランスのストライキが治まらなかったりと、なかなか世の中が安定してくれません。特に洪水被害の方は深刻で、まるで「日本の津波のよう」と評される黒い濁流が一気に町に溢れていく動画が繰り返し報じられ、死者も出ています。これも欧州の最近の温暖化(ひいては地球温暖化)との関係を指摘されています(海外報道で読み Read more...
2016/06/03

「サミット」も「オバマ広島訪問」もスルーさせた「ボアテング騒動2連発」の異様な盛り上がり

日本では学校を休校にしてゴミ箱まで封鎖して厳戒態勢で臨んだ今年の伊勢志摩サミットでしたが、ドイツではこちらが拍子抜けするほどに全く話題にならず、むしろ新聞各紙やテレビのトップを飾ったのは「オバマ米大統領が広島訪問」というニュースの方でした。しかし、例によって例のごとく、ドイツは相変わらず日本の地理に弱いようです。早朝のニュース番組ではこのような画面が出てくる有様で、こちらの眠気も一気に吹き飛びました:
(2016年5月27日朝のニュース番組ZDF Morgenmagazinより)
上の写真の字幕をご覧下さい。「伊勢志摩から生中継」となっています。伊勢志摩ってこんなに都会だったっけ?と首をか Read more...
2016/05/27

熊本地震に海外から貢献する…サッカー欧州組とユーロ2016、そして伊勢志摩サミットの関係

先週は、「ドイツにいながら熊本に貢献する方法はないか」という観点でコラムを掲載しました(海外報道で読み解く熊本地震(4)助け合いの輪、ドイツ発ハイデルベルク経由熊本へ!)。それがつい最近、いつものように漫然と日本のネットニュースをチェックしていたところ、まるで私のコラムを先読みするかのようなタイミングで(?!)このようなニュースが流れてきたものだから、そのあまりのタイムリーさにビックリしてしまったのでした:
スポニチアネックス(2016年5月24日):笑顔咲かせた!長友ら欧州組13選手が熊本をサプライズ訪問
(以下、青字および赤字は全て記事からの抜粋。強調は筆者)
http://www.spo Read more...
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