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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2008/07/11

大食い生体実験系?(2)〜キュウリとバナナの巻〜

キュウリとバナナ・・・驚異のカリウムパワー
一般的に、キュウリやナス・トマトなど、夏野菜に分類される野菜は体を冷やすとされています。「秋ナスは嫁に食わすな」などと言われるのも、嫁の体を冷やさないようにという姑の愛情だとされています(美味い食材を食べさせまいとする嫁イビリ説も有力ですが・・・)。生野菜もまた体を冷やすとされますが、暑い日本の夏においては、むしろ夏バテ解消や食欲増進の献立として、積極的に活用されています。
一方、「フルーツは体を冷やす」とも言われます。旅行で行った南の島があまりの猛暑で、すっかりヘロヘロになったけれども、キンキンに冷えた一杯のトロピカルジュースで生き返った・・・な Read more...
2008/07/04

大食い生体実験系?(1) 〜キャベツの巻〜

大食い番組のロケに健康管理ドクターとして帯同するようになって、すでに3年が経ちました。その間、多くの現役大食い選手や元・選手たちとの交流を通して、大食い界の色々な側面を垣間見てきましたが、その中でも特に印象が深かったのは、大食いの前後に大食い選手に観察される身体的変化や、彼らの率直な体験談の数々でした。これらはまさに「大食い生体実験系」とでも呼びたくなる性質のもので、医学生時代や勤務医時代に学んだのとは一風変わった、それでいて妙に納得してしまう医学知識がふんだんに盛りこまれています。
今週から数週にわたり、そんな不思議な世界へと皆様をご案内します。
生野菜の大食いにご用心
「元祖!大食い王決 Read more...
2008/06/27

「副作用のない薬はない」…大食いの場合 (結論3)

いよいよ、ドイツのプロサッカー選手の薬害 ( 消炎鎮痛剤の過剰服用に伴う腎不全 ) に関するドイツの新聞記事からの考察の最後、(結論3)について考えてみたいと思います。
(結論3) 痛みには、ちゃんと意味がある ( 筆者注:痛みが当該箇所のダメージを警告しているということか)。その点は、プロ選手でも一般人でも同じである。痛み自体を仮に除去したところで、その続き ( 筆者注:そのダメージ?あるいは全く別の苦しみ? ) が現れるだけのことである。
「大食い」と「肥満」もまた、コインの表と裏の関係にあります。「たくさん食べたい」をプラス効果、「太る」をマイナス効果として天秤にかけて、マイナスの出な Read more...
2008/06/20

「副作用のない薬はない」・・・大食いの場合 (結論2)

ドイツのプロサッカー選手の薬害 ( 消炎鎮痛剤の過剰服用に伴う腎不全 ) に関するドイツの新聞記事からの考察の続きです。今回は、( 結論2 )について考えてみたいと思います。
( 結論2 ) プロ選手が内服する鎮痛剤の量は、一般人の内服量よりもはるかに多い。それは、そもそもプロ選手の運動量が、一般人の趣味としてのスポーツのレベルとは桁違いだからである。両者は厳格に区別されるべきものである。過剰なスポーツが体に悪いのは当然だが、それを生業としている人間もいる。
「元祖!大食い王決定戦」はすでに、6キロ級の胃袋を持っていないと本選に出場できない時代に突入しました。2007年秋のジャイアント白田さ Read more...
2008/06/13

「副作用のない薬はない」・・・大食いの場合(結論1)

先週は、ドイツのプロサッカー選手の薬害を取り上げた地元新聞記事から、結論部分を3点ほど抽出しました。今週から、大食い関連の単語と入れ替えを進めつつ、この3点について考察を加えていきます。このコラムが掲載される頃、ドイツもサッカーのヨーロッパ選手権の期間と重なります。こちらはまさに、国を挙げてサッカーフィーバーで大いに盛り上がっていることと思います。今回、「元祖!大食い王決定戦」(TV東京)が2005年以降放送してきた大食い競技の本質ないしその側面を、ドイツのサッカーというタイムリーなネタに載せて語るのも、悪くないかもしれません。
ポイントは、単語を次のように入れ替えることです。
「スポーツ」「 Read more...
2008/06/06

「副作用のない薬はない」ドイツ・ブンデスリーガーの場合

ドイツはすっかり初夏となり晴天が続き、いい季節になりました。どちらの方角を向いても、テラスでのコーヒーブレイクや庭でのバーベキューを楽しむ人ばかりです。こちらも負けじとカフェオレ片手に地元新聞をパラリとめくったら、なかなか興味深い記事に遭遇しました。
「副作用のない薬はない」というタイトルの下に、転倒したサッカー選手の足と、白い錠剤の写真が載っています。どうも、ドイツのブンデスリーガー(プロのサッカーリーグ ) の選手が、長年の消炎鎮痛剤の連用から腎不全を発症したという衝撃的なニュースを受けての長文解説記事のようです。消炎鎮痛剤の開発の歴史からラインアップ、さらにメカニズムから副作用に至るまで Read more...
2008/05/30

大食い新世紀?!藤岡発言編〜元祖!大食い王決定戦・追記

3年間にわたる大食い番組全般の放送自粛を経て、「元祖・大食い王決定戦」(TV東京)は2005年春に放送が再開されました。そして今春、ハワイの女王戦における菅原初代さんの優勝により、当番組は大きなターニングポイントを迎えたと言えるでしょう。しかし、その転機の前触れは、実は以前にも1度ありました。
当番組は再開当初、試合毎に違う芸能人をゲストに招いていました。そして2005年秋の大会、北海道・中標津で行われた「バーベキュー30分勝負」において、馬にまたがり颯爽と現れたゲストこそ、かつての仮面ライダー役でも有名な俳優・藤岡弘さんでした。
それまでも、白衣を着て撮影に参加する私に、ゲストの方々は色々 Read more...
2008/05/23

大食い新世紀?!女帝降臨編〜元祖!大食い王決定戦in Hawaii(7)

時は2008年3月2日、ハワイ時間で12時30分。「元祖!大食い王決定戦」(TV東京)も、様々な紆余曲折を経て、無事に決勝にこぎつけることができました。決勝戦に臨む宮西亜紗美、菅原初代、正司優子の3人が、ハワイのショッピングセンターの特設ステージを上がっていきます。
他の競技の場合、決勝戦というのはいわゆるフィナーレです。大会の中で一番盛り上がってしかるべきでしょう。しかし、この試合に関しては最初から様子が違い、何だか不思議な静けさが流れていました。
最初は、これまでのコラムに書いたような、ギャル曽根さんが敗退したことによるスタッフの混乱や、台本との相違からくる違和感かと思いました。決勝進出 Read more...
2008/05/16

決勝戦直前の誤算~元祖!大食い王決定戦in Hawaii(6)  

ハワイに舞台を移しての大食い女王戦もいよいよフィナーレ、ワイキキショッピングプラザでの決勝戦の日を無事に迎えることができました。
大食いロケの日程は、国内・海外を合わせると5泊7日に及びます。連日、早朝からの撮影開始となる上に、スケジュールも過密で深夜にまで及ぶことが多いのですが、唯一の例外が決勝戦当日です。ホテル前集合が11時前後、決勝が13時頃というのが一般的なため、選手たちもやっと、遅ればせながらの南国旅行気分を味わえるのです。
今大会は「誤算」がキーワードだったのではないかと思うほど、予想外のこと、かつて無かったことがよく起きる大会でした。ちなみにオンエア番組では今大会のキーワードは Read more...
2008/05/09

驚異の新人快進撃!本選編~元祖!大食い王決定戦in Hawaii(5)  

2008年3月30日放送の「元祖!大食い王決定戦 女王戦in Hawaii」(TV 東京)に出場した新人たちの戦いぶりは、おそらくスタッフの予想や期待を上回るものだったと思います。その中でも特筆すべき彼女たちの特徴といえば、そのあきらめの悪さではないかと思います。
1回戦の「デニッシュ45分勝負」での一番の見所は、福岡から出場した新人選覇者・古川淳美さんの土壇場での精神力でした。残り3分の時点でデニッシュ丸1個分の劣勢を追いかけていた彼女は、終了直前のラスト数秒、いきなり大口を開けて、目の前の大きな塊を丸ごと口の中に押し込んだのです。デニッシュはシュークリームのように空気を多く含んだお菓子です Read more...
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