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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2009/04/10

大食いドクターのカバンの中身(6)・・・絆創膏(カットバン)?

「元祖!大食い王決定戦」(TV東京)のロケに持参する物品について、今回は絆創膏(いわゆるカットバン・バンドエイド)について取り上げます。カットバンといえば、どんな救急キットにも標準装備されているものです。「何でいまさらこのコラムで取り上げるのか?」と思われてしまうほど当たり前の物品であり、番組開始当初(2005年春)からずっとロケに持参してきました。
もっとも、大食いロケにおける絆創膏の用途は、実は2つに限定されると言っても過言ではありません。第1の用途は、「靴ずれのケア」です。というのは、特に女性選手の場合、晴れのテレビ出演に臨むという高揚感もあるのか、日ごろ履きなれない真新しい靴で参加して Read more...
2009/04/03

大食いドクターのカバンの中身(5)・・・アロンアルファ編

『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)は先日、2009年3月29日に無事に女王戦のオンエアを迎えることができました。今大会では、女帝・菅原初代さん(岩手)の相変わらずの強さのみならず、異色の超美形大型新人・佐藤綾里さん(北海道)の登場や、大会参加3度目にしてついにファイナリストにまで登りつめた梅村鈴(京都)さんの大食い界におけるポジションの大幅な変化など、新顔キャラの充実にも見所がありました。
今週のコラムでは、本大会のロケ持参品として用意した中でも大当たりだった物品の1つ、瞬間接着剤「アロンアルファ」について取り上げ、私が瞬間接着剤を持参するようになった経緯を振り返ってみようと思います。
『元 Read more...
2009/03/27

大食いドクターのカバンの中身(4)・・・ストップウォッチ編(後)

『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)のオンエアはいよいよ明後日、3月29日に迫っています。それと平行して、春の高校野球こと『第81回選抜高等学校野球大会』(毎日新聞社主催)は、阪神甲子園球場にて開幕いたしました。このコラムが掲載される頃には、私も甲子園のどこかでストップウォッチを片手に目を血走らせながらスコアブック片手に試合を観戦していることでしょう。
私は野球観戦の際、必ず首からストップウォッチをぶら下げて、試合中に色々な秒数を測定してスコアブックに記載しています。打者の足の速さを測定する(走塁における各塁への到達時間)とか、キャッチャーの肩の強さを測定する(送球の二塁到達時間)といったこと Read more...
2009/03/20

大食いドクターのカバンの中身(3)・・・ストップウォッチ編(前)

2008年春の女王戦こと『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)の撮影は無事に終了し、今頃はスタッフが映像の編集に追われている時期かと思います。本放送は3月29日の日曜日、19時からの予定です。是非、多くの方にご覧いただければと思います。
これとは別に、私のもう1つの関心事である高校野球の全国大会『第81回選抜高等学校野球大会』が、いよいよ阪神甲子園球場にて開催されます(3月21日から12日間予定)。昔から「春を呼ぶセンバツ」と言われますが、センバツ・大食い・桜の開花が折り重なりながら、日本も清々しい季節を迎えることになりそうです。

さて、「大食いロケの必需品」と「野球観戦の必需品」というと、 Read more...
2009/03/13

大食いドクターのカバンの中身(2)・・・ペアン(?!)編

2005年の『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)に医師として初めて参加する1ヶ月ほど前、私は制作会社・ゼロクリエイトの小口基輝ディレクター(当時はAD)と初めてお会いしました。その際、過去の大食い番組では医師による健康管理・安全指導にはさほど気を配っていなかったと聞きました。それを、番組名も一新、リニューアルしての船出となる当番組では、番組内で健康被害や事故が起きることは死活問題となるため、絶対に回避しなくてはいけません。しかし、そんな大事な大会の割には、小口さんからの言葉には、あまり悲壮感がありませんでした。
「今大会に関しては、3年のブランクを経ての放送再開という事情があるので、大食いとい Read more...
2009/03/06

大食いドクターのカバンの中身(1)・・・イントロ

「元祖!大食い王決定戦」(TV東京)は今年も健在です。
このコラムが掲載される予定の3月6日は、ちょうど私たちが本選のロケから帰国したばかりの頃となります。思えば、3年間にわたる大食い番組自体の放送自粛を乗り越え、2005年春に当番組が放送開始となってから、私が続けてきたこの「大食い競技の健康管理」なる仕事も、ついに5年目に突入しました。それまで大食い番組なるものを全く見たことが無かった私にとって、番組初参加の頃は色々とわからないことも多く、まさに暗中模索の出たとこ勝負の日々だったことを、今となっては懐かしく思い出します。
初めて大食いロケの健康管理医師の仕事を依頼されたとき、私が1番困ったの Read more...
2009/02/27

「人はなぜ大食いするのか?」(8)・・・環境大国ドイツ・リサイクル編

先週のコラムでは、ドイツの家庭ごみが大まかに3つに分別されることを述べました。その3つは、その専用容器の色の違いから、「黄」(プラスチック容器類)「茶」(生物由来のゴミ・・・ビオミュルBiomll)、「黒」(その他のゴミ)に分類されます。今回は、この「茶色」の容器で出す『ビオミュルBiomll』(Bioabfallともいう)がテーマです。
『ビオミュルBiomll』は、「家庭および事業所から発生する全ての動物由来ないし植物由来の有機物ゴミで、微生物・虫・酵素で分解可能なもの」と定義されます。その代表例は、日本における「生ゴミ」に相当すると考えられる食べ残し(Essensreste)、そして庭仕 Read more...
2009/02/20

「人はなぜ大食いするのか?」(7)・・・ドイツ・環境問題編

先週のコラムでは、ドイツにおける食習慣は「個人」「家庭」に一任されるのに対し、日本における「食育」を中心とした食習慣の指導は、どちらかというと公的機関(学校・ひいては国家)が主導して行われる側面が強いことを説明しました。そして、その食文化を描写するマスコミもその影響の範囲外には無いようです。
今年で5年目に突入しようという『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)の根底にもまた、「好き嫌いなく何でも食べる」「残さずキレイに食べる」という道徳的価値観がフルに描写されております。タブーの多い「大食い」の世界にあえて挑戦し続けてきたテレビ東京が、今年はいかなる新しいメッセージを発信していくのか、今後とも是 Read more...
2009/02/13

「人はなぜ大食いするのか?」(6)・・・日本の食文化編

ドイツの(庶民的な)レストランでは、料理の一皿あたりの分量が半端でなく多い上に、水やチップといった、料理本体以外の部分に非常に金がかかるというのが、先週のお話でした。最終的な支払い金額が高くなれば、それだけ客足が遠のくのは当然です。もったいないほどの食べ残しを見るたびに、「モッタイナイ精神」の日本人は心が痛んでしまいます。食べ残しを少しでも減らすのがエコという発想も漠然とあった私は、ある時、「それ、食べないなら私がもらいましょうか?」と申し出たのですが、その時に同僚から返ってきた答えは、非常に印象的なまでにドイツ的でした。
「そういう問題じゃないんだってば!食べ残しってのは、ボクの思慮分別(理 Read more...
2009/02/06

「人はなぜ大食いするのか?」(5) ・・・ ドイツことわざ編

さて、人がなぜ大食いするのかを考えてきたこのコラムですが、今回は、ドイツでの生活の中で以前から疑問に思ってきたことにスポットを当てながら、人間の食行動および食文化の日独比較にまで話を広げて考えていきたいと思います。
ドイツのレストランで周囲を見渡すと、例えそれが宴会であっても、1人が自分の好きな料理を1品しか注文しないというケースが多いようです。その内容は、肉やサラダやジャガイモの乗った大皿が1人分、という一皿(ワンプレート)料理です。日本でよくみられる3000円飲み放題付などといった宴会メニューが普及しないのは、コース料理だと値段が上がることと、自分の飲み食いした分しか払わないワリカン文化で Read more...
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