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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2017/09/15

見てきたつもりのU-18野球W杯(1)…いきなりのロストバゲージ報道で思い出したスケートカナダ観戦

花咲徳栄(埼玉)の夏の甲子園初制覇は8月23日のことだった。そして、その前の8月22日から千葉県内で合宿をスタートしていた今年の春夏の甲子園大会から選び抜かれた高校生たちが、甲子園決勝を戦った花咲徳栄と広陵(広島)の2人の合流を待って、20名から成る日本高校球界の精鋭集団として同年代の世界大会である第28回WBSC U-18ワールドカップ(9月1日~9月10日、カナダ・オンタリオ州サンダーベイ)に参加すべく、羽田空港から飛び立って行ったのは8月28日夕刻のことだった。
などと、書くのは簡単である。しかし、夏の甲子園の余韻も冷めやらぬ中、「日本代表、いきなりのトラブル」というニュースが飛び込んで Read more...
2017/09/08

真夏の邂逅(3)…いつも満員札止め!「フラリと立ち寄る甲子園」の時代の終焉に思う

「そうだ、京都、行こう」
かつて、そんなCMが大ヒットした時代があった。元号が平成に変わった4年後に相当する1993年、テレビからバンバン流れてくるこのフレーズで一世を風靡したJR東海のCMは、狂気じみたバブル経済がいよいよ終わりを告げつつも、4年後となるたくぎん・日債銀・長銀などの金融機関の連鎖的破綻や山一證券廃業といった金融危機の足音はまだ聞こえてきていなかった働き詰めの日本人一人ひとりの心に、「日々の喧噪から古都の静寂へ!」という、身はともかく心だけでも解き放たれたい、という憧憬を植え付けるには十分だった。
ちなみに私の場合、JR東海のCMクリエイターには大変失礼な話だが(笑)、そのC Read more...
2017/09/01

<号外>関東勢と大阪桐蔭しか優勝できない?!夏の甲子園をじわじわ襲う「寡占」の正体

まずは、下の写真をよ~くご覧ください。
甲子園球場の一塁側入場門向かいに掲示されている、夏の甲子園大会こと全国高等学校野球選手権大会の歴史を紹介したパネル4枚を左上から右下へ順に並べてみました(上写真)。この場所は普段のプロ野球開催期間中は阪神タイガースの選手や監督のパネルがズラリと並ぶコーナーなのですが、高校野球の大会期間中は全て甲子園大会関連の内容に貼り替えられます。1枚で2年分、5枚で10年分となる直近10年の大会結果や当時の新聞記事を掲載したパネルのうち、上写真は最新の4枚(過去8年分)に相当します。これを見て、何か気づかれることはありませんか?そうです、優勝校の顔ぶれにみられる法則性 Read more...
2017/08/11

真夏の邂逅(2)…選抜決勝再現の感動から暗転!過酷な観戦で骨身に染みた”五輪招致の負の遺産”

桜島駅に降り立ったら、舞洲(まいしま)行きのバスはさっき出たばかりだという。舞洲球場(現・大阪シティ信用金庫スタジアム)のアクセスはとにかく悲惨で、最寄りであるJRゆめ咲線桜島駅からバスで最低でも15分はかかる。その上、何といってもこのバス、1時間に3本しか出ない。次を待っていては、観戦できる時間が20分以上減ってしまうそう思った私は、待機中のタクシーにすかさず乗り込んだ。
「舞洲球場までお願いします」
「おっ、上宮vs大冠(おおかんむり)が目当て?それともやっぱり、履正社vs桐蔭?」
「どっちも、ですかね」
「凄い人らしいから、入れるか心配やね」
そんな会話をしながら、タクシーはいかにも埋 Read more...
2017/08/04

真夏の邂逅(1)…東海大菅生、日大三も早稲田実も破り甲子園へ!神宮球場で交錯する人間模様

知らない人にはいつもびっくりされるものの、私と一緒に野球観戦したことのある人々であれば周知の事実の一つとして、「懇意にしているチームの試合を見る時は、必ず対戦相手の応援席に入る」というのがある。理由はズバリ、味方の応援席からは贔屓チームのベンチが見えないからである。そもそも応援席がベンチの後ろにあるのが納得がいかないと、野球を観戦するようになった子供の時分からずーっと疑問に思っていた。応援したいチームのベンチ内での雰囲気だったり、仲の良い監督さんが要所となる場面で出すサインなどを、この目でしっかり確認した上で後日彼らと談笑する際にその話をぶつけるのだから、一番見やすい席といえば何だかんだ言いなが Read more...
2017/07/28

ドイツから日本へ転勤してきたマルチな才能!明日初陣のハンドボール日本代表新監督ダグル・シグルドソン氏の素顔

すっかりスポーツコラムサイトと化してしまった感のある最近の当連載ですが、世界卓球からサッカーを経て、本日ご紹介するのは、何と、ハンドボールです!コチラの方を皆さまはご存じでしょうか?
これは昨年初夏にドイツの駅で無料配布されていたフリーペーパーで、表紙を飾るのは今年の2月3日までハンドボールのドイツ男子代表監督を務めていたアイスランド人、ダグル・シグルドソン氏(Dagur Sigurdsson)です。1973年4月3日にアイスランドの首都レイキャヴィクで生まれた44才で、選手としてはアイスランドのバルー・レイキャヴィク(?-1996)ドイツ・ヴッパータール(1996-2000)、アイスランド代 Read more...
2017/07/21

167日振りに浦和で復活!マリオ・ゲッツェ選手が罹患した「代謝性疾患」を報道から推理する

当コラムがすっかりサッカーづいてしまいました(笑)。元ドイツ代表で今月からヴィッセル神戸の一員となった「ポルディ王子」の異名をとるルーカス・ポドルスキー選手の来日話を先週コラムで取り上げたところ、いきなりその翌週に今度は同じくドイツのブンデスリーガの名門、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が日本と中国で親善試合を行うため来日というから、「まるでドイツ祭り?」と錯覚しそうな先週からの流れに驚くばかりです!(「ポルディ王子」ヴィッセル神戸加入記念!ルーカス・ポドルスキー選手来日を伝えるお宝ニュース映像を紹介)
ドルトムントと言えば、日本では「あの香川真司選手の所属先」とし Read more...
2017/07/14

「ポルディ王子」ヴィッセル神戸加入記念!ルーカス・ポドルスキー選手来日を伝えるお宝ニュース映像を紹介

この原稿が掲載される7月14日と言えばフランス革命の記念日ですが、先週の木曜日である7月6日もまた負けず劣らず「日独関係における革命的な一日」だったと言えるのではないでしょうか。その理由は同日流れた二つのニュースにあります。一つ目はおそらく日本でも大々的に報じられたであろう「日本-EU経済連携協定(EPA)」(ドイツではJEFTAと呼ばれる)における大枠合意です。もっとも、JEFTAについては少なくともドイツではハッキリ賛否が分かれてシビアな議論がなされており、これが朗報なのか悲報なのかは現時点では何とも言いようがないという位置付けです(これについては後日別稿を予定)。しかし、今日取り上げるもう Read more...
2017/07/07

まるでプロレス?!「すべての人々に結婚を」という名のドイツ同性婚法案、急転直下で可決の諸事情

2017年7月2日投開票の東京都議会議員選挙では、小池百合子都知事が党首を務める「都民ファーストの会」が大躍進、全国に衝撃を与えました。昨年8月に就任したばかりの新都知事をアイコンとする、本年1月に結成されたばかりの地域政党が、初の選挙でいきなり188万票も獲得して多数の議席を確保したという話は、昨年5月にフランス大統領に選出されたばかりのエマニュエル・マクロン氏が選挙準備のために昨年6月に新設した政党「ラ・レピュブリック・アン・マルシュ(共和国前進)」(「アン・マルシュ」から党名変更)が、本年6月のフランス国民議会選挙でいきなり過半数を獲得して第一党に躍り出たのと全く同じ構図です。これはすなわ Read more...
2017/06/30

世界卓球の社会学(4)…ドイツ代表監督ジエ・シェップ女史と国際卓球連盟会長が提案する「中国に追いつくための処方箋」

先週のコラムで取り上げた日本の「ブンダークナーベ」(天才卓球少年)こと張本智和選手は、その後も快進撃を続けているようです(世界卓球の社会学(3)「ワンダーチャイルド・張本」の育成モデルがドイツで成り立たない理由)。世界選手権に引き続き休む間もなく連戦転戦が続くITTFワールドツアーでは、ジャパンオープン(通称・荻村杯)こそシングルスで3回戦敗退、ダブルスは1回戦敗退でしたが、翌週のチャイナオープンでは見事にシングルスでベスト4進出、ダブルスでは準優勝を果たし、今週27日には14才の誕生日も迎え、張本選手の今後から目が離せません!
なお、チャイナオープンといえは、ドイツと中国との間で政治主導の中 Read more...
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