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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2011/10/28

ドイツ流「GO!GO!省エネ」はひたすら節水(1)…「すすぎ水」の衝撃体験

本年初夏に訪れた立正大学大崎校舎(東京都品川区)では、その名も「GO!GO!省エネ」と題し、在校生に節電と省エネへの協力を呼びかけていました。その具体的項目を見ると、日本における省エネには、その気合の入り方において、「空調>照明>水」という暗黙の優先順位があるのではないかと類推されるというのが先週までのお話でした。(わたしたちにできること(5)立正大学の取り組み:「GO!GO!省エネ」)
それが、ドイツに来ると様子が一変します。周囲のドイツ人の日常生活を観察していると、「省エネ」「節電」よりはむしろ「節水」「水資源保護」という概念の方が色濃く、その節水信仰ぶりはほとんど宗教のようです。もちろん Read more...
2011/10/21

わたしたちにできること(5)…立正大学の取り組み:「GO!GO!省エネ」

前回の当コラムでは、立正大学大崎校舎(東京都品川区)について述べました。宗派の違いを越え、全国津々浦々の仏教系寺院にて東日本大震災の四十九日法要が執り行われたことを、私はこの立正大学訪問のおかげで知ることができました。そこには、「わたしたちにできること」「わたしだからこそできること」「わたしにしかできないこと」を実践しようとする立正大学の姿をみることができました。
そんな立正大学ですが、他にも実践しようとしていることがあったというのが今週のお話です。先週もご紹介した仏教テイストの漂う素敵なキャンパスの中を歩いていたところ、下の写真のような掲示板が目に飛び込んできたのです。「GO!GO!省エネ! Read more...
2011/10/14

わたしたちにできること(4)…立正大学の四十九日法要に思う

東日本大震災から一ヶ月半ほど経過した頃、立正大学大崎校舎(東京都品川区)を訪問する機会がありました。立正大学は日蓮宗僧侶の教育研究機関として1580年に設立された飯高檀林を前身とする大学で、名称は日蓮の著書『立正安国論』に由来、来年(2012年)には開校140周年・創設432周年を迎えるという伝統校です。そう言われてみれば、私が訪問したこの大崎キャンパス、敷地内のいたるところに仏教独特のスタイルを持つ建築物や大きな柱などが青空に向かって聳え立ち、大都会の真ん中にユニークかつ壮観な空間を形成していました。
この立正大学大崎キャンパス、足を踏み入れた途端に「東日本大震災 四十九日忌慰霊法要」とい Read more...
2011/10/07

わたしたちにできること(3)…映画『Au-delà (オドゥラ)』が今の日本に語りかける意味とは?

本年3月11日の東日本大震災以降、日本における上映が中止されたクリント・イーストウッド監督作品『Hereafter』ですが、震災前に国際線機内で鑑賞した時の印象はあまり良くありませんでした。その印象については、「シックスセンスとアンブレイカブルを足して2で割ったような映画」と以前述べました(緊急寄稿(7)ブロックされたハリウッド映画『HEREAFTER』)。シックスセンス(The Sixth Sense, 1999年)とアンブレイカブル(Unbreakable, 2000年)といえば、ともにM・ナイト・シャマラン監督・脚本、ブルース・ウィリス主演の大ヒット映画であり、ごく大雑把に形容するとしたら Read more...
2011/09/30

わたしたちにできること(2)…『ヒアアフター』ならぬ『オドゥラ』購入記

東日本大震災から2ヵ月経過した本年5月のパリでは、街角のあちこちにチャリティーイベントの告知がみられたというのが先週の内容でした。そして、そんな中を歩く私もまた、日本から遠く離れたパリの地とはいえ、日本のために何かできることはないものかと、漠然と考えていました。これは実は私に限ったことではありません。私の周囲の海外在住の日本人の方々と話す限り、みんな多かれ少なかれ同じような思いを抱きつつ日々を過ごしているようです。
ところで、この5月のパリでは、ブラリとショッピングしていた際このような売り場に遭遇しました。
シャンゼリゼ通り沿いにあるVirgin Megastoreの中の、クリント・イースト Read more...
2011/09/23

わたしたちにできること(1)…フランスのチャリティーイベント編

あの東日本大震災から、今月の11日でついに半年が経ちました。いまも避難所生活を余儀なくされている方、単身赴任や移住をした方、地元に残られている方、ご病気された方、ご家族を亡くされた方この震災がもたらす苦難や悲劇を乗り越えるべく、全国各地で頑張っておられる方々がたくさんいることを考えると、私もまたどんなに遠く離れた海外にいても、「何か私にできることはないだろうか?」と、いつも心のどこかで考えずにはいられないものです。
そして、そう考えるのは、どうやら世界中の人たちも同じであったらしいこれが今回の話です。
大震災のあった3月11日、私がフランスにいたというエピソードは、以前のコラムでもご紹介しま Read more...
2011/09/16

世界のデジアナ変換(3)…どこが地デジ先進国?ドイツと日本のテレビ受信方式の相違

先週の内容は、フランスでは地上アナログテレビ放送終了が2011年11月30日に決定しているものの、ケーブルテレビ会社による暫定的なデジアナ変換が期限を区切ることなく継続されるという話でした。フランスのホテルで遭遇したアナログ放送終了の告知テロップも(世界のデジアナ変換(1)フランスのホテルにて)、決してしつこく頻繁なものではなく、本年7月の日本のような国を挙げた「地デジ移行推進」という一大キャンペーンとは随分異なる印象でした。
ただ、テロップが一応流れるフランスはまだ良い方かもしれません。ドイツではそんなテロップすら一切お目にかかれません。もっとも、これにはいささか長い説明を要します。そもそも Read more...
2011/09/09

世界のデジアナ変換(2)…フランスのデジアナ変換

アナログ放送終了に伴うデジタル化対応を視聴者に促す警告文がテレビ画面に繰り返し告知されるのは、どうやら日本における地デジ狂想曲の専売特許ではなかったようです。先週は、フランスのホテルで遭遇した「アナログ放送の停止はもうすぐそこまで差し迫っています」(Larrt de la diffusion des chaines analogiques est dsormais imminent)というテロップについて説明しました。
では、フランスではアナログ停波はいつになるのでしょうか。先週ご紹介したフランスのケーブルテレビ会社、Numericable社のホームページを見ると、こんなQ&Aがあります(原文 Read more...
2011/09/02

世界のデジアナ変換(1)…フランスのホテルにて

先週までの「地デジ狂想曲の怪!」シリーズでは、純朴(?)な視聴者にテレビの買い替えやデジタルチューナーの配備を連日煽るように呼びかけてきた7月24日までの日本列島を挙げた地デジ化キャンペーンについて、実際のテレビ画面とともにご紹介してきました。
それでは、海外はどうなっているのでしょうか。本年5月にフランス出張の際、こんなことがありました。ホテルの壁に備えられたスタイリッシュな液晶テレビ(韓国LG社のですが)を見て、これはきっとデジタルテレビだろうと、何の疑いもなくテレビを着けたところ、このような画面に遭遇したのです。
そのときたまたま放送されていた、楽しそうなクイズ番組です。パッと見、と Read more...
2011/08/26

地デジ狂想曲の怪!(4)…泰山鳴動してデジアナ変換

3月の東日本大震災以来、デジタルテレビ放送が視聴不可能となってしまった我が家ですが、結局は2011年7月24日正午のアナログ放送終了のその瞬間まで何の対処もしませんでした。「Xデー」に向けて、テレビ画面の左下に必ず表示される「アナログ放送終了まであと○○日」の数字が刻々と減っていく日々が続きました。
写真右上に「完全移行まで1週間を切る 「地デジ難民」を減らせ!」のテロップが見えます。さすがにこの頃になると、どのテレビ局もこの手の番組が乱立状態となり、全国のアナログ視聴者を難民呼ばわりする有様です。
そして、その日がやってきました。私はその前日には出張のため家を空けておりました。しかし、そ Read more...
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