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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2011/08/26

地デジ狂想曲の怪!(4)…泰山鳴動してデジアナ変換

3月の東日本大震災以来、デジタルテレビ放送が視聴不可能となってしまった我が家ですが、結局は2011年7月24日正午のアナログ放送終了のその瞬間まで何の対処もしませんでした。「Xデー」に向けて、テレビ画面の左下に必ず表示される「アナログ放送終了まであと○○日」の数字が刻々と減っていく日々が続きました。
写真右上に「完全移行まで1週間を切る 「地デジ難民」を減らせ!」のテロップが見えます。さすがにこの頃になると、どのテレビ局もこの手の番組が乱立状態となり、全国のアナログ視聴者を難民呼ばわりする有様です。
そして、その日がやってきました。私はその前日には出張のため家を空けておりました。しかし、そ Read more...
2011/08/19

地デジ狂想曲の怪!(3)…テレビ俳優が生放送で「脱テレビ宣言」しても許される国

2011年3月11日の東日本大震災は、はるか離れた東京のわが自宅にも思わぬ被害をもたらしました。我が家唯一の地デジ受像機であるリビングの大型液晶テレビがまさかの液晶割れで、当時全国に29万世帯と呼ばれた「地デジ未対応世帯」に晴れて仲間入りです。高額商品破損のショックがあまりに強すぎたためか、完全デジタル移行まであと4ヶ月半というのに何の対策手段も講じず日々が過ぎ、「地デジ移行まであと○○日!」の数字ばかりが着々と減っていきました。
このままだと、7月24日以降にテレビが見れなくなる!さて、どうしよう?多少は焦りもあった私ですが、6月に出張で訪れたイタリアのフィレンツェにて、この問いに対するとん Read more...
2011/08/05

地デジ狂想曲の怪!(2)…一瞬にして地デジ視聴不可能世帯になった我が家

先週は、「受像機のデジタル化に対応できていないいわゆる地デジ未対応世帯は6月末時点で29万世帯、7月24日のデジタル移行時点で多くて10万世帯」という報道を引用しつつも、「実際はもっと多いと思う」と述べました。その根拠はズバリ、既に地デジ視聴対応を完了していたはずの我が家に突然降りかかった、思わぬ形での震災被害という経験であります。
ご存知の通り、2011年3月11日の東日本大震災では岩手・宮城・福島の東北三県が甚大な被害を受け、このためにこの三県における地デジ移行自体も延期されました。それに引き換え、東京都23区内にある我が家は、確かに大きく揺れたようですが、怪我人もなく、東北と比べたら被害 Read more...
2011/07/29

地デジ狂想曲の怪!(1)…日本版パニック大作戦の始まり?!

日本では2011年7月24日、東日本大震災で甚大な被害に逢った東北三県(岩手・宮城・福島)を除く全国44都道府県において、ついにアナログ放送が終了したようです(まだ私本人がこの目で確認できていない)。7月中旬に日本に一時帰国した私は、テレビ画面の左下に連日大変目立つようにデカデカと表示される「アナログ終了まであと○○日」というのがどうも落ち着かず、何だかとんでもなく急かされているように感じていました。アナログ停波のXデーが迫るにつれ、黄色いジャンパーを着た「デジサポ」こと、総務省テレビ受信者支援センターの面々が、地デジGメンよろしくデジタル化未対応世帯を嗅ぎつけては、家屋の配線やらチューナーの接 Read more...
2011/07/22

震災直後の甲子園から見える世界(6)…大食い版「ナイター(照明点灯試合)」の意味

 一、試合間インターバルを短縮しナイター試合(照明点灯試合)を極力なくすことを目標にする。
この文章は、震災直後に第83回選抜高校野球大会(主催:毎日新聞社、日本高等学校野球連盟)を開催するために提示された七つある条件の中の一つです。先週のコラムでは、この中の「試合間インターバルを短縮」という部分について大食い番組の観点から述べてみました(震災直後の甲子園から見える世界(5)大食い版「試合間インターバル短縮条項」)。しかし、実はこの文章には、大食い番組を連想させる言葉がもうひとつ入っていることに気づきます。それが「ナイター試合(照明点灯試合)」で、今週のテーマです。
『元祖!大食い王決定戦』 Read more...
2011/07/15

震災直後の甲子園から見える世界(5)…大食い版「試合間インターバル短縮条項」

東日本大震災直後となる本年3月23日から14日間にわたり開催された第83回選抜高校野球大会(主催:毎日新聞社、日本高等学校野球連盟)ですが、一時は危ぶまれた開催にゴーサインを出すために、事前に七項目の条件を設定しました。その中の一つに:
 一、試合間インターバルを短縮しナイター試合(照明点灯試合)を極力なくすことを目標にする。
というのがあります(以下・試合間インターバル短縮条項)。この「試合間インターバル」という単語を聞くと、皆様は何を思い浮かべるでしょうか。私の場合、ここで出てくるのが大食いです。一見接点が無さそうにみえる野球と大食いですが、実は大食い番組にも試合間インターバルの規定があ Read more...
2011/07/08

震災直後の甲子園から見える世界(4)…わたしたちにできることを考える

季節は七月、もうすでに一部の県では夏の甲子園の予選が開始されている頃ですが、異例ずくめだった先のセンバツ大会の開催要項について引き続き振り返ります。というのも、これは次の夏の甲子園大会の運営という観点にとどまらず、大食い選手のあり方や、ひいては今後の日本が歩むべき道筋を考える際にも参考になる、重要なポイントだと考えるからです。
今週考えるのは、「私たちにできることは何か?」ということです。被災地にて被災した者、被災地に近い地区に住む者、被災地から遠く離れて住む者それぞれが分断されることなく一致して助け合うことができればそれが理想であり、第83回選抜高校野球大会でもまた、そのような理想を実現化す Read more...
2011/07/01

震災直後の甲子園から見える世界(3)…笑顔の封印

2011年3月23日開幕の第83回選抜高等学校野球大会(主催:毎日新聞社、日本高等学校野球連盟)は、例年と異なる諸条件を付けての開催となりました。昨年までであれば、雄たけびにガッツポーズ、満面の笑顔、額や頬をつたう汗に涙などが珍しくもなく甲子園球場に溢れておりました。それが、今回の2011年3月11日の東日本大震災により、大会を取り巻く事情が大きく変わりました。「試合時間短縮」「鳴り物禁止」といった明文化された条項をもとに大会が進む一方、明文化されていない独特の空気が空気が球場を支配したのか、大会期間中を通して非常に目についたのが「笑顔の封印」という現象でした。
ちなみに、開会式で選手宣誓をし Read more...
2011/06/24

震災直後の甲子園から見える世界(2)…「食い音を挿す」日本のバラエティ

前回は、高校野球の二大大会の一つである今春の第83回センバツ大会において、東日本大震災に伴う臨時措置として適用された「鳴り物禁止条項」について取り上げました。応援スタイルの超シンプル化ともいえる甲子園の激変に、大会の盛り上がりが懸念されたものの、始まってみればどっこい、プロ野球界でも何度か試行されながらなかなか実現が叶わなかった「球音を楽しむ日」の魅力が全開という、後々振り返れば歴史に残ること間違いなしの独特の雰囲気を醸し出した大会となりました。今後の高校野球の行く末や理想的なあり方について、関係者およびファンに大いに再考を促す内容となったようにも見えました。おそらくこれには、元祖「球音を楽しむ Read more...
2011/06/17

震災直後の甲子園から見える世界(1)…鳴り物禁止条項

3月23日開幕の第83回選抜高等学校野球大会(主催:毎日新聞社、日本高等学校野球連盟)は、東日本大震災に伴う諸般の事情によってその姿を大きく変えながらも開催され、東海大相模(神奈川)の優勝と九州国際大付(福岡)の準優勝という形で無事に全大会期間日程を終了することができました。
ただ、その「諸般の事情」と「その姿を大きく変えながら」という部分は、甲子園にとっては大事件であり、実に色々なことを考えさせるものでした。例えば、今回の選抜大会開催にあたっては、七項目の条件が課せられたと発表されましたが(緊急寄稿(12)国難の中でのセンバツ)、これらの項目の中でも特に大会全体の雰囲気に大いなる影響を及ぼし Read more...
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