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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2011/06/24

震災直後の甲子園から見える世界(2)…「食い音を挿す」日本のバラエティ

前回は、高校野球の二大大会の一つである今春の第83回センバツ大会において、東日本大震災に伴う臨時措置として適用された「鳴り物禁止条項」について取り上げました。応援スタイルの超シンプル化ともいえる甲子園の激変に、大会の盛り上がりが懸念されたものの、始まってみればどっこい、プロ野球界でも何度か試行されながらなかなか実現が叶わなかった「球音を楽しむ日」の魅力が全開という、後々振り返れば歴史に残ること間違いなしの独特の雰囲気を醸し出した大会となりました。今後の高校野球の行く末や理想的なあり方について、関係者およびファンに大いに再考を促す内容となったようにも見えました。おそらくこれには、元祖「球音を楽しむ Read more...
2011/06/17

震災直後の甲子園から見える世界(1)…鳴り物禁止条項

3月23日開幕の第83回選抜高等学校野球大会(主催:毎日新聞社、日本高等学校野球連盟)は、東日本大震災に伴う諸般の事情によってその姿を大きく変えながらも開催され、東海大相模(神奈川)の優勝と九州国際大付(福岡)の準優勝という形で無事に全大会期間日程を終了することができました。
ただ、その「諸般の事情」と「その姿を大きく変えながら」という部分は、甲子園にとっては大事件であり、実に色々なことを考えさせるものでした。例えば、今回の選抜大会開催にあたっては、七項目の条件が課せられたと発表されましたが(緊急寄稿(12)国難の中でのセンバツ)、これらの項目の中でも特に大会全体の雰囲気に大いなる影響を及ぼし Read more...
2011/06/10

緊急寄稿(12)…国難の中でのセンバツ

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震および続発した津波により、大いに影響を受けた例として比較的早い段階からその名が頻繁に報道されていたのが、仙台市にある東北高等学校であったかと思います。というのも、同校硬式野球部が3月23日開催の第83回選抜高等学校野球大会(主催:毎日新聞社、日本高等学校野球連盟)の代表校でありながら、大会出場2週間前に突然襲い掛かってきた大災難に、一時は大会出場辞退も懸念されるほどの深刻な事態に陥っていたからです。
東日本大震災を受けて開かれた日本高等学校野球連盟の臨時運営委員会において、それまでの賛否両論渦巻く議論の末、ついに「センバツ予定通り開催」の最終決定が出た Read more...
2011/06/03

緊急寄稿(11)…現在の全日空アップルジュース事情

全日空の国内便における機内ドリンクサービスは、2010年4月以降有料化されました。とはいっても、水と緑茶(熱・冷)は今も無料であり、これに加えて有料化以降も「サービスドリンク」の名で無料提供される飲料が必ずあります。有料化直後の一時期、スターバックスコーヒーが「試飲」と称して無料でしたが、最近では「サービスドリンク」といえばアップルジュースが定着したようです。
先週の原稿では、2011年3月11日の東日本大震災以降、そのアップルジュースに異変が起きたことを説明しました(緊急寄稿(10)アップルジュースに起きた異変)。それまでは薄白黄色に濁ったタイプのもののみ提供されてきたのが、震災以降は白ワイ Read more...
2011/05/27

緊急寄稿(10)…アップルジュースに起きた異変

先週までは、本年3月11日発生の東日本大震災が全日空国際線のシートプログラムに与えた影響について述べました。今回は、同じ全日空でも国内線の機内サービスについて取り上げてみたいと思います。
2010年4月以降、全日空の国内線では機内ドリンクサービスが有料化されたというニュースをご記憶の方も多いと思われます。といっても、全ての飲み物が有料化されたわけではなく、水と緑茶は元々無料なのに加え、搭乗月に応じて何らかのキャンペーンとして無料になるドリンクがあります。2011年3月に搭乗した際、「アップルジュース」がフリードリンクのリストに載っていました。このアップルジュース、これまでのANA国内線では薄白 Read more...
2011/05/20

緊急寄稿(9)…映画『DEJA VU』が日本へ発するメッセージ

2011年3月11日に東日本を襲った東北地方太平洋沖地震から、早くも二ヶ月以上経過しています。『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)の収録が終わった3月上旬には、まさか日本がこんなことになるとは想像もできませんでした。この収録後に日本と欧州を往復した際、往路では見れたのに復路ではブロックされて見れなくなっていたのが、先々週ご紹介したハリウッド映画『HEREAFTER』でした(緊急寄稿(7)ブロックされたハリウッド映画『HEREAFTER』)。一方、往路・復路のいずれもブロックされずに見ることができた映画の中から今週ご紹介したいのが、2006年公開のアメリカ映画『DEJA VU』(監督:トニー・スコ Read more...
2011/05/13

緊急寄稿(8)…ブロックされなかったハリウッド映画の共通点

前回のコラムでは、『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)の海外ロケ終了後に日本と欧州の間を往復した際、飛行機内のシートプログラム(全日空・日本-欧州便・2011年3月)に異変があったと述べました。3月上旬に見ることのできたクリント・イーストウッド監督作品『HEREAFTER』が、作品内に2004年スマトラ大地震に伴う大津波の再現シーンがあるとして、3月下旬にはブロックがかかって見れなくなっていたという内容でした(緊急寄稿(7)ブロックされたハリウッド映画『HEREAFTER』)。
なお、その他のハリウッド映画はというと、ブロックされたものはありませんでした。とはいっても、上映映画リストを見て思う Read more...
2011/04/29

緊急寄稿(7)…ブロックされたハリウッド映画『HEREAFTER』

前回までは、日本で起きた大災害である東北地方太平洋沖地震が他国であるドイツに及ぼした数々の異変について述べてきました。今回は、ドイツから日本へのフライト移動の際に起きた異変についてご紹介したいと思います。
震災から3日後となる3月14日、このようなニュースが流れました。
【東日本大震災】津波描いた映画「ヒア アフター」の上映中止(MSN産経ニュース)
「ヒア アフター」とは、震災当時全国公開中だったアメリカ映画、クリント・イーストウッド監督作品『HEREAFTER』(配給・ワーナーブラザーズ)のことで、その冒頭部に2004年のスマトラ沖地震および大津波の描写があります。東北地方の津波 Read more...
2011/04/22

緊急寄稿(6)…「ツェンカータ」に思う国際報道の難しさ

先週は、現在も進行中の福島第一原子力発電所のトラブルについて、ドイツと日本の報道スタンスの違いや国民性の相違を、「German Angst」という単語から説明を試みました。この単語が示すドイツ人のいささか心配症な国民性は、例え同じ現実を前にしたとしても、楽観的な見通しや願望よりは、最悪のシナリオを含めた厳し目のシミュレーションを提示されないと逆に不安に感じるのかもしれません。日本人には衝撃が強かったり辛辣な批判に聞こえたとしても、彼らが報じるニュースは決して「大げさに騒ぎすぎ」でもなければ、「パニックをあおる」ものでもなく、ドイツ国民が彼らなりの方法で国を挙げて福島をはじめとする日本の深刻な状況 Read more...
2011/04/15

緊急寄稿(5)…「German Angst」から「民族大移動」へ

先週は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震および続発する福島の第一原子力発電所の事故以降、海外のお天気サイトが日本の気象情報を連日発信するようになったという話をしました。先週ご紹介したDWD(Deutscher Wetterdienst: ドイツ気象局)、ZAMG(Zentralanstalt fr Meteorologie und Geodynamik: オーストリア国営気象局)およびスイスMeteoMedia社のホームページはいずれもドイツ語であり、「どうしてこの手のサイトはこうもドイツ語ばかりなのか?」と、当初は不思議に思ったものでした。もっとも、実は台湾やノルウェーも同様のシミュレ Read more...
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