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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2018/02/16

ドイツで観る平昌五輪(1)…五輪選手の出身地ランキングの日独比較から浮かび上がるウィンタースポーツの真実

ついに平昌五輪が始まりました。ご存じか分かりませんが、今大会のドイツは目下のところメダルランキング1位を独走中(2月14日現在)です!開幕から5日連続で複数枚のメダル獲得、しかも一日も欠かすことなく5日間で金7枚・銀3枚・銅2枚という急ピッチでのキンキラ(?!)ぶりに、テレビのアナウンサーやレポーターの声は終始上ずりっぱなし、メダリストたちは後日別競技にもエントリーしているにも関わらずインタビューをハシゴしてから深夜(現地時間)までドイツハウスの祝勝会でシャンパン掛けに興じ、ドイツ国民はそろそろドイツ国歌を聞き飽きつつあるという、贅沢千万としか言いようのない「嬉しい誤算」となっております(笑)。 Read more...
2018/02/09

ラトビア選手に驚きの続報、そして一向に盛り上がらないドイツの五輪ムード

平昌五輪こと第23回オリンピック冬季競技大会(韓国・平昌、2018年2月9日~25日)も、いよいよ今日が開会式です。必然的にこの数日、各局の朝のニュースショーや夜のドキュメンタリー番組において、明らかに韓国の話題が増えてきました。中でも、私が大好きで当コラムでもよく紹介する朝の情報番組『Volle Kanne』では、ついに来たというべきか、今日の料理に韓国料理が満を持して登場です!しかも、いつもなら番組コックは録画出演なのですが、この日は派手なショッキングピンクのシャツを着て生放送に生出演!ゲストのトークの合間にも背後で白菜やニンニクがチラチラ見えていましたが(笑)、「チヂミ」「キムチ」「ユッケ Read more...
2018/02/02

五輪直前のドーピング問題に急展開!ラトビア選手の苦悩からドーピング検体ボトルの欠陥まで

この原稿が掲載されるのは、平昌冬季五輪開幕までちょうど1週間後というタイミングです。ここに来てドイツでは、ドーピング関連報道が急展開を見せています。というのも、1月29日夜オンエアされたばかりのARD恒例のドーピング追及ドキュメンタリー『Geheimsache Doping』(直訳すると『ドーピングという秘め事』)の最新版の内容が衝撃的すぎて、翌朝からテレビもラジオも新聞もこの話題で大騒ぎしているからです。
ARDドキュメンタリー『Geheimsache Doping』シリーズといえば、当コラムでもつい最近紹介したばかりでした(ドイツの五輪放映権トラブルとロシア選手団の派遣禁止が問いかけるオリ Read more...
2018/01/26

広辞苑第七版の発売で振り返る読売テレビの伝説の深夜番組『週刊テレビ広辞苑』

今年の1月14日(金)、国民的な国語辞典として長い歴史を持つ『広辞苑』(岩波書店)が実に十年振りの大幅改訂を行い、最新版となる第七版が全国の書店に一斉に並びました。新たに加わった単語、採用を見送られた単語テレビも新聞もこのニュースを大きく取り上げました。また、「しまなみ海道」の「大島」(今治市)を「周防大島」(山口県)と間違えるといった誤りが発売直後から相次いで指摘され、「重版で訂正」するものの時期は「未定」と公表され(参考サイトA)、刻々と移りゆく現代社会を10年に一度の紙媒体が改訂でカバーすることがいかに困難であるかを目の当りにする事態となりました。
しかし、そんなドタバタ劇を前に、私が思 Read more...
2018/01/19

「カヌーでドーピング」から連想するドイツの金メダリストの写真、ノルウェーのレジェンド、そして手元のドリンクボトル

今年の1月9日、驚くべきニュースが日本を駆け巡りました。カヌー・スプリント競技で、現役選手がライバルである他選手の飲み物にドーピング薬物を混入したという事件です。2年半後の東京五輪を34才で迎えようという鈴木康大選手(32)は、カヌー・スプリントのカヤック4人乗りというカテゴリーにおいて自らの代表選出に危機を感じたことから、昨年9月の日本選手権の際、よりによって自分を慕っていた若手成長株の小松正治選手(25)のドリンクボトルに本人の目を盗んで禁止薬物である筋肉増強剤を混入、これにより小松選手は実際にドーピング検査で陽性となり、4年間の暫定資格停止処分を受けて今に至っていました。幸い、鈴木選手の告 Read more...
2018/01/12

新春早々「羽生結弦ブーム」を取り上げたニューヨークタイムズ記事とそのキーワード

新年早々、移動中に手にした新聞を開いたら、こんな見出しが目に飛び込んできました。タイトルは『母国からの期待を一身に背負うスレンダーなスケーター』(A slender skater carries the weight of a nation)、写真は4年前のソチ五輪のフリー演技における羽生結弦のイナバウアー姿です。
スケートに詳しくない人間がこの写真だけ見たら、一体どういう生き物かと首を捻ったり、紙面を逆さまにしたり裏返したことでしょう(笑)。私が手にしたこの記事は1月8日のニューヨークタイムズ(以下、NYT)の国際版ですが、元々はNYTに1月4日に掲載された記事の再掲だったようで、オンライン Read more...
2017/12/29

ドイツの五輪放映権トラブルとロシア選手団の派遣禁止が問いかけるオリンピック中継の存在意義

来年2月9日から開催される平昌五輪に向けて、各競技の代表選考が各国で着々と進んでいます。日本で人気のフィギュアスケートも、全日本選手権が先週ついに閉幕、悩ましかった五輪代表の顔ぶれもようやく決定しました。特に紛糾が予想された女子シングルでは、宮原知子選手と坂本花織選手というスケートアメリカでも全日本選手権でもワンツーフィニッシュだった2人の選出という線に落ち着いたものの、つくづく昨年の世界選手権で3枠確保さえできていればと、もったいない気持ちにさせられます。
なお、前回コラム執筆時はまだ決まっていなかったドイツのフィギュアスケート五輪代表も既に決定しています。当コラム頻出の平昌五輪優勝候補筆頭 Read more...
2017/12/15

グランプリファイナルin名古屋(2)…ついに本気モードに突入!ドイツメディア、異例尽くしの五輪シーズン前哨戦

先週閉幕したフィギュアスケートのグランプリファイナル(2017年12月7日~10日、名古屋・日本ガイシホール)には、色々な意味で驚かされました。平昌五輪まであと2カ月に迫るタイミングだけのことはあり、この大会に対するドイツメディアの報道姿勢が明らかに例年とは比較にならないほど熱気を帯びてきていることに気付いたからです。
まず最初のサプライズは、先々週の当コラムでも言及したばかりのドイツペア、アリオナ・サフチェンコ/ブリューノ・マッソ(Aliona Savchenko / Bruno Massot)組の世界歴代最高得点での圧勝でした(グランプリファイナルに向けて日本では完全無視?!世界が注目する Read more...
2017/12/08

グランプリファイナルin名古屋(1)…テレ朝実況の顔ぶれで気づいたフィギュアスケートと高校野球の意外な接点

先週の記事で紹介したフィギュアスケートのグランプリファイナルは、名古屋の日本ガイシホール(正式名称は名古屋市総合体育館)で開催中で、この原稿が掲載される頃はちょうどショートプログラムが終わったあたりでしょうか。もっとも、先週の時点と比べると、いつの間にか出場選手の変更があった模様です。中継を担当するテレビ朝日のホームページを再度確認してみたところ、あらら、写真が指し替わっているではありませんか!
何だか、「上と下の絵で違っているところは何か所?」という間違い探しクイズみたいですね(笑)。これらの写真はいずれも同一サイト(参考サイトA)からのスクリーンショットですが、上が先週の原稿作成時点、そし Read more...
2017/12/01

グランプリファイナルに向けて…日本では完全無視?!世界が注目するペア競技の「アラサー女子旋風」

ウィンタースポーツの世界も、いよいよ本格的にオリンピックシーズンに突入です。この原稿が掲載される12月1日といえば、韓国・平昌五輪(2018年2月9日~2月25日)からちょうど70日前というタイミングに相当します。そのためか、最近のドイツのスポーツ中継では右上に小さく「五輪まであと○○日」という文字を見かけることが増えました。
例えば、先週のスケートアメリカの結果を伝えるスポーツ専門チャンネルEUROSPORTのニュースはこんな感じですし、
(2017年11月27日、Eurosport Newsより。右上の五輪マークの下には「五輪まであと74日」の文字。写真中央で背を向けているのは、男子シ Read more...
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