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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2013/09/20

『風立ちぬ』のセリフが思い出させたドイツでの小学校時代と昨今の人種差別の現実

『風立ちぬ』のセリフが思い出させたドイツでの小学校時代と昨今の人種差別の現実
前回は、宮崎駿監督作品『風立ちぬ』および妹尾河童原作作品の映画化である映画『少年H』の共通点として、その多言語主義(マルチリンガリズム)を挙げました。外国語のセリフが当然のように字幕なしで流され、原語の意味が分からない者は前後の文脈から類推するしかないというそのスタイルは、日頃の日本における過剰な字幕ばかりあふれきった報道やバラエティ番組に慣れた身では随分と「不親切」な印象を受けます。もっとも、ドイツでテレビをつければ21世紀の今になってもその報道やバラエティ番組にはいまだに字幕も何もなく、視聴者はひたすらにヒアリン Read more...
2013/09/13

映画『風立ちぬ』と『少年H』にみるマルチリンガリズム(多言語主義)の時代

わが生活の中で、ここ数年とそれ以前との間に大きな相違があるとすれば、それは「映画館に足を運ぶ回数」に尽きるのではないかと思います。学生時代には映画館の多数ひしめく大都会に下宿を構え、友人連中にもコアな映画ファンや演劇オタクがやたらと多かった割に、私自身は映画にハマることもなく、まして映画館に足を運ぶ機会など、年に1~2回あるかどうかといったところでした。それが、ここ数年はその「年に1~2回」すら「ほぼ皆無」にまで落ち込んだのですが、その最大の要因はドイツとの往復等で国際線フライトへの搭乗機会が激増したことにあるのは間違いありません。どの航空会社も顧客獲得に必死とみえて、公開間もない話題の最新作で Read more...
2013/09/06

異例尽くしの甲子園(3)…史上初の完全休養日に観た映画『風立ちぬ』の思わぬ”裏テーマ”

前例のないことが色々とあった今年の甲子園ですが、3連戦防止の観点から準々決勝と準決勝の間に大会史上初となる「完全休養日」が導入されたことは、選手にとっても観客にとっても望ましいことだったと思います。今までは、雨天順延のため「図らずも休養日になった」というケースこそありましたが、元々の大会日程に丸々一日の完全休養日があらかじめ組み込まれるというのは、今大会が初の試みです。高校野球といえばトーナメントとしての性格上、甲子園でも地方大会でも大会後半のスケジュールが過酷になることが避けられません。かといって、これを解消すべく休養日を設けるとなると、入場料収入が丸一日ゼロとなるのみならず維持コストがかかっ Read more...
2013/08/30

前代未聞の珍光景in甲子園(2)…弘前学院聖愛(青森)の比類なき「お作法」3連発!

今年の甲子園は、前橋育英(群馬)の初出場初優勝で幕を閉じました。群馬県勢の優勝は1999年夏の桐生第一以来14年振りの快挙となりました。大会後半をほんの数日しか見ることのかなわなかった私ですが、それでもこの大会には幾多の楽しい発見があり、後々の思い出に残ることの間違いない大会と言えそうです。なぜなら、今大会が甲子園観戦歴ン十年の私から見ても非常に珍妙な光景のオンパレードだったからであり、その中でも筆頭格と言える存在が、これまた今大会が初出場となる青森代表・弘前学院聖愛(以下、聖愛)です。そのかつてないほど独特なお作法は、見る人々の心に強烈な印象を残していきました。それでは、その「お作法」について Read more...
2013/08/23

猛暑の異常気象だけじゃない!前代未聞の異変が続く今年の甲子園(1)

猛暑の異常気象だけじゃない!前代未聞の異変が続く今年の甲子園(1)
今年の夏の甲子園は第95回記念大会ということで、「毎試合後抽選」「準々決勝翌日の休養日導入」など従来からの変更を色々と凝らしているようです。なお、私事ですが、今年の観戦は一時帰国延期の関係で3回戦からとなりました。しかし、今春の選抜大会以来5か月弱振り、ワクワク・ドキドキと喜び勇みながら甲子園球場に到着した私は、いきなり度胆を抜かれるショックに見舞われます。私を待ち受けていたもの、それは入場料の容赦ない大幅値上げでありました。
今年の選抜大会までは1600円だったネット裏(中央特別自由席)が2000円になっています。実 Read more...
2013/08/16

ドイツでも猛暑、フランスでは雷雨!今年の世界的異常気象と地球温暖化との関係

今年の日本は猛暑が続き、熱中症も多く発生していると聞いております。そしてドイツでは、昨年は異例の冷夏のため8月でも暖房が必要だったほどで、昨冬も異例の寒さだったというのに、今年は一転してかつてない猛暑を迎えております。本年7月にはサハラ砂漠からの熱気を運ぶ高気圧「アンナ」の影響でドイツの最高気温が30~36度と観測史上最高となったことが話題になりましたが、さらに8月に入ってからも天気予報はこんな調子で()温度表示が真っ赤っかの日が続き、元々暑さに弱い暑がり屋さん揃いのドイツ民族が一斉に音を上げておりました。
海沿いの北部でも、アルプス寄りの南部でも、東でも西でも大差はありません。気温が3 Read more...
2013/08/09

フランス映画HIROSHIMA MON AMOUR」の再公開、そして8月6日のイタリア報道が問いかけるもの

先月、パリを地下鉄で移動していた時のことでした。通路に突然現れたこの広告看板、それはもうデカデカと存在感を発揮していました。
背景は日の丸のようですが、『ヒロシマ・モナムール』って何?白黒映画のようですが、金髪女性の後ろに日本人男性の組み合わせは何?しかも、よく見たらこの男性、岡田英次さんではありませんか(かつての田宮二郎主演の『白い巨頭』の内科教授役が有名か)。岡田英次さん、若い!等々、いろいろな思いが一気に脳内を交錯し、人通り激しいメトロの通路の真ん中でしばらく看板に見入ってしまうのでありました。
看板の一番上には「7月17日より公開」とあります。ポンピドゥーセンター向いの映画館で Read more...
2013/08/02

「下剋上の乱世」と化した最近の高校野球事情とは?

日本全国各地で大気の状態が不安定となり、豪雨や雷雨が続いているようです。毎年恒例の隅田川花火大会がその36回にも及ぶ歴史上初めて中止となったとの報道には大変驚きました。それでも、この原稿が掲載される頃には、あちこちで雨天順延に見舞われた高校野球の地方予選も全て終了し、8月8日より阪神甲子園球場で開催される第95回全国高等学校野球選手権大会の全代表校が決定しているのではないかと思われます。
既に決定している代表を見る限り、初出場校が例年にも増して多くなりそうで、フレッシュな顔ぶれの多い大会となるようです。今年は一時帰国の日程が合わず、地方大会をほとんど観戦できなかったのですが、例外的に観戦する機 Read more...
2013/07/26

日本を席巻する『今でしょ!』センセイのバブルに思う

先月、日本で出張仕事の機会があり、滞在先のホテルでテレビを何気なく着けたら、こちらの男性が目に飛び込んできました。
各局出ずっぱりの人気を誇るこの男性、事あるごとに「今でしょ!」なるフレーズを連発している(というよりは、連発するように仕向けられている、というべきか?)のですが、実は私、この男性を目にするのも、その決め台詞を聞くのも、このときが全く初めてでした。この「今でしょ!」、流行語大賞も狙えるかというほど既に日本全国に浸透しているというのだから、ただただ驚くばかりです。
コチラは、学校が嫌いで飛び出したという若者たちを前に、学ぶことの大切さを熱~く訴えるという番組のようです。テ Read more...
2013/07/19

フィギュアスケーターの人生設計を考える(3)…イタリア人コーチはストップウォッチがお好き?!

最近、フィギュアスケートに関する報道が日本の雑誌や新聞、ワイドショー番組などを賑やかにしています。フィギュアスケーターといえども芸能人ではなくアスリート、それ以前に一人の人間であり、その人生の選択、つまり生き様そのものがここまで話題を呼ぶということ自体、フィギュアスケートの日本における関心の高さをそのまま表しているのでしょう。日本でのその報道は、ドイツでいえばプライベートの華やかさで有名な元・テニス選手のボリス・ベッカー氏を思わせる過熱ぶりです。ドイツでは、今は芸能人になっておりプライベートもそれなりに話題性がある元・フィギュアスケート選手のタンヤ・シェフチェンコさんですら報道が少なく、まさにフ Read more...
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