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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2014/11/14

羽生結弦選手の中国杯での衝突事故をドイツメディアはどう報じたか

先週末に上海で開催されたフィギュアスケートのグランプリシリーズ中国杯「カップ・オブ・チャイナ」は、男子シングルでショートプログラム2位の羽生結弦選手と同3位の閻涵選手(中国)が本番直前の6分間練習で激突、ともに頭部打撲と流血の切創を負い、棄権が懸念されるたものの両名とも結局演技をしたことで話題となりました。日本での論調は「逆境での闘志に感動した」というものと「医学的にはとんでもないこと。感動で片づけてはいけない」というものに二分され、各方面からの議論を巻き起こしているようですが、今はとにかく、両選手には後遺症が残ったりすることのないよう、医療関係者の観察のもと、しっかり静養していただきたいと願う Read more...
2014/11/07

ドイツに流行語大賞があったなら(4)…隠れて見えない水面下の氷山「ドゥンケルツィッファー(ヤミ数字)」の意味

今年のドイツを賑わした単語を「ドイツ版流行語大賞」と題して色々考えてきたこのコラムも、先週で打ち止めにして別のネタに移行する予定だったのですが、今週に入ってついにグランプリ候補の大物が登場です!このため、日本シリーズであっさり敗退した阪神タイガースとは異なり、こちらは思わぬ延長戦に突入です。その単語とはズバリ、「Dunkelziffer(ドゥンケルツィッファー)」。ドゥンケルとは「暗い」「闇の」、ツィッファーとは「数字」の意味で、直訳すれば「ヤミ数字」と申しましょうか。日本では「氷山の一角」という表現がよく使われますが、ドイツでは氷山の上に出ている一角よりもむしろ、水面下に隠れている部分に焦点を Read more...
2014/10/31

ドイツに流行語大賞があったなら(3)…急浮上の注目単語「アクショニスムス」の難解ながらも深い意味

ドイツにもし流行語大賞があるとしたら、どの単語が今年のノミネート候補になりそうか?そんな思い付きからスタートした最近の連載ですが、ここにきて大物登場の兆しです。それが、最近のエボラ出血熱の大流行に関連してドイツメディアに妙に頻繁に登場するようになった「アクショスムス(AKTIONISMUS)」という単語です。これは「行動」を意味する「アクション」(Aktion:英語ではaction)に「~主義」という意味の「~イズム(-ismus:英語では-ism)」を付加した単語のドイツ語版で、文字通り訳せば「行動主義」となります。
しかし、この「アクショニスムス」はどうやらドイツ語独特の超難解な単語らしく Read more...
2014/10/24

ドイツに流行語大賞があったなら(2)…下半期大賞候補は「パニック」?!

最近の報道を見る限り、西アフリカではエボラ出血熱の流行がかなり深刻な局面を迎えているようです。昨年末のギニアでの発症例を皮切りに、一旦は収束するかに見えたものの、本年6月にはリベリア、シエラレオネと相次いで感染者が発生し、一気に増大していきました。これらの国々で相次いで非常事態宣言が出され、国境封鎖ないし出入国規制などの水際作戦や、国境なき医師団を始めとする世界からの医療スタッフの応援も加わりましたが、感染拡大の制御がままならないのは心配です。8月頃からは、聖職者や医療スタッフの感染者を米国ないし欧州へ搬送して治療するケースも報じられるようになり、ドイツも既に何人か患者を受けて入れています。
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2014/10/17

ドイツに流行語大賞があったなら(1)…サッカーを哲学にした?上半期大賞候補「デームート」

先日のユーロ2016の予選で、ドイツがポーランドに敗れるという波乱がありました。過去18回の対戦で一度も負けたことのない相手に対し、ユニフォームの胸の☆を一つ増やし現役世界王者として晴れやかに臨むはずのドイツでしたが、新主将に就任したシュワインシュタイガー選手がW杯前に手術した踵の経過が思わしくなく再手術を12月に控えているのみならず、他にも有力選手の欠場が相次ぎ、19回目にして初黒星を喫してしまいました。ついこの間までは飛ぶ鳥を落とす勢いの快進撃だったW杯とは打って変わり、新生ドイツの門出はまだまだ多難なようです。
しかし、今となってふと思い出すのは、先にW杯大会期間中にドイツ代表監督ヨアヒ Read more...
2014/10/10

第三の摂食障害「BED」にご用心!ドイツメディアの大合唱が教えてくれた「大食い」の本質

70年振りの国内発生となったデング熱に関する報道がようやく一段落したかと思ったら、今度は御嶽山の噴火や、それに追い打ちをかけるように相次ぐ台風など、最近の日本は随分と波乱の様相を呈しているようです。せっかくこれから秋の行楽シーズンという時期に、一体どうなってしまうのでしょうか。さらに世界に目を向ければ、アフリカでのエボラ出血熱の流行もまた、確定的に有効な治療法がまだ存在しないだけに、今後の展開が心配です。
しかし、そんな世界の流れとは一線を画すかのように、9月29日の月曜日、とある病気がドイツのメディアで大々的に報じられました。その病気とは、いわゆる「拒食症」「過食症」に次ぐ「第三の摂食障害」 Read more...
2014/10/03

オクトーバー・フェスト大特集!ドイツの記事から知るビールの効能や欠点

猛暑の夏を過ぎ、ドイツ全土のビール党がジリジリと待ち構えていた楽しい秋がやってきました。この原稿が掲載される10月といえば、ドイツでは何と言ってもオクトーバー・フェストに尽きます!オクトーバー・フェストといえば200年以上の長き歴史を誇るビールの祭典ですが、実は意外や意外、近年のドイツではビールの消費が落ち込んできているそうで、入れ代わるようにノンアルコールビールが売上を伸ばしています。ノンアルコールビール大躍進の一番の理由は「車の運転に響かないから」という点にあると思われますが、それに加えて最近のドイツ人の健康志向の高まりや、他国に類を見ないドイツのノンアルコールビール自体の美味しさも重要なポ Read more...
2014/09/26

世界的大流行のデング熱!スイス発の驚きの記事と2007年大食いinバリの思い出

今年の夏の日本では、70年振りとなるデング熱の国内発生が大いに話題となりました。デング熱に限らず、我々医師は学生時代にデング熱に限らず熱帯病学の授業はみんな一通り受けてきてはいます。しかし、日本で医師として普通に臨床業務に従事し続ける限り、その手の患者に出会う機会はまず皆無と言っても良いでしょう。この21世紀に発生したデング熱騒動により、多くのドクターが若き日の一夜漬け以降すっかり錆びついてしまった知識を突貫工事で復旧、ひいてはブラッシュアップすることができたのではないかと想像します。なお、私の場合は大食いの海外ロケとの出会いが必然的にデング熱の勉強にもつながったことは、以前のコラムに書いたこと Read more...
2014/09/19

キーワード自動録画で蔓延する「相棒便乗商法」のおかげで出逢ったテレビ東京の「相棒違い」番組

現在発売中の文芸春秋十月号を読んでいたら、面白い話がありました。『新聞、テレビ「それでも私のお気に入り』という特集の中で、作家の佐藤愛子さんがお気に入り番組としてテレビ朝日系ドラマ『相棒』を挙げ、以下のように述べていました。(引用は青字)
(前略)そんな私がテレビ朝日の「相棒」だけは欠かさず見ています。(中略)この時間の「相棒」は新作ではなく再放送です。
三時五十六分になると慌てて老眼鏡を外してテレビをつけ、サンドイッチを食べ紅茶を飲みながら「相棒」を見ます。(中略)たまに来客が三時五十六分になっても帰らないでいると、イライラしてにくらしくなってくるのです。
これを読んで、私も大きくうなずい Read more...
2014/09/12

祝・全米準優勝!錦織圭選手の大ブレイクでよみがえる開星(島根)の思い出

今週火曜日の早朝、全米オープンテニスの決勝戦を前に、日本は「錦織フィーバー」に沸いていました。出社前にスポーツバーやパブリックビューイングに立ち寄られた方や、慌ててWOWWOWと契約された方もいらっしゃることでしょう。テニスの四大大会の決勝戦に日本人が進出するのは史上初の快挙だけに、日本全土が全米オープンテニスに熱い視線を注ぐのも、甲子園に浜風が吹く位に自然なことでした。
一部報道で既にご存じの方も多いかと思いますが、錦織圭選手は島根の開星中学校の卒業生です。島根の開星といえば松江市内にある私立学校で、高校は今夏の甲子園にも登場した野球の強豪でもあります。今年の甲子園での開星といえば、初戦の相 Read more...
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