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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。

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2015/09/18

U-18ベースボール・ワールドカップ観戦記(2)…開催国特権について考える

基本的にスポーツの国際大会であればどんな競技であっても、開催国のホームチームに有利な日程が組まれるのは必然なのでしょう。今回の日本開催のU-18ベースボールワールドカップの大会期間中、私が思い出していたのは2010年7月にドイツ・シュトゥットガルトで現地観戦したヨーロッパ野球選手権大会(European Baseball Championship)でした。
2010年のヨーロッパ選手権の場合、ドイツが出場する試合は常に市内のメインスタジアムでしかも夕方からの試合のみ組まれていたのに対し、他のチームは遠方のグラウンドへのバス移動を強いられ、夜の試合を戦った翌日に朝一番の試合というような、かつての Read more...
2015/09/11

U-18ベースボール・ワールドカップ観戦記(1)…大会直前の壮行試合は「瑠偉様」オンステージ!

2015 WBSC U-18ベースボールワールドカップ(8月28日~9月6日)については、つい最近まで甲子園を湧かせていた人気選手がそのまま数多く選出されている高校日本代表への関心は高く、その動向が連日ニュースで報道されていました。初の日本開催となり、日本の初優勝への期待も大きくかかっていたこの大会、日本代表チームは一次リーグ及びスーパーラウンドを合わせた7試合をコールド・圧勝揃いの七戦全勝で通過し、二年連続同カードとなるアメリカとの決勝に臨みましたがが、結果はアメリカの大会三連覇と日本の二大会連続準優勝に終わったのは皆様ご存じの通りです。
私はといえば、東海大相模の全国優勝で幕を閉じた第97 Read more...
2015/09/04

8月の黙祷(2)…35年前のボローニャ駅爆破テロ事件を豊中で語った夏

先週は、甲子園の高校野球大会において毎年行われる8月15日正午の黙祷について、写真も交えてエピソードを紹介しました(8月は黙祷の季節(1)終戦記念日の甲子園はドラマが満載!)。しかし、8月に黙祷するのは日本だけではないようです。とはいっても、今回ご紹介するような海外における「8月の黙祷」は、日本ではさほど知られてはいないのではないでしょうか。そのようなエピソードでも、私の人生の中では回りまわった末に妙な形で結局は野球につながってしまうという、今年の8月末に実際に経験した不思議な体験が今回のテーマです。
まずは、私がその「8月の黙祷」に遭遇した1年前の経緯をご紹介しましょう。2014年7月末から Read more...
2015/08/28

8月は黙祷の季節(1)…終戦記念日の甲子園はドラマが満載!

今月の8月15日正午、私は甲子園球場のスタンドに立っておりました。終戦記念日の正午といえば、全国高等学校野球選手権大会の行われる甲子園球場では毎年、正午にサイレンを鳴らして黙祷が行われるのは皆様ご存じの通りです。ここ数年、終戦記念日を甲子園球場で迎える年が続いている私にとって、今年は黙祷がどのタイミングで行われるのかも大いに気になるところでした。そんな黙祷の瞬間が、今年は大会第10日の第2試合途中にやって来ました。
まず11時半頃、第2試合「鶴岡東(山形)vs花咲徳栄(埼玉)」の3回裏終了時点のタイミングで、「きょう 8月15日は『終戦記念日』です 正午にサイレンで合図いたしますので ご協 Read more...
2015/08/14

欧州はまるでジャパンウィーク?!…「最後のカミカゼ」から「ヒロシマ」「ナガサキ」そして「センダイ」まで

この記事が掲載されるのは、ちょうど70年の節目を迎える終戦記念日の前日である8月14日です。日本では、首相談話が閣議決定されて全世界に発信されるタイミングに相当するでしょうか。その内容次第で周辺諸国との関係がどのようなものになるのか、ドイツに限らずヨーロッパ諸国は多大な関心をもって注目しているようです。最近、所用でフランス、ベルギー、オランダを移動していた私は、あまりにどの国でも日本の話題がメディア等に登場することに驚いていました。
といっても、時期が時期だけに、いつもの「マンガ」「アニメ」「日本食」という訳にはいきませんでした。ということで今回は、先月末から今までの間の欧州行脚で私が遭遇した Read more...
2015/08/07

過ぎたるは及ばざるが如し(4)…選ぶべき魚と避けるべき魚リストの図鑑と調理例を一挙公開!

先週はフランスのル・ポワンという雑誌に掲載された「魚は必ずしも体に良くない」という記事について、その理由を中心に述べた前半部分を和訳して当サイトでご紹介しました(フランスにて腰を抜かす(2)雑誌ル・ポワンが指摘する「魚は必ずしも体に良くない」の衝撃的理由)。この記事には続きがあり、後半部分には「選ぶべき魚」と「避けるべき魚」の名称が列記されています。今週は、このお魚リストを和訳して紹介したいと思います。
とはいっても、この連載をお読みいただいている皆様は必ずしも、『元祖!大食い王決定戦』(テレビ東京)と同じスタッフの手による番組を足がかりに全国区タレントとして羽ばたいたタレントの「さかなクン」 Read more...
2015/07/31

フランスにて腰を抜かす(2)…雑誌ル・ポワンが指摘する「魚は必ずしも体に良くない」の衝撃的理由

下の写真は昨年の11月、フィギュアスケートのグランプリシリーズ・フランス大会が通常のパリではなくボルドー開催となったゆえに図らずも滞在することになったボルドー市内で、スケートリンクの最寄りの某スーパーマーケットの魚売り場があまりに壮観だったために思わずパチリと撮影したものでした。海に囲まれている日本では珍しくもないと思われるでしょうが、国土が北のごく一部しか海に面しておらず国民が魚を食べる習慣がほとんど無いドイツにおいては、このような充実した魚売り場に出会う機会自体がごく限定されており、魚を食べたいと思ってもなかなか手に入らない現実があります。それだけに、漁業とワインの街で遭遇した魚売り場に「さ Read more...
2015/07/24

フランスにて腰を抜かす(1)…ル・モンドの社説が凄いことになっている件

先週、久しぶりにフランスのパリに滞在する機会がありました。といっても、年始のシャルリー・エブド事件、中国人をターゲットにした犯罪がパリで増加しているという報道、さらには最近メディアで取り上げられた日本の芸能人がフランスで受けた東洋人差別に関する記事などにビビった訳でも何でもなく、たまたま今回はフランス経由でドイツに戻ることになったというだけの、純然たる偶然でした。しかし、久々に足を踏み入れたパリ、相変わらず素敵な街でした。初めて泊まったホテルではありましたが、従来のパリ滞在時に比べてホテルのスタッフが妙に親切だったのは、ひょっとして最近のキナ臭い世相と激動の経済危機の反動の一種だったのでしょうか Read more...
2015/07/17

ギリシャ国民投票の裏で(2)…著書の表紙が動かぬ証拠!「ちょいワル」前大臣はドイツでタレント級の人気

先週の当コラムでは、7月5日のギリシャにおける国民投票を受けて電撃辞任を発表したヤニス・バルファキス(Yanis Varoufakis)前財務大臣とその美人アーチスト妻について、日本ブランドのヘルメットにまつわるエピソードを盛り込んだドイツメディアの報道を中心に簡単にまとめました(ギリシャ国民投票の裏で(1)電撃辞任のバルファキス財務相と日本のヘルメットメーカーの思わぬ場外乱闘)。
辞めてしまえば、あとは一般人として、あるいは元々の肩書でもある経済学者として、思う存分言いたい放題でも許される立場となります。バルファキス前大臣は在職中からその過激発言で知られ、国民投票前にギリシャ国民に向かって「 Read more...
2015/07/10

ギリシャ国民投票の裏で(1)…電撃辞任のバルファキス財務相と日本のヘルメットメーカーの思わぬ場外乱闘

先の日曜日のギリシャにおける国民投票は、欧州連合からの金融支援の条件として提示されている財政緊縮策に対してノーの声が6割を超えるという、圧倒的な反対多数という結果になりました。この結果を受けて、ギリシャは果たしてデフォルトするのか?同国にお金をしこたま貸し込んでいる欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)、欧州連合(EU)の通称「トロイカ」はどう反応するのか?ギリシャのユーロ圏からの離脱を意味する通称「グレグジット(Grexit)」はあるのか?といった具合に、これからますます波乱が予想されます。この問題ははるか遠い日本にとっても、既に株価や為替が反応しているように、決して他人事でも対岸の火 Read more...
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