大食いドクターのカバンの中身(8)・・・スリー・イン・ワン温度計とは?
今年の日本の春は、真夏の陽気やら寒の戻りやら、寒暖の差が激しかったようです。せっかく遅ればせの桜が開花したと思ったら、あっという間に葉桜になって散ってしまいました。「日本では、桜の木の下に青いビニールシートを敷いて、KARAOKE(カラオケ)をしながらSAKE(酒)を飲む、HANAMI (花見)という習慣があるらしい」ということは、ドイツでも結構知られています。しかし、残念ながら今年に限っては、そのような典型的な日本の花見の光景を見かけることのできる期間は、例年よりもかなり短かったようです。
ちなみに、私にとっての春といえば、春のセンバツこと「全国選抜高等学校野球大会」と、春の女王戦こと「元祖!大食い王決定戦(爆食女王戦)」(TV東京)の2つであります。そして、今回のドクターカバンの中身紹介コラムは、その両者において大活躍したアイテムである「スリー・イン・ワン温度計」について取り上げます。
ここで聞こえてきそうなのが、「スリー・イン・ワン温度計って、何?聞いたこと無いよ~」というお声です。私も、ドイツに行くまではこのような温度計の存在を知りませんでした。ということで今週は、日本には普及していないであろうこの品物について、少し説明したいと思います。
まずは、下の写真を見ていただきましょう。これは、ドイツ・サニタス(Sanitas)社製の「SFT41 Fieberthermometer (3 in 1)」という多機能温度計です。出会いは、私がいつもドイツで日用品や食料を買いに行く、自宅近くの大型スーパーでした。2008年初夏頃、私はいつものように、「大食いロケに役に立ちそうな面白いグッズは無いかな~?」などとキョロキョロしながら、スーパーの健康機器売り場をほっつき歩いておりました。そこで目に留まったのが、ちょうど値引きされて30ユーロ弱程度(≒4000円弱)の値段がついていた、この商品だったのです。
調べたところ、ドイツのアマゾンのサイトでもこの商品は販売されており、2009年4月時点で22.98ユーロ(2900円程度)で買えるようです。
(http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B000HTB9RW/pc24-21/ref=nosim)
この多機能温度計、左側の透明なキャップを外し、右上の大きい黒ボタンを押すことで、色々な温度を測定することができます。ちなみに、スリー・イン・ワン(3 in 1)とは、下記の三通りの温度が測定できるということを指します。
1. 体温:プローブを額にあてて測定ボタンを押す。
2. 表面温:物体や液体など、温度を測りたい対象物の近くにプローブを向け、測定ボタンを押す
3. 気温:何もせずに一分間放置すると、室温・気温を測る温度計モードに自動で切り替わる
最初にこのスリー・イン・ワン温度計の説明書を読んだ時は、「本当にそんな都合よく三種類の温度を測り分けられるものなのか」と、正直なところ半信半疑でした。4000円もの代金を払って、全く使えない機器だったらどうしよう・・・そんな気もしないではありませんでした。ただ、サニタス社はドイツでは大変人気のある家庭用医療機器専門メーカーで、我が家ではすでに同社製の「しゃべる血圧計」が活躍中で、実測の血圧との誤差の少ない優秀な機器であることは経験済みでしたので、この温度計に関しても「サニタスブランド」を信用して購入したのでした。
自宅に持ち帰り、家であれこれ温度を測定して遊んでみたら、「これは大食いロケに使える!」と即座に実感しました。そして、2008年秋にタイで行われた「元祖!大食い王決定戦」のロケにおいて、この温度計はついにデビューを果たしました。そして、2大会目となる本年春のロケでもこの温度計は活躍し、完璧に大食いロケ必需品の仲間入りを果たしました。ということで来週は、その具体的な性能と活躍の内容について述べたいと思います。






