2009/04/10
大食いドクターのカバンの中身(6)・・・絆創膏(カットバン)?
「元祖!大食い王決定戦」(TV東京)のロケに持参する物品について、今回は絆創膏(いわゆるカットバン・バンドエイド)について取り上げます。カットバンといえば、どんな救急キットにも標準装備されているものです。「何でいまさらこのコラムで取り上げるのか?」と思われてしまうほど当たり前の物品であり、番組開始当初(2005年春)からずっとロケに持参してきました。
もっとも、大食いロケにおける絆創膏の用途は、実は2つに限定されると言っても過言ではありません。第1の用途は、「靴ずれのケア」です。というのは、特に女性選手の場合、晴れのテレビ出演に臨むという高揚感もあるのか、日ごろ履きなれない真新しい靴で参加してくるケースが多々あるのです。ギャル曽根さんのようにタレントに転向するケースはむしろ稀で、当番組は基本的にシロウトさん(一般人)の番組です。テレビ出演する機会など人生の中でそう多くはないと考える人は、目一杯張り切って当たり前です。そして、時にそのテンパり具合は空回りすることもあるのですが、そんなシロウトさんの天然かつ新鮮なリアクションもまた、当番組の面白さの1つなのです。
第2の用途は、「手指ケア」です。テレビ画面で見ているだけではなかなか想像がつかないかもしれませんが、大食い競技とは大変手が荒れる競技です。食べ物と素手で格闘する「梨」や「バナナ」といった生で食べる食材は言うに及ばず、箸やナイフ・フォークを使う競技であっても、手が油分や塩分にまみれることや、トイレに行く回数の増加もあり、必然的に手がどんどん荒れていきます。その上、この大会に臨むために数ヶ月前から自宅で大食いトレーニングをしているため、自宅での洗い物の量も半端でなく増えてしまい、大会参加前から手荒れや指のひび割れ、さらに俗に言う主婦湿疹のような皮膚病変に悩まされるケースもあります。
昨年までは、このような選手たちの手指ケアのために、湿疹治療用の軟膏(ステロイド剤を含む)などの薬剤とともに、絆創膏(いわゆるカットバン、バンドエイド)を用意してきました。それも、競技に差しさわりのないようにと、防水性のあるもの、透明タイプの医療用のもの、シリコン・ゴム様のもの、パッドの無いタイプなど、世界各地からありとあらゆる製品を買いこんでは選手に試してみました。しかし、大食い競技の前・中・後に選手の手指にかかるストレスは、私の想像をはるかに超えていたのでした。
例えば、決勝戦の食材であるラーメンなど、油っぽくて熱い食材の大食い競技は、特に大変です。熱い食材の場合、選手はただでさえ大量に汗をかきます。それは、油っぽい食材を大量に摂取した場合、皮脂腺の活動が活発化し、選手の汗の中の油分もまた多くなるからです。この現象は、当番組ではオンエア画面で比較的容易に確認できることに、コアなファンは既にお気づきのことと思います。
油ものに強いとされる女性トライアスリート・正司優子さん(山口)が特に分かりやすいのですが、過去にオンエアされた「ステーキ」や「鳥のから揚げ」などの回では、脂分の乏しい食材の回と比較すると明らかに、彼女の顔や体はそのテカり具合を大幅に増しています。そのような事情から、大食い競技における手指の絆創膏処置は、大抵無意味であることが多く、せっかく塗った薬も、どんなに入念に巻いたカットバンも、あっという間にドロドロになって取れてしまうのでした。
しかし、今年に入ってから私は、以前のコラムでのストップウォッチ『→大食いドクターのカバンの中身(3)・・・ストップウォッチ編(前)、→大食いドクターのカバンの中身(4)・・・ストップウォッチ編(後)』に引き続き、野球からの転用品を使用することを思いつきました。そして、その威力がこれまた抜群だったのでありました。
この詳細については、来週に稿をあらためて説明したいと思います。
もっとも、大食いロケにおける絆創膏の用途は、実は2つに限定されると言っても過言ではありません。第1の用途は、「靴ずれのケア」です。というのは、特に女性選手の場合、晴れのテレビ出演に臨むという高揚感もあるのか、日ごろ履きなれない真新しい靴で参加してくるケースが多々あるのです。ギャル曽根さんのようにタレントに転向するケースはむしろ稀で、当番組は基本的にシロウトさん(一般人)の番組です。テレビ出演する機会など人生の中でそう多くはないと考える人は、目一杯張り切って当たり前です。そして、時にそのテンパり具合は空回りすることもあるのですが、そんなシロウトさんの天然かつ新鮮なリアクションもまた、当番組の面白さの1つなのです。
第2の用途は、「手指ケア」です。テレビ画面で見ているだけではなかなか想像がつかないかもしれませんが、大食い競技とは大変手が荒れる競技です。食べ物と素手で格闘する「梨」や「バナナ」といった生で食べる食材は言うに及ばず、箸やナイフ・フォークを使う競技であっても、手が油分や塩分にまみれることや、トイレに行く回数の増加もあり、必然的に手がどんどん荒れていきます。その上、この大会に臨むために数ヶ月前から自宅で大食いトレーニングをしているため、自宅での洗い物の量も半端でなく増えてしまい、大会参加前から手荒れや指のひび割れ、さらに俗に言う主婦湿疹のような皮膚病変に悩まされるケースもあります。
昨年までは、このような選手たちの手指ケアのために、湿疹治療用の軟膏(ステロイド剤を含む)などの薬剤とともに、絆創膏(いわゆるカットバン、バンドエイド)を用意してきました。それも、競技に差しさわりのないようにと、防水性のあるもの、透明タイプの医療用のもの、シリコン・ゴム様のもの、パッドの無いタイプなど、世界各地からありとあらゆる製品を買いこんでは選手に試してみました。しかし、大食い競技の前・中・後に選手の手指にかかるストレスは、私の想像をはるかに超えていたのでした。
例えば、決勝戦の食材であるラーメンなど、油っぽくて熱い食材の大食い競技は、特に大変です。熱い食材の場合、選手はただでさえ大量に汗をかきます。それは、油っぽい食材を大量に摂取した場合、皮脂腺の活動が活発化し、選手の汗の中の油分もまた多くなるからです。この現象は、当番組ではオンエア画面で比較的容易に確認できることに、コアなファンは既にお気づきのことと思います。
油ものに強いとされる女性トライアスリート・正司優子さん(山口)が特に分かりやすいのですが、過去にオンエアされた「ステーキ」や「鳥のから揚げ」などの回では、脂分の乏しい食材の回と比較すると明らかに、彼女の顔や体はそのテカり具合を大幅に増しています。そのような事情から、大食い競技における手指の絆創膏処置は、大抵無意味であることが多く、せっかく塗った薬も、どんなに入念に巻いたカットバンも、あっという間にドロドロになって取れてしまうのでした。
しかし、今年に入ってから私は、以前のコラムでのストップウォッチ『→大食いドクターのカバンの中身(3)・・・ストップウォッチ編(前)、→大食いドクターのカバンの中身(4)・・・ストップウォッチ編(後)』に引き続き、野球からの転用品を使用することを思いつきました。そして、その威力がこれまた抜群だったのでありました。
この詳細については、来週に稿をあらためて説明したいと思います。





