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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2009/01/09

年頭挨拶「人はなぜ大食いするのか?」(1)

大食いファンの皆様も、そうでない読者の皆様も、新年明けましておめでとうございます。私が言うのも変な話ですが、旧年中オンエアの『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)は、おかげさまで多くの視聴者の皆様に観ていただくことができました。スタッフ一同を私が代弁するのもこれまた変かもしれませんが、ここに改めて御礼を申し上げます。

さて、今年の『元祖!大食い王決定戦』もすでに始動間近で、一ヶ月後には早くも女王戦予選を予定しております。2005年春の放送開始以来、無事に5年目を迎えることができたということは、今思えば大変感慨深いことです。

昨年まで当サイトで連載を続けてきた「大食いの資質」シリーズは、三つ目の要素である「忍耐ヂカラ」(精神力)を残すのみとなりました。ただし、この項目を解説する前に、もっと単純かつ根元的な疑問について解説する必要があるのではないか?と思っておりました。ということで今週からは、「人はなぜ大食いするのか?」について考えてみたいと思います。

『元祖!大食い王決定戦』では、「大食いは神に選ばれた者にしか出来ません!」という類のセリフがよく登場します。一般視聴者が軽い気持ちで危険な大食い行為をマネして危険な事故に遭うことの無いよう、制作者サイドが警鐘を鳴らし続けているということです。そのこと自体は至極妥当なことで、その気持ちはよく理解できます。しかし、実際のところ、医学的観点も含め、大食いとは本当に一部の特殊な人たちだけのものなのでしょうか?

これを考えるには、具体的な例を挙げてみるのが良いかと思います。ということで、来週から「医療従事者」と「大食い」の関係からコラムを開始します。というのも、以前から当番組の本選ないし予選を継続的に見ていて、参加選手の中に看護師や介護福祉士といった医療従事者が多いことが気になっていたからです。ちなみに、昨年秋の本選の覇者であるドクター西川さんもまた、その名が示す通り、医療従事者たる医師であります。視聴者の皆さんは、どうして医療の関係者に大食いの人が多いのか、考えてみたことがありますか?

それでは、今年も『元祖!大食い王決定戦』および『東京タレントナビ』を、よろしくお願いいたします!