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Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2008/04/25

驚異の新人快進撃!最終代表選編~元祖!大食い王決定戦in Hawaii(4)  

2008年3月30日放送の「元祖!大食い王決定戦 女王戦in Hawaii」(TV 東京)で、スタッフが泣いて喜びそうな誤算があったとすれば、それは新人の驚異的な快進撃ではないでしょうか。元々、大食い新人の発掘に関しては自信も定評も持つ制作会社・零クリエイトにとって、今大会ほど手ごたえのあった大会はそう多くはないはずです。

スタッフにとって、最初のうれしい誤算は、本選参加の最後の1枠を決めるために、新人2名で行われた最終代表選ではないかと思います。北鎌倉の緑深く静かな一帯に立つ老舗『鎌倉五山』で行われた「けんちん汁45分勝負」は、寒い2月の風が吹く中、沿道には見物客が並ぶその前で行われました。新人は次々と杯を重ねておかわりをコールし、周囲を沸かせていました。その闘いの白熱ぶりも、選手のハシの進め方も、これがまだ本選ではないとはとても思えないものでした。

勝利した梅村鈴さんは見事にけんちん汁を6.5キロを完食しましたが、惜しくも敗退した市村千佳さんもまた5.25キロを完食というレベルの高さでした。年々レベルアップする大食い競技を司会のポジションから長年見続けてきた俳優の中村有志さんは、「今まで5キロ食って本選に出場できなかった選手なんていない」「この記録は一年前なら十分に本選レベル、十年前だったら文句無く優勝記録に匹敵する」と、この試合の撮影が終わった後も 興奮が冷めやらぬ様子でした。

私が驚いたことは他にもありました。試合後この2人があまりに平然としていたことです。通常、予選レベルでは、試合後にトイレに直行する人がそれなりの人数いるものです。しかし、この2人は全くケロッとしていて、 トイレに急ぐこともなく、試合を回想しながら大食い談義に花を咲かせていました。また試合後、店長が気を利かせて出してくれた炊き込みご飯も、2人は嬉しそうにパクパクと平らげていました。あれだけ試合で食べた後も、2人ともまだまだ胃に余裕があったということす。いかに大食い界の女性選手の層が厚くなってきたかということを如実に思い知った一幕でした。 

驚異の新人快進撃は、本選に入ってからも続きました。これについては来週に続きます。