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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2018/03/16

ドイツで観る平昌五輪(5)…メダルランキング激変!消えたメダルの行方が示す「メダルラッシュ」の種明かし

パラリンピックでもドイツは好調です。先月のオリンピックでは金14個を筆頭にメダル総数31個でメダルランキング2位という大活躍にもかかわらず、盛り上がったのは大会最終日の男子アイスホッケー(結局銀メダル)程度だったのが、一転して大会終了後の平昌オリンピック総集編に『ゴルドラウシュ・イン・コレア(Goldrausch in Korea)』(←韓国版ゴールドラッシュの意)なるタイトルを冠すはしゃぎっぷり。そして今月のパラリンピックでも開始早々から『ゴルドラウシュ』の文字が各メディアに踊り始め、「何を今頃」とツッコミを禁じえません(笑)。大会序盤をぶっちぎりで首位独走した五輪のようにはいかないものの、平昌パラでのドイツの合計メダル数は既に12個に達し(金4、銀7、銅1)、メダルランキングでもアメリカ、中立パラリンピック選手団(ロシア)、スロバキア、フランス、ウクライナ、カナダに次いで目下のところ7位に付けています(参考までに日本は金1、銀3、銅3の合計7個で11位←2月14日現在)。

(参考動画1より)

ところで、以前のコラムで「平昌オリンピックでのドイツは異様に盛り下がっている。その理由は3つある」と述べました(→ドイツで観る平昌五輪(2)…グローバリゼーションの勝利?!ドイツペアの歴史的優勝で複雑な胸中のフランス)。今週は、その3つ目の理由について、データを添えて説明したいと思います。

その前に、まず前提となる事実を確認していただきたいと思います。以下に、4年前のソチ五輪におけるメダルランキングを紹介します。ただし、これはあくまでも大会終了直後のメダルランキングであって、その後のロシアによる組織的ドーピング疑惑および検査結果判明に伴うメダル剥奪や繰り上げ等による現在の数値とは異なることにご注意ください↓。

<ドーピング騒動勃発前の2014年ソチ五輪のメダルランキング>
1位  ロシア       金13、銀11、銅9、計33個
2位  ノルウェー    金11、銀5、銅10、計26個
3位  カナダ       金10、銀10、銅5、計25個
4位  アメリカ      金9、銀7、銅12、計28個
5位  オランダ      金8、銀7、銅9、計24個
6位  ドイツ        金8、銀6、銅5、計19個
7位  スイス        金6、銀3、銅2、計11個
8位  ベラルーシ    金5、銀0、銅1、計6個
9位  オーストリア   金4、銀8、銅5、計17個
10位 フランス       金4、銀4、銅7、計15個
11位 ポーランド     金4、銀1、銅1、計6個
12位 中国         金3、銀4、銅2、計9個
13位 韓国         金3、銀3、銅2、計8個
       …(中略)…
17位 日本         金1、銀4、銅3、計8個
  …(以下略、全26ヶ国、メダル総数295個)…

次いで、今年の平昌五輪におけるメダルランキング、及び、ソチ五輪と比べたメダル数の増減を提示します(メダルが増加した国は緑、減少した国は赤、増減のない国は黒のまま表示):

<2018年平昌五輪のメダルランキング及び前回ソチと比較したメダル数の増減>
1位  ノルウェー     金14、銀14、銅11、計39個 (+13)
2位  ドイツ         金14、銀10、銅7、計31個  (+12)
3位  カナダ         金11、銀8、銅10、計29個  (+4)
4位  アメリカ        金9、銀8、銅6、計23個    (-5)
5位  オランダ       金8、銀6、銅6、計20個    (-4)
6位  スウェーデン    金7、銀6、銅1、計14個   (-1)
7位  韓国           金5、銀8、銅4、計17個   (+9)
8位  スイス          金5、銀6、銅4、計15個   (+4)
9位  フランス        金5、銀4、銅6、計15個   (±0)
10位 オーストリア     金5、銀3、銅6、計14個   (-3)
11位 日本           金4、銀5、銅4、計13個   (+5)
12位 イタリア         金3、銀2、銅5、計10個   (+2)
13位 OAR(ロシア)   金2、銀6、銅9、計17個   (-16)←旧ソ連
14位 チェコ           金2、銀2、銅3、計7個    (-1)
15位 ベラルーシ      金2、銀1、銅0、計3個     (-3)←旧ソ連
16位 中国            金1、銀6、銅2、計9個    (±0)
17位 スロバキア       金1、銀2、銅0、計3個    (+2)
18位 フィンランド       金1、銀1、銅4、計6個    (+1)
19位 イギリス          金1、銀0、銅4、計5個    (+1)
20位 ポーランド        金1、銀0、銅1、計2個    (-4)
21位タイ ウクライナ     金1、銀0、銅1、計2個    (-1)←旧ソ連
       ハンガリー    金1、銀0、銅1、計2個   (+1)
23位 オーストラリア     金0、銀2、銅1、計3個   (±0)
24位 スロベニア        金0、銀1、銅1、計2個   (-6)←旧ユーゴ
25位 ベルギー          金0、銀1、銅0、計1個  (+1)
26位タイ ニュージーランド  金0、銀0、銅2、計2個  (+2)
       スペイン       金0、銀0、銅2、計2個  (+2)
28位タイ カザフスタン    金0、銀0、銅1、計1個   (±0)←旧ソ連
       ラトビア        金0、銀0、銅1、計1個  (-3)←旧ソ連
      リヒテンシュタイン  金0、銀0、銅1、計1個  (+1)
      (以上、全30ヶ国、メダル総数307個)

真っ先に目につくのは、ロシアの激しい凋落ぶりです。今大会では国としての選手団派遣を禁じられ、「Olympic Athletes from Russia」(ロシアからのオリンピック選手団、略してOAR)として五輪旗のもと、個人資格での参加となりました。それだけならまだしも、前回大会でメダルを荒稼ぎしたヴィクトル・アン(旧名・安賢洙、スピードスケート・ショートトラック、2006年トリノ五輪で金3個と銅1個、2014年ソチでも金3個と銅1個を獲得)を筆頭に、メダル獲得を有力視されていたアントン・シプリン(バイアスロン、ソチ五輪リレー金)やクセニア・ストルボワ(フィギュアスケート、ソチ五輪団体で金、ペアで銀)といった強豪選手をことごとく招待リストから外すなど、「疑わしきは罰す」といわんばかりの徹底した締め出しが行われたことは、この低迷の主因と考えて間違いないでしょう。そして、元はと言えば、この事態がドイツを旗振り役とした『Geheimsache Doping』シリーズ(ARD)などの一連のスクープ報道と、それに続く世界アンチドーピング機関(WADA)のマクラーレン・レポート等と強く関連していることに、誰も異論はないことでしょう(→ドイツの五輪放映権トラブルとロシア選手団の派遣禁止が問いかけるオリンピック中継の存在意義、→五輪直前のドーピング問題に急展開!ラトビア選手の苦悩からドーピング検体ボトルの欠陥まで)。IOC会長がドイツ人に変わったこと(2013年9月選出)もまた、事態を加速させた遠因と考える人も多いようです。

このデータで特に興味深いのは、大きくマイナスとなっている国に「旧ソ連」と「旧ユーゴスラビア」が目立って多いことです。ソチ五輪から減った分を合算すると、旧ソ連だけでマイナス23、旧ユーゴでマイナス7となります(スロベニアのマイナス6に加え、ソチでメダル1個のクロアチアが今大会メダルを逃したため)。ドーピング騒動であからさまに狙い撃ちされてこそいないものの、旧共産圏と呼ばれる国の多くが今大会で不振だった背景に、”何らかの事情の変化”を推測することはできますが、これを”状況証拠”と解釈するには慎重であるべきでしょう。

さて、この旧ソ連&旧ユーゴの30個もの「消えたメダル」は、一体どこに消えたのでしょうか?と思ってデータをもう一度見返すと、新しいメダルランキングのトップスリーに君臨するノルウェー(+13)、ドイツ(+12)、カナダ(+4)で合わせてプラス29ではありませんか!こうなってくると、もはや笑いしか出てきません。特にドイツは、ドーピング報道の急先鋒ですから、これが本当の「風が吹けば桶屋が儲かる」ならぬ、「風を吹かせて儲けるドイツ」でしょうか?(笑)

ちなみに、今回ノルウェーが獲得したメダル総数39個というのは、アメリカが2010年バンクーバー五輪で獲得した37個(金9、銀15、銅13)を抜き、冬季五輪史上最多記録を樹立しました(末尾参考サイトA)。この中には、大会序盤のカーリング・ミックスダブルスにおける銅メダリストのロシア男子選手がドーピング陽性でメダル剥奪となり棚ボタ式に振ってきた銅メダルも含まれます。さらにドイツは今大会、メダル最多記録となった2002年ソルトレークシティー五輪の36個(金12、銀1、銅8)こそ下回りましたが、金14個は1998年長野五輪の12個を上回り、東西ドイツ統一後としての冬季五輪史上最多記録を更新したのみならず(参考サイトB)、今大会のノルウェーともども冬季五輪史上最多金メダル数のタイ記録(2010年バンクーバー五輪におけるカナダの14個)となりました(参考サイトC)。この景気の良さはカナダも同様らしく、今大会のメダル総数29個は冬季五輪としては過去最多だった2010年バンクーバー五輪を3個も上回り、平昌五輪はカナダが最も成功した冬季五輪となったそうです(参考サイトC)。なお、今大会における韓国の躍進は、前回のロシアや前々回のカナダ同様、開催国であることによる有利性はもちろんのこと、以前のコラムでも述べた帰化要件の大幅緩和といった大胆な強化方針も影響していたのではないかと思われます(→ドイツで観る平昌五輪(3)…韓国を席巻した「アイリーン旋風」!リュージュ王国ドイツからやって来たプリンセス)。

かくも片方がウハウハ、他方がガックリというのが、あまりにもミエミエだったせいでしょうか。少なくともドイツに関する限り、今年の冬季五輪が今一つ盛り上がらなかった第3の要因がここにあります。ここ数年のドーピング報道および一連のドタバタを見てきた国民には、今大会における「1日2個ペースで金メダル」といった出来過ぎの感もある自国の快進撃が、多分に一連のドーピング疑惑とそれに伴うロシア勢の締め出し、さらにはドーピング検査の厳格化と連動しているであろうことに、ハナから冷めた視線を向けていたということでしょう。

大会期間中の私は、たまにヤフージャパンで「日本勢、メダルラッシュ」などといった見出しを目にするたびに、日独間のこの落差は一体どこから来るのだろうと感じていました。確かに、ソチ五輪と比べた日本のメダル数は「+5」という喜ばしいものでしたが、少し視点をずらせば、これはロシアのドーピング疑惑による追い風というよりは、オランダのメダル数「-4」と食い合った結果ではないかという気がしてなりません。

オランダといえば、ソチ五輪でのメダル24個も、平昌五輪でのメダル20個も、全てがスピードスケート競技(ショートトラック含む)によるものです。そもそも、34人から成るオランダ選手団のうちスピードスケート選手だけで30人を占め、この30人でメダル20個を量産したのだから、「スピードスケート大国」というよりは「専門家集団」と呼ぶべきでしょうか。そのノウハウや環境の恩恵を吸収すべく、ソチ五輪後の小平奈緒選手はオランダ留学でオランダ語までマスター、さらに高木菜那選手も男子のウィリアムソン選手とともにオランダで練習、そして今回の日本勢のスピードスケートにおける大活躍(金3、銀2、銅1の計6個のメダル獲得)に大きく貢献したデビットコーチもまたオランダ人です。

ここで思い出すのが、以前の当コラムで紹介したフィギュアスケーターのブリューノ・マッソー選手です。アリオナ・サフチェンコ選手とペア結成、フランス人ながらドイツに帰化して平昌五輪フィギュアスケート・ペアで金メダルを獲得したマッソー選手に対し、フランスのスケート連盟会長は「この金メダルには我が国もほんのちょこっと貢献している」と強がったのでした(→ドイツで観る平昌五輪(2)…グローバリゼーションの勝利?!ドイツペアの歴史的優勝で複雑な胸中のフランス)。今大会、オランダのスケート関係者もまた、日本選手の大活躍を目の当りにして同様のセリフをオランダ語で人知れず心の中でつぶやいたかもしれません。

国境を越えた練習環境…といえば、さらにピンとくるのが2年前のリオデジャネイロ夏季五輪の期間中に当コラムで紹介した2つのケースです。まず、射撃のラピッドファイヤーピストルで金メダリストとなったクリスティアン・ライツ選手(ドイツ)は、「練習環境確保のため、国境を越えたトレーニンググループを結成して互いに助け合った」と話していました。実際、彼が決勝ラウンドで対戦した相手はみんな、他国所属ながら苦楽を共にしてきた練習仲間でもありました(→リオ五輪特集(6)…期待ゼロの射撃で金3つ!国境を越えて射撃界をけん引するクリスティアン・ライツ選手の試み)。

もう一つ、リオ五輪のカヌー・スラロームで銅メダルを獲得した羽根田卓也選手もまた、日本での練習環境に限界を感じて高校卒業後にカヌーの強豪国として有名なスロバキアに単身渡り、親の仕送りを受けながら競技生活を続けたというケースです。リオでは、練習仲間で銀メダル獲得のスロバキア選手と共に喜びを分かち合ったこと(ちなみに金はフランス選手)、そして、カヌー競技では日本人初となったこの銅メダルに「ドイツもほんの少し関与していること」について、以前のコラムで説明しました(→リオ五輪特集(4)…やたら多かった「日独対決」をドイツメディアの報道で振り返る)。

ここで私は想像しました。もし、オリンピックが平和の祭典や国際親善のシンボルではなく、国家の威信と民族の誇りをかけた仁義なき戦争だったとしたら、果たしてオランダは小平選手や高木選手たちを暖かく受け入れ、あるいはスロバキアは羽根田選手を受け入れたでしょうか?ナチス時代のベルリンオリンピックを例に挙げるまでもなく、国際大会でのメダル数が民族の優位性を内外に誇示する道具とみなされ、その多寡に世界中が過剰にヒートアップする時代だったなら、日本を飛躍的な成績向上に導いたデビットコーチも、女子カーリングを銅メダルに導いたカナダ出身のJ.D.リンドコーチも、母国で国賊の扱いを受けかねません。これを聞いて、何を大げさに、と思われる方は、ついこの間までそんな時代が普通に現実としてあったことを実感できないのでしょう。「鉄のカーテン」と呼ばれ米ソが激しく対立していた頃、1980年モスクワ五輪と1984年ロサンゼルス五輪で互いの陣営によるボイコット合戦が行われたこと、そもそもドーピングとは、東西冷戦における自らの陣営の優位性をアピールし愛国心を肥大させつつ、その政治体制の正当性をアピールする手段の一つであったことを私たちは忘れてはいけません。

そういう意味でも、オリンピックを国別対抗にするのはそろそろ止めた方が良いのではないか…という印象を、今大会の「OAR」(五輪旗の元での個人参加)を見て特に強く持ちました。つまり、発想を転換し、今大会におけるロシアの如き「ホニャララ(国名)からの五輪選手団」を、全ての国の選手に適用したら、五輪は本来の姿に戻るのではないかと、ちょっと興味が出てきたのです(笑)。国という枠組みはあくまでも出場枠獲得の際のみ便宜的に使用し、五輪では全員が個人資格で出場する…これなら、例えばフィギュアスケートのペアで今大会の出場を断念する他になかった日本人とフランス人のペアは、個人資格者同士として普通に出場できることになります。どうしてもメダルランキングを作成したいのであれば、日仏ペアがメダルを獲得した際にはそれぞれ0.5ずつ加算しても良いでしょう。あくまでも公正中立なる舞台において、国家も国歌も国旗も超越した、高い技能を持つ世界中の個人が一堂に集結してそれぞれのワザを競い合い、あるいは互いの健闘を称え合う…元来、五輪とはそういう大会だったのではないか…そう感じる今日この頃です。

 (大会を振り返って、ドイツ的に一番惜しかったのがバイアスロンのマススタート。最後、上写真右のフォトフィニッシュの末、惜しくも優勝を逃したと判定された。上写真左で左側に倒れているのが銀メダリストとなったドイツのジモン・シェンプ選手。その右は、今大会だけで3個もの金メダルをフランスにもたらしたマルタン・フルカード選手。このカテゴリーでもガチの優勝候補だったフルカード選手が、ゴール直後にストックを投げつけるように悔しがっていたことが、この判定の微妙さを物語っている。これが逆であれば、ドイツはノルウェーとのメダルランキング対決に勝利できたことになる)


<参考サイト>
A) Welt am Sonntag (2018年2月25日)54面: SPORT - Norwegen knackt Rekord

B) Zeit Online (2018年2月23日):Olympische Winterspiele - Der Medaillenspiegel trügt
http://www.zeit.de/sport/2018-02/olympische-winterspiele-ski-alpin-langlauf-snowboard-deutschland-probleme/komplettansicht

C) 日本deカナダ史(2018年2月23日):カナダ、史上最多のメダル27個 [スポーツ]
http://blog.so-net.ne.jp/canadian_history/2018-02-23


<参考動画>
1) ARD Sportschau(2018年2月26日):Goldrausch in Korea - der Olympia-Rückblick
http://www.daserste.de/sport/sportschau/videosextern/goldrausch-in-korea-der-olympia-rueckblick-102.html

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