Nagoya Talents' Network - タレコラ

Dr.片山晴子 RSS Feed

金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2017/07/28

ドイツから日本へ転勤してきたマルチな才能!明日初陣のハンドボール日本代表新監督ダグル・シグルドソン氏の素顔

すっかりスポーツコラムサイトと化してしまった感のある最近の当連載ですが、世界卓球からサッカーを経て、本日ご紹介するのは、何と、ハンドボールです!コチラの方を皆さまはご存じでしょうか?↓

これは昨年初夏にドイツの駅で無料配布されていたフリーペーパーで、表紙を飾るのは今年の2月3日までハンドボールのドイツ男子代表監督を務めていたアイスランド人、ダグル・シグルドソン氏(Dagur Sigurdsson)です。1973年4月3日にアイスランドの首都レイキャヴィクで生まれた44才で、選手としてはアイスランドのバルー・レイキャヴィク(?-1996)→ドイツ・ヴッパータール(1996-2000)、アイスランド代表として215試合出場。そして、選手権監督として日本・湧永製薬(2000-2003)→オーストリア・ブレゲンツ(2003-2007)でそれぞれ活躍。特に、29才での来日となった湧永製薬では、2003に全日本実業団選手権優勝を果たしました(参考サイトA)。さらに驚くべきはその後のキャリアで、2007年に古巣バルー・レイキャヴィクの球団代表に就任!ハンドボールのみならずサッカーとバスケットボールも管轄するポジションでありながら、いずれの競技もタイトルを獲得したというから、経営者としての手腕もなかなかのものです(参考サイトB)。その後、さらに選任監督としてオーストリア代表(2008-2010)→フュクセ・ベルリン(2009-2015)→ドイツ代表(2014-2017)を指揮。そして、何と言っても経歴のハイライトと呼べるのは、2016年1月の欧州選手権(ポーランド開催)で通称「バッド・ボーイズ」(Bad Boys)ことドイツ男子代表チームを優勝に導いたことでしょうか↓。

(下写真はいずれもドイツチーム凱旋帰国となった2016年2月2日のドイツARDニュース"Tagesschau"より。左上:ドイツに向かう機内でのドイツ代表の様子。右上:タラップを降りてくるドイツ代表。左下:ベルリンでの大規模な祝勝パーティーは満員御礼状態。右下:集結したファンの前で謝辞を述べる監督)

このバッド・ボーイズの欧州選手権優勝当日といえば、私にとってはフィギュアスケートの欧州選手権観戦を終えてスロバキアのブラチスラバからドイツに戻ってきた日に相当します(→フィギュアスケート欧州選手権観戦記(1)…ブラチスラバ到着からオンドレイ・ネペラ競技場に辿り着くまで)。そして、同じ欧州選手権でもフィギュアスケートの話題はゼロに等しい中、ドイツ全土が既にハンドボール一色のお祭り騒ぎになっていたのを目の当りにして、「日本とは人気が真逆やな」と苦笑した記憶が昨日の事のように甦ってきました(笑)。全員がビジネスクラスでの来日だった先日のサッカー・BVBドルトムントの大名旅行(?)と比べてしまうと、上写真のバッド・ボーイズの選手たちの格安エコノミー的雰囲気が全開の機内の慎ましさには大いに親近感が湧いてきます(笑)(→167日振りに浦和で復活!マリオ・ゲッツェ選手が罹患した「代謝性疾患」を報道から推理する)。しかし、その後の祝勝会の熱狂はサッカーのそれにも決して負けておらず、デンマークと並んでハンドボール発祥の地とされるこの国におけるハンドボール人気の底堅さを改めて実感します。(→祝W杯優勝!ドイツが制した戦いは「ソイラテvsアルゼンチンステーキ」?

バッド・ボーイズは同年夏のリオ五輪で見事、銅メダルを獲得(ちなみに大会前の皮算用は「欧州選手権の勢いがつけば金メダルが可能だ」でした:→リオデジャネイロ五輪特集(1)…毎度ながらのスロースターター?ドイツのメダル皮算用)。ただ、ドイツ監督退任と翌シーズンの日本代表監督就任が決まっていた2017年W杯(フランス)ではカタールに敗れて9位となり、有終の美を栄冠で飾ることはできませんでした。なお、参考までに、そのW杯での日本は24ヶ国中22位でした。

そんなダグル・シグルドソン監督ですが、どんな人物なのでしょう?それを教えてくれるのが、冒頭に掲げたフリーペーパーです。昨年夏頃にドイツを鉄道で移動した方なら誰もが駅で目にしたであろう、ドイツ鉄道発行のこのフリーペーパーには、丸々6ページを割いてダグル・シグルドソン監督の人となりがタップリ掲載されています↓。

スーツ姿で駅を闊歩する監督、キオスクで面白そうな本を探す監督、サッカーボールのリフティングがサマになっている監督…何だか、40台男性の理想の全て体現しているようなカッコよさですね(笑)!このインタビューの中から、今後の日本にとっても関連のありそうな部分をいくつかピックアップしつつ、日本代表新監督のありのままの人物像を皆様にご紹介したいと思います。(以下に差し挟む画像は、断りが無いものは全て参考動画1からのスクリーンショット。司会者の発言は「司」、ダグル・シグルドソン監督の発言は「監」と表示。青字および赤字は全て原文和訳、強調は筆者。黒字は筆者注釈)

司 「ハンドボールを始めたきっかけを教えてください」
監 「ボクの母がハンドボールの選手(←何度もアイスランドチャンピオンになっている)で、父がサッカーの選手(←元アイスランド代表ゴールキーパー)だったことかな。だから、18才の時までは両方掛け持ちしていたが、二足の草鞋は重荷となった。そこで、友達が軒並みハンドボール寄りだったことと、所属チームがより強かったことから、結局ハンドボールを選んだ」

(上写真:左から右に、若かりし頃の現役時代の母、現役時代の父、そして19才当時のハンドボール選手だった息子ダグル。3人とも同じバルー・レイキャヴィクでプレーしていた)

(上写真:左から右に、現在の母リンゲルドゥル、父シグルドゥル、息子ダグル。現在195cmというダグル君は両親と比べるとかなり長身の印象)

司 「あなたは自分を、どんなタイプの監督だと思っていますか?」
監 「ボクは、選手にああしろこうしろとは言わず、本音で接するようにしている。『良い選手は、自分の世界を乱されたくないもの。もっと良い選手は、真実の声を聞きたいと願うもの』(Gute Spieler wollen ihre Ruhe, sehr gute Spieler wollen die Wahrheit hören)という格言もある。だからボクは、短い時間の中でもハッキリとモノを言うことを心がけている。代表チームと一緒にいられる限られた時間の間に、邪念を払うために。そして、メンバーに心地よくいてもらうため。さらに、練習環境を良くして自由時間を確保するために。」
司 「自由時間?それはなぜ必要なのですか?」
監 「選手たちには、リフレッシュしてもらわないといけないから。それは身体のみならず、頭の方も。そうすると、各選手の気分も、そしてチームの雰囲気も良くなる」


司 「監督のトレードマークとも言える例の”戦略説明ボード”(Taktiktafel)(下写真参照)ですが、あれはいつからお使いですか?」
監 「あれはオーストリアで選手兼監督だった頃に編み出したもの。自分もゲームに出ているため、作戦の説明に時間が足りず、多国籍の人々に手っ取り早く説明するのに効率が良かった。とは言っても、あのボードをマスコミはちょっと過大評価しているかも」

   (こちらは2016年8月13日、ZDF五輪中継0lympia Liveからの映像。ドイツvsスロベニアの作戦タイム中の様子を比較対象のため提示。左のドイツチームの中心には青緑色のボードを片手に説明する監督の姿あり。右のスロベニアチームの中心には監督の身振り手振りはあるが、ボードはない)

(こちらも同じZDF五輪中継から。ドイツチームの作戦タイム中、コートに見立てたボードの上で各選手を表す磁石を動かしながらポジショニングなどを口角泡を飛ばしながらテキパキと指示する監督と、真剣なまなざしで聞き入るバッド・ボーイズ)

司 「監督自身の五輪出場経験は?」
監 「2004年のアテネ五輪にアイスランド代表として出場した。素晴らしい経験だったけど、他方で失望も少しあった。ゲームそのものは楽しいが、いつの間にか五輪は選手不在のイベントと化してしまった。選手村はまるで動物園で、やたらとお偉い役員が押しかけて来ては、選手を見物して終わり」
司 「リオ五輪での目標を教えてください」
監 「そりゃ、決まってますがな(笑)。五輪王者になります…という以外の答えはナンセンス!”最低でもトップ5”のような話はかえってプレッシャーになるだけ。私たちは5位や3位になるためにリオに乗り込むのではない

司 「あなたは世界を舞台としてスポーツで活躍してきましたが、一番気に入ったのはどこでしたか?」
監 「幸い、どの国も居心地が良かった。私たち家族はドイツのヴッパータールに4年、広島に3年、オーストリアに4年、アイスランドに2年、そしてベルリンに来てもう7年になる。それでも、いつでも故郷はアイスランドで、父もいれば弟たちもいる。アイスランドは、ほとんどいないけれども私たちの拠点である」
司 「それって、『氷塊と火山のミックス』ってやつですか?」(←アイスランドといえば氷河と火山の織りなす幻想的な光景が有名で、別名「火と氷の国」ですから!)
監 「それは子供の頃に馴染んだ世界だけど、最近はほとんど機会が無い。そういう(アイスランド独特の)世界と、自分がーム内ではズバズバ物を言うのに普段は静かであるということは、多少関係があるかも。ゲーム直後のインタビューでヒートアップしてしまうのは、早く話を終わらせたいから(笑)。だけど、ボクのその姿しか知らない人から見れば、ボクは冷たい人間に見えるかもしれないね」

(上写真左:アイスランド名物、雪原の中から噴き出す間欠泉。同右:マイナス11℃という気温の中、38℃の温泉に漬かりながら友人とチェスを楽しむダグル・シグルドソン氏!)

司 「あなたが会社をいくつも設立したというのは本当ですか?」
監 「ボクは実は20ほどの会社を設立ないし共同経営している。例えば、(KEXという名の)レイキャヴィクのホステルだったり、スマホのアプリだったり、レストラン数軒だったり、自動車部品販売店だったりする。会社経営はボクの趣味のひとつでもある」

(上写真はいずれも「実業家ダグル・シグルドソン」のお仕事のほんの一部!上段は古い工場を改修して友人数名とともに開業したという、ホステル「KEX」。左上は後述するミュージシャンである弟とロビーで祝杯を挙げる監督。ここは2段ベッドの四人部屋でバス・トイレが共同という仕様ながら、ドイツ代表の強化合宿の定宿であり、右上は監督がバッド・ボーイズと机を囲みながらミーティングしている光景。左下は監督が共同経営するピザレストランの店内。右下は監督が左端に写るもう一人の弟Laurusと共同経営する自動車部品販売店。「ここに置いてある商品は全部、メイド・イン・ジャーマニーです!」と説明する監督、さすがドイツの視聴者のハートをガッチリ掴むことも忘れていません!)

司 「好きな音楽は?」
監 「『ピースメイカー』という、ボクの弟のBjarki Sigurdsson(下写真氏右の赤いジャージの男性)がやっているモノタウンというバンドのヒット曲(←アイスランドのチャートで1位獲得)。アイスランドの音楽以外では、ブリティッシュポップ、ジャズ、ブルース、ソウル…それにニール・ヤングとかボブ・ディランといった昔の曲も気分に応じてよく聴く」
司 「その弟さんにギターを教えたのはアナタだという説がありますが、本当ですか?」
監 「そうだ。とりあえず自分に出来ることは彼に教えたのだけど、何せ彼は音楽的才能が違うので、教えた直後からボクの1000倍もうまく弾けるようになっちゃった」

(末弟Bjarkiが放ったビッグヒット「ハート・オブ・ゴールド」という曲を、弟と一緒にギターをかき鳴らしながら熱唱する監督)

ダグル・シグルドソン監督の魅力、伝わりましたでしょうか?元々はサッカーと掛け持ちしていたこと、会社経営が趣味ということ、音楽に造詣が深いというあたりは、監督のマルチな才能や多方面への関心が伺える意外な素顔です。起業を目指す日本の方々にとっても参考となるのではないでしょうか。その上、昨今のオリンピックに対する批判の矛先もなかなか鋭く、東京オリンピック&パラリンピックを三年後に控える日本にとっても決して他人事ではないでしょう。

さて、このインタビューでダグル・シグルドソン監督に興味を持っていただいた方に、今週もまた朗報があります!明日、2017年7月29日(土)、ダグル・シグルドソン監督の初陣となる「ハンドボール日韓戦2017」(駒沢オリンピック公園体育館)が男子は15:00から、女子は13:00から開催されます。チケットは前売り分は完売ということで、日本におけるハンドボール人気も結構なものだと驚きましたが、ホームページによれば若干数、当日券の追加販売があるようです!チャンスのある方は駒沢へGOです!

なお、最近相次いで報道されたところによると、ドイツ男子代表ことバッド・ボーイズは来年6月7日から18日まで来日し、ダグル・ジャパンと日本の徳島および東京で親善試合を行う予定だそうです。これも、3年後の東京五輪の金メダル獲りを見据えて「日本という国と国民に親しむ」のが目的、という準備の良さです(参考サイトC)。

来日時の新監督の記者会見によれば、ダグル・ジャパンの目標は今のところは「アジアでトップ3に入ること」「欧州以外の国の中でトップ5位に入ること」とかなり控え目のようです(参考動画2)。

上写真は前掲と同じリオ五輪の対スロベニア戦の映像で、中央のドイツ選手が敵にウェアを掴まれてヘソ出し状態ですが、この程度ではファウルにはなりません。つまり、バスケットボールにも増してこのような格闘技的要素を併せ持つのがハンドボールの特徴であり、ドイツのバッド・ボーイズも練習にはボクシングを取り入れているようです(下写真左)。参考動画2でダグル監督が日本チームの特徴として「フィジカルが弱い」「ファイティングスピリットが足りない」とも述べていることをふまえると、このような局面での力の出し方を新監督がどのように指導していくのか、そのあたりも見どころの一つでしょうか。

(参考動画1の中に登場するバッド・ボーイズの夜の練習風景から。左上:ベルリン市内を軽くランニングした後、ボクシングジムで汗を流すシーン。右上:激しいボクシング練習の後には、ご褒美としてバーガー休憩!このバーガーを提供するのは、ダグル監督の友人のアイスランド人が営む出張バーガー店で、高級かつ健康な食材のみ厳選して目の前で作られるヘルシーバーガーは、監督のこだわりであるのと同時に、同胞の支え合いの一環でもある点が印象的)

ドイツのフリーペーパーに掲載されているような「3位になるために大会に出るヤツはいない!」というバッド・ボーイズに対する気持ちを、いつか日本代表チームにも持っていただけるようになる日が来ることを期待しつつ、ドイツからやってきたアイスランド人指揮官の一挙手一投足に今後も注目しながら、ドイツ国民よりもさらに熱~い声援を送りたいと思います。


<参考動画>
1) YouTube - Handball EM 2016 - Dagur Sigurdsson - der ungewöhnliche Handball Bundestrainer (ARD 31.01.2016)
https://www.youtube.com/watch?v=gH1F-p9uhBQ

2) YouTube - ハンドボール男子日本代表、ダグル・シグルドソン監督就任記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=GQ9rMHrz5XA
(2017年2月13日14:00~岸体育館)


<参考サイト>
A) Das Handball-Magazin 6/2008:”Ich bin hier, um zu gestalten”(私はチームを仕立てるために来た)(リンク先はアーカイブであり、オリジナルは既に削除)
https://web.archive.org/web/20131218055514/http://handballmagazin.com/magazin/plus-zum-print/hm-1210/dagur-sigursson/

B) Handball World(2008年3月3日):Dagur Sigurdsson neuer Nationalteamtrainer in Österreich(ダグル・シグルドソンがオーストリア代表監督に就任へ)
http://www.handball-world.news/o.red.r/news-1-1-34-13668.html

C) Handelsblatt(2017年7月21日):Handball - Olympia 2020 im Blick: Handballer reisen 2018 nach Japan
http://www.handelsblatt.com/handball-olympia-2020-imblick-handballer-reisen-2018-nach-japan/20090922.html
(元は通信社dpaの記事)

バックナンバー>>
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491