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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2017/02/03

欧州フィギュアスケート選手権のキーワード(1)…「エイジレス・ジェネレーション」アラフォーの女子スケーター登場!

日本では、久々の日本人横綱の誕生に沸いていると聞きます。先月の2017年1月場所で悲願の初優勝ばかりか横綱昇進まで果たした稀勢の里関です。2002年春場所の初土俵から89場所目、実に足掛け15年もの歳月をかけて30才での”遅咲き”の横綱昇進は、何と19年ぶりの日本出身力士の昇進(1998年5月場所後に27才で横綱となった若乃花以来)でもあったと言います(末尾参考サイトA)。

なお、新横綱は1986年7月生まれの茨城県出身。少年野球でも頭角を表し、何と中学3年時はあの名門・常総学院からも勧誘があったのを蹴って、中学卒業と同時に鳴門部屋に入門したそうです(参考サイトA)。ということは、もしも野球を続けて常総学院に進学するという方の道を選択していたならば、稀勢の里関は高2の夏の甲子園(2003年)で全国制覇を目の当りにすることができたことになります。もっとも、ダルビッシュ有投手を擁する東北高校(宮城)を決勝で破った2003年夏の優勝メンバーの壮観な顔ぶれを振り返るに、当時の稀勢の里少年があの中に食い込むのは正直なところ相当厳しかったのではないかと考えざるを得ません。少年野球時代の知り合いも多かったであろう常総学院の優勝の報を、下積み時代にどのような思いで聞いたかは本人のみぞ知るところです。しかし、その後の長い紆余曲折を乗り越えて、少年時代の人生の分岐点における選択は結果的には大きなタイトルとともに結実しました。これは相撲界にとってのみならず、茨城県の野球関係者の方々にとっても朗報であったことでしょう。

日本での話題が「三十路越えでの綱取り」なら、こちらは「アラフォーでの現役復帰」です。今年の欧州フィギュアスケート選手権(2017年1月25~29日、チェコ・オストラヴァ)、残念ながら現地入りの調整がつかずドイツでテレビ観戦となりましたが、例によって例の如くこちらの放送は日本とは異なり、男女シングルそっちのけで相変わらずのペア偏重です。そして、そのペアにおいて、強烈な「遅咲きの復帰劇」が話題をさらったのです↓:

(末尾参考動画1からのスクリーンショット)

ゾーイ・ジョーンズ(Zoe Jones)/クリストファー・ボヤジ(Christopher Boyadji)組というイギリスのペアをご存じでしょうか?上の写真がショートプログラム登場の瞬間ですが、左下の隅に”Age”とある隣を見てください。目を疑いそうですが、この女性の年齢、何と37才です。しかも、ビックリなことにこの女性、三児の母です!実況もそこばかり強調しまくりです!男性が26才なので、年齢差は実に11才となります。このゾーイ・ジョーンズ選手、元々はシングルの選手だったそうですが、それにしても一体どうしてそんな人がわざわざ競技復帰するに至ったのでしょうか?。

ゾーイ・ジョーンズ選手の経歴を振り返ると、事情が見えてきます。以下に、新聞報道およびテレビ解説の内容などを元に彼女の経歴を再構築してみました↓(参考サイトB~E、参考動画1~4及びドイツ語版ユーロスポート音声解説から作成):

1980年1月14日、英国・スウィンドン生まれ。女子シングル選手として世界ジュニア2度出場(1996年22位、1997年18位)。シニアではイギリス選手権2連覇(2000年末、2001年末)、欧州選手権出場1回(2001年17位)、世界選手権出場2回(1997年35位、2001年31位)。五輪出場の唯一のチャンスがあったのが1998年の長野(18才時)だったが、参加資格は得たものの負傷のため出場はかなわず。2001/2002年シーズン終了後引退、カナダに渡りコーチとなる。ドディー・ウッド氏(Dody Wood)と結婚、2007年に双子の女児出産、さらに2012年に男児を出産したが離婚、カナダから帰国し郷里のスウィンドンへ。2014年12月に6才近く年下の南アフリカの元男子シングルスケーター、マシュー・ウィルキンソン氏(Matthew Wilkinson)と再婚。

競技復帰のきっかけは2014年5月、ISU主催でドイツ・オーバースドルフで開催されたISUアダルト・フィギュアスケート選手権。これは、甲子園の高校野球でいうところの「マスターズ甲子園」(→台風だけじゃなかった?!世にも奇妙な甲子園物語トップ5)に相当する大会で、往年の選手から全くのシロートまで、28才から71才まで4つのカテゴリーに分かれて競うものです。ちなみにこの大会は2011年から2013年にかけて伊藤みどりさんが競技復帰した大会としても知られます。この大会にゾーイ・ウッド名義で参加したところ、マスターズ・エリート・1(28~37才)というカテゴリーで34才にして歴代最高得点(71.33)で優勝。さらに翌2015年も同じカテゴリーで、さらに歴代最高得点を大幅に更新して2連覇(84.78)。これに本人が気を良くしたのか、周囲が放っておかなかったのか、2015年にはついに本格的に女子シングル選手として競技復帰。名義をゾーイ・ウィルキンソンに変更して臨んだイギリス選手権ではいきなりの2位(ただし優勝ラインが120点台という低いレベルの争いであった)。

さらに転機となったのが、年が明けた2016年1月。それまで2度イギリス選手権で優勝(2013年、2015年)していたペアが突然解消し、男性のクリストファー・ボヤジ選手が新しいペア相手の募集を始めたのです。ボヤジ選手は1990年7月15日フランス・パリに生まれたフランス人。2009年までは男子シングル選手として活躍、2011年シーズンよりペア転向(ここまではフランス所属)、さらに2013年にイギリス人選手(アマニ・ファンシー)とペア結成(以降イギリス所属)、欧州選手権出場2回(2014年15位、2015年12位)、世界選手権出場2回(2014年18位、2015年16位)。このファンシー選手とのペアはドイツのオーバースドルフでアレクサンダー・ケーニヒ氏(ドイツのアリオナ・サフチェンコ/ブリューノ・マッソ組の現コーチ)の一門の指導を受けていたことから、ペア解消に伴う新しいベア相手のトライアウトの告知は何と、同じフランス人でケーニヒ門下生でもあるブリューノ・マッソ選手のフェイスブック上で行われたというから、彼らの仲の良さもうかがわれます。そして、19才のファンシー選手の後釜の座に満を持してスライド登板(笑)となったのが、37才のゾーイ選手だったのです。そして、「昔の名前で出ています」を思わず口ずさみそうなことに、2016年12月には競技上の名義をウィルキンソンから旧姓に戻し、「ゾーイ・ジョーンズ/クリストファー・ボヤジ組」として心機一転、新生ペアとなっていきなりイギリス選手権で優勝(ただし参加ペアは1組のみだった)。英国チャンピオンの肩書を引っさげて初の大舞台・欧州選手権に乗り込んできた次第です。

ジョーンズ選手はコーチ稼業こそすれ、自身はスケートから13年間も遠ざかっていたといいます。それがいきなりの復帰で女子シングル銀メダル、ペアに転向したら参加ペアは彼女たちだけというあたりに、元々イギリスが抱える深刻な人材難が背景としてありそうです。それでも、実際の欧州選手権での演技を見ると、ジョーンズ選手は年齢の割には習得が驚くほど早いと思われました。例えば、サイドバイサイドで飛ぶ冒頭のジャンプシークエンス(左下写真)はかなり揃っており、デススパイラルもなかなか筋が良い感じです(右下写真)。リフトやスロージャンプなどはもう一息、ツイストジャンプはかなり改善の余地がありそうですが、2016年4月まで全くのペア未経験だった37才としては驚くべき進歩で、元々の適性がよほど高いのでしょう。

(参考動画2からのスクリーンショット。以下の写真も全てこの動画から採用)

あれは確か、オリンピックのエキシビションだったでしょうか。かつて、浅田真央選手と小塚崇彦選手が余興でペアの真似事をしていたのをテレビで見たことがあります。その際、浅田選手と小塚選手がサイドバイサイドでジャンプを飛ぼうとしたのですが、タイミングを合わせることがどうしても出来ず、それぞれが自分のタイミングでバラバラに飛んだのです。ペアの選手はみんな当たり前のようにこなしていますが、「二人の人間が全く同じタイミングと振付で同じジャンプを飛ぶ」という事はこんなにも難しいのかと、私はそこで初めて気づいたのでした。シングル選手は自分の軌道で、自分のリズムや体勢で振付に乗りつつ、自分のタイミングで踏み切るものであり、単に二人の人間が同じジャンプを飛ぶ能力があれば出来る代物ではないということです。そういう意味で、二人ともシングル選手出身であるこのペアが、短期間にここまで仕上げてきたことは純粋な驚きです。

なお、ゾーイ選手は「トライアウト募集の告知に対してメールを送った際は、まさか本当に返事が来るとは夢にも思わなかった」と後に述懐しています(参考サイトB)。そして、クリストファー君もまた、「トライアウト応募のメールをもらった時は、『さすがに36才(当時)はね…』と、お断りのメールを送る寸前までいった。だって、36才の選手を欧州選手権や世界選手権で見たことないもんね」と笑います(参考サイトC)。しかし、実際のトライアウトでは、他の若手女子選手は内気だったり(リフトやスロージャンプなどで)怖気づいたりしていたのが、ゾーイ選手は抜群に肝が据わっていたと言います。さすがは3児の母だけのことはあり、「ボクよりもスタミナがあって、20才の肉体を持っており、しかも(ペア競技を)心底楽しんでいる」と語るクリストファー君、ペア結成のために人妻の彼女のお膝元スウィンドンにわざわざ引っ越してきたというから、大した惚れ込みようです。コーチのマーク・ネイラー氏も、「彼らは限界知らず、まだまだ伸びる」と太鼓判を押しています。

(コーチのマーク・ネイラー氏も満面の笑みで拍手。英語版ユーロスポート解説者は「みんなに勇気を与える演技だった」「グレイトだ」「センセーションだ」とベタ褒め)

そもそも、36才にして全く未経験の世界に足を踏み入れるということ自体、他の職種ではどの程度あるものなのでしょうか?少なくとも私の知る医師という世界で見る限り、例えば齢30を大きく過ぎてから外科系などの「手習い」、つまりスキル習得を中心とする診療科の門を叩くようなケースはあらゆる面で不利とされており、外科系から内科系への転向はあっても逆のケースがなかなか存在しないことの理由にもなっています。それだけに、36才にしていきなり人生初となるペア競技に挑戦する3児の母というのは、日本風に言えば「アラフォーの星」、欧州的に言うなら「エイジレス・ジェネレーション」と呼べるでしょう。そしてこれは、”人間を使い捨てない””老いてもなお現役であり続けることが当たり前”という、日本では掛け声だけは威勢が良いものの、実際はなかなかその方向に進んでいかない、しかし欧州では願望も込めつつごく自然に受け入れられている考え方ともうまく合致するのです。

(競技歴が短いだけに、滑る度に自己ベスト更新!彼らにとって4試合目の公式戦となった今大会の成績はSP 52.32点、FS 91.10点、合計143.42点、総合14位)

今年の欧州選手権のテレビ中継では、そんな「エイジレス・ジェネレーション」およびその予備軍と思しき選手たちが大活躍でした。2012年世界女王、欧州選手権で5度の優勝(2007、2008、2010、2012、2013)、そして2014年ソチ五輪で銅メダル獲得後の休養期間中に元カレ(競歩のアレックス・シュワルツァー)のドーピング検査回避の幇助により1年5ヶ月の出場停止処分を課されたカロリーナ・コストナー選手(イタリア)は、この2月についに三十路の大台突入です。長い謹慎空けの直後となった今回の欧州選手権では、ソチ五輪当時のレベルまではいかないもののブランクを克服する演技を披露して見事に銅メダルに輝きましたが、そのコストナー選手も2018年の平昌五輪には31才で臨むことになるはずです。かつては十代半ばの少女がこぞって金メダルを獲っては直後に引退するのが相場だった女子シングルの世界も、老いることを拒否して限界まで自分に挑戦し続ける「エイジレス・ジェネレーション」が新たなトレンドとして幅を利かせつつあります。

ゾーイ・ジョーンズ選手の初登場やコストナー選手の復活を、例えば、次の五輪の時点で27才となる浅田真央選手はどう見ていたのでしょうか。エイジレスな彼女たちを見ていたら、真央選手はもしも来年の平昌五輪の選に漏れたとしても、その次を目指して全然構わないのではないかと思えてきます(→フィギュアスケート・フランス杯観戦記(3)…全日本フィギュア開幕!フランス杯での浅田真央選手を振り返る)。2年前には当時33才/30才にして誰もがビックリの欧州選手権優勝を果たしながら(→欧州勢旋風となった2015年世界フィギュアスケート選手権を検証する)今回は出場を逃した川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ組は、彼らの活躍に勇気づけられたのでしょうか?まさかとは思いますが、今大会を見た安藤美姫選手がハビエル・フェルナンデス選手と組んでペア競技で復帰すると言いだすのではないかという予感すらしてきました(笑)。

もっとも、ペアの世界では「エイジレス」はごく普通のことのようです。当コラムでもおなじみのドイツのトップペアで、今回の欧州選手権で銀メダルに輝いたアリオナ・サフチェンコ/ブリューノ・マッソ組の2人は、平昌五輪時ではそれぞれ35才と30才になります(→欧州選手権inブラチスラバ(4)…出場停止処分解除でついに大舞台へ!ドイツの新生ペア「サフチェンコ/マッソ組」の挑戦が始まる)。また、ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ組(フランス)のヴァネッサ・ジェームズ選手は、2005年末のイギリス選手権女子シングルのチャンピオンである点や、ペア相手がフランス人であるという点でもジョーンズ/ボヤジ組と共通点が多く、しかも平昌五輪は31才で迎えることになる予定です(→エリック・ボンパール杯観戦記(3)…移民国家フランスのロールモデル?シャフィック・ベセギエが体現する世界)。同じく、バレンティナ・マルケイ/オンドレイ・ホタレク組(イタリア)のマルケイ選手も、それまでシングル選手で2014年ソチ五輪女子シングル11位となった直後にペア転向、このペアもまた平昌五輪時では31才/34才となります。こうしてみると、イタリアとイギリスはエイジレス・ジェネレーションの人材の宝庫なのかもしれないと思えてきますが、その秘訣は地中海料理とフィッシュ&チップスでしょうか?(笑)

さて、この調子でアラサー&アラフォー世代が老いることを拒否してわが道を行くのであれば、果たして2018年の平昌オリンピックのアイスリンクの上に、齢30を超える「エイジレス・ジェネレーション」の方々は何人くらい立つことになるのでしょうか?そして、ジュニアから上がったばかりの若き世代との熾烈なバトルが繰り広げられるのでしょうか?その先行きを占う意味でも、3月末のフィンランド・ヘルシンキにおける世界フィギュアスケート選手権は、世界中が固唾をのんで見守る五輪切符争奪の前哨戦となりそうです。

(ジョーンズ/ボヤジ組のフリー演技終了直後、客席で英国のユニオンジャックを振る面々の中に、アイスダンス優勝のパパダキス/シゼロン組(フランス)のギヨーム・シゼロン選手らしき姿がみえる。フランス人のボヤジ選手はフランスでのペア時代、パパダキス/シゼロン組のお師匠でもあるロマン・アグノエル氏の振付を受けていた時期あり。それにしても、シゼロン選手といいマッソ選手といい、他国移籍後も助け合うほどにフランス人は結束が固い?!なお、アグノエル氏についてはコチラを参照:→フィギュアスケート・フランス杯観戦記(2)…グランプリ・ファイナルでも活躍した選手を紹介!ペア・アイスダンス編


<参考サイト>
A) Wikipedia日本語版 - 稀勢の里寛
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%80%E5%8B%A2%E3%81%AE%E9%87%8C%E5%AF%9B

B) NISA(National Ice Skating Association of Great Britain):Zoe Wilkinson and Christopher Boyadji confirmed as new skating partnership
http://web.icenetwork.com/news/2015/07/02/134040178/wilkinson-gets-redemption-at-adult-competitions

C) Swindon Advertiser(2016年12月1日):ICE SKATING: It all figures for Jones after link-up with new partner
http://www.swindonadvertiser.co.uk/sport/generalsport/14938074.ICE_SKATING__It_all_figures_for_Jones_after_link_up_with_new_partner/

D) ISU Adult Figure Skating Competition 2014
http://www.deu-event.de/results/adult2014/
ISU Adult Figure Skating Competition 2015
http://www.deu-event.de/results/adult2015/

E) British Figure Skating Championship2015 (2015年12月1~6日)
http://www.icephoto.co.uk/British15/
British Figure Skating Championship2016 (2016年11月29日~12月4日)
http://www.icephoto.co.uk/British16/


<参考動画>
1) 2017 E Jones Boyadji SP ESP
https://www.youtube.com/watch?v=OoaZjQwxFfA
(イギリス版ユーロスポートによる欧州選手権ショートプログラム中継動画)

2) European Championships 2017 FS Zoe JONES & Christopher BOYADJI
https://www.youtube.com/watch?v=mnYAfiGF5wA
(イギリス版ユーロスポートによる欧州選手権フリースケーティング中継の動画)

3) Zoe Jones GRB - 2001 European Championship SP
https://www.youtube.com/watch?v=soAIWLC958Y
(シングル選手としては唯一の欧州選手権出場となった2001年のショートプログラム)

4) Zoe Jones GRB - 2001 European Championship LP (Partial)
https://www.youtube.com/watch?v=WmW5EcwNyi4
(同2001年のフリースケーティング)

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