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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2016/11/04

これがドイツの「郵便受け会社」だ!韓国版「女ラスプーチン」事件はアメリカ大統領選にも波及する?

先週半ば頃より、韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-hye、64才)大統領の親友とされる崔順実(チェスンシル、Choi Soon-sil、60才)という一介の民間女性による国政介入及び詐欺・収賄・職権乱用疑惑、通称「Choi-gate」(崔ゲート)がメディアを賑わしています。そして、その一大事件の震源地が何と韓国から8585キロも離れたドイツの田舎町だというのだから驚きです。この事件は、回りまわって平昌五輪との関係も指摘されています(末尾参考サイトA)。ということで、先週予告していたリオ五輪の選手の職業に関する考察記事(→リオ五輪特集(11)…日本と比較すると分かる!メダルゼロのドイツ競泳界の敗因「構造上の理由」の正体)はひとまず延期した上で、今週はこのチェ・スンシル事件に関するドイツやフランスの報道について紹介したいと思います。

朴槿恵と崔順実という年齢の近いこの二人の女性の関係は、その父親の代までさかのぼります。韓国の元大統領だった朴正熙(パク・チョンヒ、Park Chung-hee、1917-1979)氏が牧師で新興宗教団体教祖の崔太敏(チェ・テミン、Choi Tae-min、1912-1994)氏をご意見番として大統領府に出入りさせていたという頃から、実に40年来の親子ぐるみの付き合いです。これが娘同士の世代になり、朴正熙大統領暗殺以降の不遇の時代を支えてもらったという恩により、朴槿恵氏は特に大統領就任以降、政治機密やスピーチに関する意見や服装コーディネートまでこの女友達に頼り切るようになっていきます。この女性のことを韓国メディアは「陰の女帝」「陰の権力者」などと書いていますが(参考サイトA)、フランスメディアは一貫して「女ラスプーチン」(la  Raspoutineまたはune Raspoutine)という面白い形容をしています(参考サイトB、C)。ラスプーチン(Grigori Yefimovich Rasputin、1869-1916)といえば言わずと知れた、ロシアの皇后を意のままに操って国政を牛耳った快僧のことですが、その名のフランス語表記(Raspoutine)に女性名詞を示す定冠詞"la"または不定冠詞"une"を付けたものです。つまり崔親子は、韓国大統領の朴親子にとっての二代続けての「ラスプーチン」ということでよろしいでしょうか?

なお、今回の話は「女ラスプーチン」にとどまらず、その実の娘もまた同様のスキャンダルに見舞われています。韓国の乗馬選手でもある鄭ユラ(Chung Yoo-ra、20才)氏には、スポーツ特待生として入学したはずの梨花大学への不正入学疑惑、学校成績や出席日数の操作疑惑、乗馬における資金面での便宜供与疑惑などが向けられているそうです。

そして、この母娘が、つい先週まで揃って滞在していたのが、ドイツはフランクフルトの北西の郊外にある人口1万人にも満たないシュミッテン(Schmitten)という小さいのどかな村でした。ユラ選手の練習する乗馬クラブの写真を手掛かりにその村を突き止めた韓国マスコミは、今月中旬頃より大挙して押し掛けてローラー作戦よろしく近隣住民に取材しまくり、ついに彼らの居た場所や購入した家を突き止めたのでした↓。


上写真は参考サイトDからのスクリーンショットで、崔順実氏が今年の5月に購入したとされるシュミッテンのホテルです。崔順実氏には、自身が設立した「ミール(Mir)」と「Kスポーツ」という2つの財団と、「Widekスポーツ」と「ブルーK」という2つのペーパーカンパニーがあり、これらの会社を通して大企業からの献金として崔女史側に流れ込んだ資金はわずか2ヶ月足らずの間に52社から何と6200万ユーロ(約72億円)という凄い金額でした(参考サイトE)。しかも、このおカネは朴槿恵大統領の「老後資金」としての賄賂ファンドではないかと韓国メディアに報じられ、大統領自身は否定したものの、国民の不信感はピークに達したようです(参考サイトF)。かくして、日本では仮装行列で盛り上がった10月31日のハロウィンも、韓国では仮装もカボチャもどこ吹く風という激しい抗議デモにより、お祭り気分ごと吹き飛んでしまったのでした。

この潤沢な資金を原資に崔女史が購入したとされるドイツ国内の3点の不動産の中の一つが、上写真にあるホテルです。このホテルは旧名を「ハウス・ハットシュタイン(Haus Hattstein)」といい、高齢化のために維持できなくなったドイツ人経営者が売りに出していたものを崔女史が今年の5月に購入、その名を「Widecタウヌスホテル」に改めて本年8月にリニューアルオープンしたということでした(参考サイトE、F)。

しかし、疑惑発覚のきっかけは旧ホテルオーナーや近隣住民の鋭い目でした。新しいホテルのスタッフが誰一人としてドイツ語を話さないこと、オープン以来客らしい客を見たことが無いこと、それでいて室内には高性能パソコンがホテル業には不必要なほどたくさん設置されていたこと、さらに、これまたホテル業に似つかわしくないことに、地下室に多数の犬が飼われていることなどに気付き、次第に疑いの目を向けるようになります。そして、タレこみを受けた地元警察や関係省庁が9月に踏み込んだ時には、ホテル内はもぬけの殻、表の看板も外され、辛うじて残っていたのは入口の赤い郵便受けだけだったそうです↓。

 

 (参考サイトEからのスクリーンショット。屋根と窓の間に、ホテル名のパネルが外されて中の二列の蛍光灯が丸見えになった看板の跡がある)


(参考サイトGからのスクリーンショット。赤い郵便受けには、ホテル名「WIDEC TAUNUS HOTEL」の表札が外されずに残っている)

ここで唐突にワンポイントドイツ語講座になってしまいますが(笑)、いわゆる日本語で言うところの「ペーパーカンパニー」「幽霊会社」のことを、ドイツ語では「Briefkastenfirma」(直訳すると「郵便受け会社」)と言います。参考サイトGの写真の下に付いている「これは単なる郵便受けなのか?」というキャプションは、実は結構意味深なのです。この一件で、韓国におけるヘッセン州シュミッテンの知名度が大幅にアップしたことは間違いないでしょう。また、部屋数11室というこの小さなホテルの住所に14社もの企業が登記されているとの情報もあり、韓国の検察のみならずドイツの警察や関係省庁も含め、大規模な国家ぐるみの腐敗・脱税・マネーロンダリング容疑も視野に事態は大きく動き出したばかりです。

なお、このシュミッテンのすぐ近くには崔女史の娘が馬術の一競技であるDressur(馬場馬術)の練習をしていた乗馬クラブがあります。崔女史がこの地区の不動産を買い漁った背景には、このホテルと乗馬クラブを韓国馬術ナショナルチームの強化合宿施設として整備運用しようという思惑、さらには、2020年東京五輪で愛娘に金メダルを取らせたいという母心が混じっているのではないかと想像します。娘の鄭ユラ選手は2014年アジア大会団体で優勝を飾っています。今年のリオ五輪を見ても、馬術の強豪はドイツやイギリスなどの欧州諸国です。韓国としては、そんな強豪国に食い込むための「官民を挙げてのスポーツ振興」の具体的方策の一つだったはずで、以前のコラムで取り上げた射撃の話にも似ています(→リオ五輪特集(6)…期待ゼロの射撃で金3つ!国境を越えて射撃界をけん引するクリスティアン・ライツ選手の試み)。しかし、今回の一件の展開次第では、この強化方針に水を差すことになりそうです。今回のスキャンダルによる平昌五輪の工事の遅れ(参考サイトA)も指摘されていますが、実際は東京五輪の戦績にも響いてくる可能性があるという意味では、他国も他人事として傍観してはいられない事件です。

何だか数年後にはハリウッドが映画化するのではないかというようなスリリングな展開で、今後の展開が注目されます。

さて、ここ一週間程度のドイツの報道を見ていく過程で、大いに気になったことがありました。それは、ネットニュース以外の媒体でこの事件の報道がほとんどないということです。中でも、テレビがいまだにこの事件を全く扱おうとしないのが不思議です。「韓国版・女ラスプーチン」という分かりやすいことこの上ないテーマである上に、何と言っても舞台がドイツの片田舎という異色の事件であるにもかかわらず、それもフランスのテレビでは最近ようやくチラホラ扱われるようになったというのに、一体どういうことなのでしょうか?新聞・雑誌の方も、ネットニュースでは流れるものの、紙媒体に印刷されたニュースにはなかなかお目にかかれません。しかも、同じ内容であれば、フランスの記事の方がドイツよりも1~2日早めに掲載される傾向もあります。これでは、ドイツはこの事件をあまり国民に知らせたくないのではないかと勘繰りたくなります。

しかし、この疑問は、その後にアメリカの報道を何本か検索した瞬間に氷解しました。ドイツやフランスの報道だけでは全く気づかなかったのですが、この”The CHOI-gate scandal”と名付けられた事件は、アメリカメディアの手にかかると大統領選との絡みで「クリントン候補のメール問題との類似性」が前面に出てくるのです。(参考サイトH、I)

ここで思い出すのが、以前のブレグジット(Brexit)の国民投票の際の一連の報道です(→アイスランド旋風を横目にイギリスの”BREXIT”がもたらす欧州サッカーEURO 2016への思わぬ余波)。ドイツメディアはあの時、国民投票の開票直前ギリギリまで、「イギリスはきっとブレグジットを否決してくれるに違いない」という希望的観測なのか単なる願望なのかという報道で占められていました。まるで、ブレグジットが過半数を超えると予想すること自体がタブーであるかのような”金縛り報道”でした。そして、実際に開票が終了してブレグジットが確定した瞬間、キャスターもレポーターも一転してお通夜のような落胆に沈むという、公正中立なはずの報道機関らしからぬ「下手を打った」前科があったのです。

そして今回も、報道は相変わらずの金縛りです。オクトーバーサプライズよろしく突如として「ヒラリー・クリントンの元国務長官時代のメール問題の捜査再開」や「ビル・クリントン元大統領の(支援者に対する)恩赦疑惑」といった文春砲ならぬFBI砲が連発したこの後に及んでも、いまだにテレビはトランプ憎しのヒラリー推しに終始しています。このタイミングで、まさかのノーマークだった韓国から”権力者自身の公私混同”と”権力者にすり寄った者に対する便宜供与”という、クリントン問題との2大共通点が揃い踏みの疑惑が噴出してきてしまったのだから、たとえその舞台がドイツのど真ん中だったとしても、アメリカ大統領選が終わるまでは大きく報じたくないという作為を感じずにはいられません。そもそも難民・移民流入への不安や極右政党の台頭といった国内問題を抱えているドイツにとって、韓国やアメリカの話題で自国の不安を増幅されたくないという思惑もあるのでしょう。

しかし、ドイツ人はアメリカ大統領選の選挙権などないんだから、韓国の事件の報道を自粛する必要なんてないんじゃないの?と思われた方、実は私も最初はそう考えていました。しかし、それはどうやら違うということを、こちらの番組を見て知りました(参考サイトJ)。登場するのは、アメリカ国籍を持つドイツ在住女性です。「もう長いことアメリカに住んでいない在外アメリカ人の場合、自分は大統領選に参加できるはずがないと勝手に諦めている人が多い。でも実際は、アメリカのパスポートさえ持っていれば、アメリカで最後に居住した州に届け出れば投票できる」「国外からの選挙人登録の手続きは驚くほど簡単!みんなに教えてあげて一人でも多く選挙に参加してもらいたい」と語るその女性は民主党支持者で、元々はサンダース氏支持でしたが、民主党候補が確定してからは下写真のようなヒラリーバッジを作って熱心に応援しており、同じようなドイツ在住のアメリカ国籍者に選挙人登録を促しつつ「ドイツからヒラリーを当選させる力になりたい」と意気込んでいました↓。

こう言われると、思い出すのが以前の当サイトに掲載したアイルランドの同性婚に関する国民投票のコラムです(→ドイツの同性婚法制化をめぐる報道で飛び出したアイルランドの国民投票の裏話)。この記事内で引用したニュース報道によれば、保守的とされるアイルランドで同性婚賛成派が圧勝したこの投票結果は、アメリカなど他国へ出た少なからぬアイルランド移民ないしその子孫がわざわざ海を渡って投票しに来たことも一因だったとありました。もっとも、アイルランド系アメリカ人の数とは比べようがないほどドイツ在住アメリカ人は少数派のはずで、アイルランドの時ように選挙結果を大きく揺り動かすことにはならないでしょう。ただ、日本在住のアメリカ人など、他国も巻き込んだ一大ムーブメントになれば分かりません。となると、日本のような世界にも稀な「二重国籍を認めない国」は、アメリカ大統領選の選挙人登録というような形で他国への影響力を行使することができないという意味で、損なのか得なのか一度しっかり議論する価値があるのではないかと思えてきます。

最後に余談を一つ。「ラスプーチン」といえば、音楽ファンに詳しい方であればボニーMというグループの70年代のダンスヒットが懐かしいのではないでしょうか。このボニーMの仕掛け人で、名曲「ラスプーチン」の生みの親でもあるプロデューサーのフランク・ファリアン(Frank Farian)氏のプール付のゴージャスな自宅兼スタジオが、今回の「崔順実ゲート」で有名になったシュッミッテンにほど近いロスバッハに今もあります。ヒット曲を連発し印税ガッポリ左団扇となったファリアン氏が選んで引っ越しただけのことはあり、日本でも販売されているミネラルウォーターの「ロスバッハー」の採水地としても知られる空気のキレイな高級住宅地です。ついでに、同じくファリアン門下生として知られるポップ・デュオのミリ・ヴァニリ(口パク疑惑により1990年のグラミー賞を後日剥奪されたエピソードは有名)の片割れだったロブ・ピラトゥス氏が亡くなったのが、これまたシュミッテンの隣町のフリードリヒスドルフでした。フランクフルト北部の郊外に位置するこれらの地区は、実はドイツのディスコ音楽シーンを語る上で外すことのできないエリアでもあるのです。

なお、「ラスプーチン」をご存じない方のために、以下にYouTubeのリンクを紹介します。まさか韓国の「女ラスプーチン」から最後はボニーMに行きつくとは思いませんでしたが、一見の価値はあります!一度見るとハマリます!お楽しみいただければ幸いです。

YouTube :Boney M. - Rasputin (Sopot Festival 1979)

https://www.youtube.com/watch?v=16y1AkoZkmQ


<参考サイト>
A) ZAKZAK(2016年11月2日):“陰の女帝”崔順実氏、平昌五輪にも関与か 着工が大幅遅れ
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20161102/frn1611021530005-n1.htm

B) Le Monde(2016年10月31日):Embourbée dans un scandale, la présidente de Corée du Sud limoge son premier ministre(泥沼スキャンダルの大統領が首相を更迭)
http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2016/10/31/choi-soon-sil-l-amie-qui-fait-trembler-la-presidence-sud-coreenne_5023236_3216.html

C) Les Echoes(2016年10月27日):Asie-Pacifique - La Corée du Sud découvre avec stupéfaction une Raspoutine à la présidence (アジア・太平洋:大統領に「女ラスプーチン」が登場で韓国が騒然)
http://www.lesechos.fr/monde/asie-pacifique/0211437530946-la-coree-du-sud-decouvre-avec-stupefaction-une-raspoutine-a-la-presidence-2038410.php

D) Frankfurter Allgemeine Zeitung(2016年11月1日):Schmitten-Arnoldshain - Taunus-Hotel verursacht Regierungskrise in Südkorea (シュミッテン・アーノルズハイン:タウヌス・ホテルのせいで韓国の政権がピンチ)
http://www.faz.net/aktuell/rhein-main/hotel-in-schmitten-in-skandal-aus-suedkorea-verwickelt-14501207.html

E) Taunus Zeitung(2016年10月25日):Spur führt zu südkoreanischen Regierungskreisen - "Widec Taunushotel": Steckt eine Briefkastenfirma dahinter?(足跡は韓国の政権に続く…「ヴィデック・タウヌスホテル」の背後には幽霊会社が隠れているのか?)
http://www.tz-usingen.de/lokales/hochtaunus/usinger-land/Widec-Taunushotel-Steckt-eine-Briefkastenfirma-dahinter;art48706,2284340

F) Focus Online(2016年10月25日):Hessisches Landhotel soll Briefkastenfirma sein(ヘッセン州の地方ホテルがペーパーカンパニーらしい)
http://www.focus.de/regional/frankfurt-am-main/spur-fuehrt-nach-suedkorea-hessisches-landhotel-soll-briefkastenfirma-sein_id_6114502.html

G) Frankfurter Rundschau(2016年10月28日):Hochtaunus - Staatsaffäre führt nach Schmitten(ホッホタウヌス:国家スキャンダルはシュミッテンにつながる)
http://www.fr-online.de/rhein-main/hochtaunus-staatsaffaere-fuehrt-nach-schmitten,1472796,34894742.html

H) Los Angeles Times(2016年10月25日): Back Story A South Korean scandal with overtones of Clinton's emails (裏話:クリントンのEメール疑惑と似た含みのある韓国のスキャンダル)
http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-korea-president-scandal-snap-story.html

I) CNBC.com(2016年10月27日):South Korea's President Park Geun-hye under pressure over Choi Soon-sil, faces calls to resign(崔順実事件の朴槿恵・韓国大統領が直面する辞任要求の声)
http://www.cnbc.com/2016/10/27/south-koreas-president-park-geun-hye-under-pressure-over-choi-soon-sil-faces-calls-to-resign.html

J) WDR(西ドイツ放送)(2016年10月19日):Bornheimerin mischt mit bei US-Wahl(ボン郊外のボルンハイム在住女性がアメリカ大統領選に参加する)
http://www1.wdr.de/nachrichten/rheinland/democrats-abroad-rhein-sieg-104.html

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