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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2016/09/16

リオ五輪特集(5)…ドイツ・アーチェリー界の菅原初代が銀!韓国が強豪である理由についても語る

皆様の中に、アーチェリー(洋弓ともいう)に詳しい方はいらっしゃるでしょうか?あるいは、周囲にアーチェリーに詳しい友人がいる方は?私自身の出身校を振り返っても、弓道部はあったかと思うのですが(←これとて確信はない)、アーチェリー部は無かったはずです。”友達の友達”あたりまで範囲を広げても、アーチェリーの競技歴のある人など周りに皆無でした。

となると、アーチェリーの競技人口は日本ではどれくらいなのかが気になります。そう思って調べてみたところ、リクナビ進学ジャーナルというサイトに「高校生が今から東京オリンピック出場をねらえるオススメ競技は?」なる記事を見つけました(末尾参考サイトA)。元々競技人口が極端に少ないスポーツならば、アナタもワタシもちょっと頑張ればすぐ五輪代表候補になれるかもしれません!ということで、今からでも五輪を狙える競技のトップとしてこの記事で紹介されているのはズバリ近代五種です。近代五種とは射撃・フェンシング・水泳・馬術・ランニングの5種目を1人でやる競技であり、「国内競技人口が何と約30人!」「女子に至っては数人単位なので、本格的に始めた瞬間オリンピック候補」と、思わせぶりな表現が並ぶものの、トレーニング環境が揃っているのは自衛隊体育学校のみであり、個人でトレーニングしようとしたら資金も手間もかかるとのことです。次に狙い目とされるのが、射撃(国内競技人口約6500人)とアーチェリー(同・1万3000人)です。「他競技に比べるとあまり身体能力が問われず、短期間で上達が可能」というのがその理由とあります。

今年のリオデジャネイロ五輪において、ドイツはこの”狙い目競技”として紹介された「射撃」と「アーチェリー」で大会前の評判を覆すメダルラッシュを果たしました。中でも快挙とされたのは、アーチェリーの女子個人での銀メダルです。ちなみに、当サイトの過去記事(→リオデジャネイロ五輪特集(1)…毎度ながらのスロースターター?ドイツのメダル皮算用)を読み返すと、アーチェリーは<その他の競技>として一括りにされたた挙句にこう書かれていました↓:

バトミントン、アーチェリー、新体操、シンクロナイズドスイミング、テコンドー、トランポリン…これらの競技に関しては、まさに五輪精神ではないが、「参加することに意義があり」というのがドイツの現状だ。

「参加することに意義があり」とは、随分と低い評価をされたものです。大会第6日目の8月12日、そんなドイツのアーチェリー界に史上初となる個人でのメダルをもたらし、以降メディアに引っ張りだことなったのは、コチラの女性でした↓:

リーザ・ウンルー(Lisa Unruh)選手、御年28歳です。この女性、誰かに似ていると思いませんか?そう、テレビ画面に最初に登場した瞬間から、私が思い浮かずにはいられなかったのはコチラの人物でした↓:

当サイトでもおなじみの大食い界の女帝こと、菅原初代さんです!などと言うと、「一緒なのは帽子とメガネだけで、顔そのものは全く似ていない!」と、お叱りを受けるかもしれません。しかし、この二人が似ているのは顔かたちではなく、その競技に臨む姿勢や佇まいといった雰囲気の方です。ウンルー選手はテレビでしか見ていませんが、菅原初代さんを直接知っているこの私が言うのだから間違いありません(笑)!

この両者の共通点の一つとして、「比較的長身である」というのがあります。菅原初代さんも大食い番組に登場する女性の中では比較的長身の168cmで、長身であることも大食いの秘訣の一つだと語っていました(→徹底検証?! 大食いの資質(2)・・・胃ヂカラ・体格編(座高)、→徹底検証?! 大食いの資質(3)・・・胃ヂカラ・体格編 ( 肩幅 ))。他方のリーザ・ウンルー選手は、身長が何と180cmあり(体重は71kg)、対戦相手だった台湾やメキシコや韓国などの選手と並ぶと頭ひとつ大きい、言うなれば「オンナ弁慶」みたいな人です。

もう一つ、両者間で恐ろしいほどに酷似している要素があります。それは、カメラが回っていない時のどちらかというと地味で内省的かつ繊細な素顔と比べて、大食い競技などの本番での勝負になると別人かと思う程豹変する、獲物を狙いすましたハンターのような眼光鋭い真剣な表情と、全身から発せられるオーラです。そのあまりの落差もまた、”板に着き、箸を手にドンブリを持った大食い選手”と”カメラが回っていない普段の大食い選手”の差にも似たものを感じさせるものでした。

これを、準決勝の時のウンルー選手を例にとって説明してみましょう。

左上写真では、ウンルー選手が対戦相手のバレンシア選手(メキシコ)が隣で睨んでいるのをものともせず、弓を静かに引いています。右上写真では、背後でドイツ代表監督のオリバー・ハイドン氏がサングラス姿で教え子を見守っています。

しかし、セットとセットの合間になると、ウンルー選手は毎度のようにサッと手帳を取り出して何やらメモを付け始めました(左下写真)。ウンルー選手はメモ魔とのことで、試合中に気になったり思い浮かんだ事はどんな小さなことでもその場で自分で記入しないと気が済まないのだそうです。対戦相手のメキシコは選手本人ではなくコーチの方がメモ魔になっていたのと比べると、対照的なシーンでした(右下写真)。こういう細かい性格と、試合での大胆なパーフォーマンスの落差も、この競技における強さの秘訣の一つなのかもしれません。

(右上写真のメキシコの監督は見た目がアジア系のようですが、韓国の方てしょうか?ドイツの中継では紹介されず)

そして、この試合に勝利して悲願の決勝進出を決めた瞬間、テレビに映し出されたウンルー選手の後ろ姿が、これまた濃厚に菅原初代さんを想起させるのでした!↓

2010年春のハワイでの女王戦決勝のラーメン対決を制し、試合会場のショッピングセンターで観客の声援に応えたときの菅原初代さんの後ろ姿とまさに瓜二つで、何だかとても懐かしくなってしまいました!(そんな思いでこの中継を見ていたのは、おそらく世界広しと言えども私だけであったことは間違いないでしょう…笑)

そうして迎えた決勝の相手は、アーチェリー大国の韓国から来たチャン・ヘジン(CHANG Hye Jin、張惠珍)選手でした。それも、先ほどのウンルー選手とは全く違う雰囲気を持った女性です。ここからは、左にチャン・ヘジン選手、右にリーザ・ウンルー選手を並べてみましたので、是非見比べてみて下さい↓:

何だか、はとバスのバスガイドさんか、甲子園の開会式の入場行進のプラカード嬢かと見紛うような小柄の美形選手の登場で、アーチェリーの選手に見えません(左写真)!それに対し、ウンルー選手(右写真)、やっぱり菅原初代さん似の逞しさがあります!今回の記事作成のために調べて驚いたのですが、チャン・ヘジン選手は1987年5月13日生まれの29才で、リーザ・ウンルー選手(1988年4月12日生まれ)よりも何と1才年上だったんですね!しかも、チャン・ヘジン選手、身長が158cmだというから、ウンルー選手との身長差は実に22cmです。

しかし、勝負が始まれば、年の差も身長の差も関係ありません!両者とも本気モードで、矢の応酬です↓: 

どちらも真剣なのは変わりありません。しかし、それまで長身のウンルー選手(右上・右下写真)の戦いぶりに目が慣れていたせいか、チャン・ヘジン選手の弓が妙にデカく見えてしまいます(左上・左下写真)。この小柄な体の一体どこに、これほどのパワーが潜んでいるのでしょうか?

セット間のインターバルでは相変わらずメモ魔と化すウンルー選手(右写真)。それに対し、チャン・ヘジン選手は妙に物憂げで、まるで韓流ドラマの女優さんみたいです(左写真)!この人、いずれ女優デビューするんじゃないか…と思ってしまったのは、私だけではないかもしれません。そして、勝負はあっさりと決着しました↓。

最後のショットが8点のゾーンに決まった瞬間(左写真)、サングラス姿の韓国コーチ(右写真の右側)は狂喜乱舞です。チャン・ヘジン選手もガッツポーズを見せていますが、どちらかと言うと静かに喜ぶタイプのようで、感情を炸裂させる感じはありませんでした。

 上写真が大会結果と表彰式の様子です。ウンルー選手はこの銀メダルの快挙により、個人としてはドイツ史上初のメダリスト、しかも1980年以来36年振りの欧州人女子メダリストにもなりました。それでも、やはり特筆すべきは金と銅を独占した韓国の圧倒的強さです。韓国は団体でも男女ともに金、男子個人総合でも金を獲得したので、文字通りの「韓国の独壇場」です。テコンドーですら男女合計8カテゴリーのうち5階級でしかメダル獲得していないことを考えると、むしろアーチェリーの方が韓国の国技と呼んだ方が良いのではないかと思えてきます。

それでは、どうしてアーチェリー界は韓国ばかりがこうも強いのでしょうか?これについて、ウンルー選手が3回戦で対戦した中国人選手が、とてもユニークで印象的な仮説を紹介していました。ドイツメディアからの質問に対し、その選手は、こう答えたのだそうです:

「アーチェリーは指先の微妙な感覚が非常に重要な競技であり、お箸を使う文化圏の人間の方が有利。しかし、私たち中国人は木のお箸を使うが、韓国人は金属製のお箸を使う。多分、これこそが、韓国人が有利である秘訣ではないか?」

この話がドイツのテレビから流れてきた瞬間、私はいきなり頭を殴られたかのような猛烈なカルチャーショックを受けてイスからひっくり返りそうになったのでした。「エーッ?私たち日本人も木の箸を使ってまんがな~!それって、あかんの~?」と、毎度のことながら今回もテレビ画面に向かって吠えたのは言うまでもありません(笑)。

しかし、今になって思い出されるのが、脳外科の同僚医師の中に、敢えて利き手でない方の手で無理やり箸を持って食事するセンセイが少なくなかったという事でした。当時、「利き手でない側の手先のトレーニング」とか「左手でもバイポーラ(双極の電気メス)を持てるようになるため」などと彼らはおっしゃっていましたが、私自身が左利きなのでその苦労がイマイチ理解できませんでした。しかし、このドイツのアーチェリー中継で飛び出した話が本当なら、脳外科医の指先トレーニングとして、実は韓国のお箸の方が有効なのかもしれません!これまで、韓国料理店で出てくる金属製の箸は使いにくいような先入観がありましたが、その使いにくさこそがかえって手先を鍛えるには良いということになり、ひょっとしたら脳のトレーニングにもなるのかもしれないではありませんか!ということで、速攻でアジア食品ショップに駆け込んでみたものの、韓国仕様の金属製のお箸は残念ながら見つかりませんでした。ということで、今度日本に帰った時や、パリなどの大都市に行く機会があれば、いっそのこと韓国食器一式を丸ごと入手してみっちりと指先も脳も鍛え上げ、そのまま勢い余ってアーチェリーまで始めちゃおうかしらと思ったりもする今日この頃です(笑)。

もっとも、この「韓国のアーチェリーが強いのは金属製のお箸のおかげ」という仮説は、あくまでもその中国選手がドイツメディアに語った個人的見解に過ぎません。それでは、ウンルー選手自身はどう考えているのでしょうか?銀メダル獲得から数時間後にスタジオでのメダリストインタビュー(参考サイトB)でこの件について聞かれ、ウンルー選手はこう答えました(ウ:ウンルー選手、司:司会者)。

ウ:「韓国はドイツと異なり、学校スポーツとして早い段階でみんながアーチェリーを始め、才能ある子をスカウトしていくという具合に、育成システムが完成している。その上、五輪で金メダルを獲ると年金が出たり家を与えられたりもする。そこがドイツとの大きな違いで、むしろドイツで言うところのサッカーに近い」
司:「ミリオネアとかスーパースターになれる訳ですね。(そんな韓国の環境に)嫉妬しちゃいますか?」
ウ:「嫉妬はしない。韓国のトップ選手のトレーニングは大変キツイ。それに、(恵まれていない環境のドイツでも)私は今回メダルを取れた訳だからネ!」

そうなのです、ドイツは全くと言っていいほど恵まれない環境にあるのに、ウンルー選手はメダルをゲットできたのです。その背景には、ドイツ人ならではの高身長や腕力の強さという、民族として生まれつき備わっている適性があるはずです。アーチェリーの弓を引くには、男子で20キロ以上、女子でも16~18キロの力が必要とされており、これをクリアできる女性の比率は日本とドイツでは最初から大きく差があるように思います。実際、代表監督の話では、ウンルー選手は女子の中でも特に腕力が強く、弓は18キロに設定しているのだそうです。

(「ここの部分はカーボン製」「矢はアルミにコーティグが…」「のぞき穴は位置をこう調節して…」など、スタジオで弓矢の構造や組み立て方、仕組みなどについて説明するウンルー選手。初めて聞く話が満載で、これでアーチェリーに興味を持った視聴者も少なくなかったはず)

この話を聞いて、さらにピンときました。日独を往復する度に否応なく気付かされる現実として、ドイツの街中で遭遇する扉がどれもやたらと重いというのがあります。駅や百貨店、役所などの入口のドアがあまりにも重いため、スーツケースの重さを測るためのはかりを転用して何度か測定してみたことがありますが、平均するとだいたい13キロくらいの力がないと、どのドアも開かない仕様になっています。それに対し、日本に帰国してくると、公共施設も百貨店もどこもかしこも自動ドアばかりで、ドアがあったとしても大した力がいらないものばかりです。これでは、日本にあまり長くいると腕力が退化してしまうのではないかと心配になることがあります。しかし、卵が先か鶏が先か…ドイツの場合はドアが重いのはドイツ人の腕力が元々強すぎて勢い余ってしまうからでしょうし、自販機やエレベーターのボタンもやたら強く押さないと反応しないのは、力を弱めに加減するのが苦手だからでしょう。裏を返せば、日本人が自動ドアばかりの社会を作りたがるのも、自販機のボタンが軽いタッチで反応するのも、その腕力のなさや繊細さを反映しており、逆に細かい手作業などでは日本の方が世界的定評があったりするのだと考えることもできます。

しかし、事がアーチェリーとなると、どうでしょうか。最近、ウンルー選手の銀メダル獲得を契機として、ドイツの子供たちの間でアーチェリーの人気が上昇してきているという報道がありました(参考サイトC)。また、メダル獲得翌日にビルト紙はいち早く「アーチェリーってどんな競技?」というタイトルで、シロウト向けの”良い子のためのアーチェリー講座”のような記事を掲載しました↓。これだけ話題にのぼれば、人気の急上昇も当然でしょう。この調子だと、かつてシュテフィ・グラフやボリス・ベッカーの両選手の台頭を契機に、それまで誰も見向きもしなかったテニスという競技が急速に普及し、今やすっかりテニス強豪国になっているということと似たシナリオが、アーチェリーの世界にも待ち受けいるのではないかとさえ思えてきます。

(2016年8月13日ビルト紙12面より。この記事によると、アーチェリーの弓は長さ177cm、重さ3キロ、放たれる矢の速度は最大で時速200キロだそうです。そして、ウンルー選手の決勝戦のテレビ中継の視聴者数は750万人という、大会6日目までの時点での最多視聴率だったそうです)

元々適性のある人々が、子供の頃から競技に接し、その上しかるべき才能がしかるべきトレーニングを積む機会に恵まれたとしたら、先述の如く元々の競技人口が少ないだけに、この競技をドイツ人が席巻の時代が来る可能性は決して低くないでしょう。まさかとは思いますが、そんな時代のドイツでは、ひょっとしたら韓国の金属製のお箸がバカ売れしているかもしれません(笑)。

蛇足ながらもう一つとっておきの情報を…。先述のメダリストインタビューによれば、ウンルー選手のトレードマークとも呼ぶべき使い古し気味の帽子は、ルール地方の店で15ユーロ(約1800円)で買ったものだそうです。

「アーチェリーに帽子が必要なのは、日よけと風よけのため。髪の毛がなびいて弓の弦に絡みついたりしないようにするとか。また、野球帽のような帽子だと、ひさしの部分が長すぎて邪魔になるから、この形に落ち着いた。帽子が古いのは、単に新しいのを買う機会がなかっただけのこと」

つまり、この帽子は特にラッキーアイテムという訳でもゲン担ぎでもないのだそうです。ちょっとイイ話を期待して話を振ったアナウンサーでしたが、空振りに終わってしまいました(笑)。しかし、ウンルー選手といえば帽子という具合に話題が先行するあたりは、何だか「ハンカチ王子」のハンカチの時とよく似ています。2006年の甲子園優勝時、斎藤佑樹投手(早稲田実→早稲田大→北海道日本ハム)が持っていたのと同じメーカーのハンカチがバカ売れしたことがありましたが、これを機にウンルー選手の帽子がドイツで爆発的に売れたりするようなことは、どうやら無さそうです。


<参考サイト>
A) リクナビ進学ジャーナル(2014年2月12日):高校生が今から東京オリンピック出場をねらえるオススメ競技は?
http://shingakunet.com/journal/trend/12971/

B) ZDF Mediathek(2016年8月12日):Unruh: "Jeden einzelnen Pfeil genossen"(全ての矢を一本残らず満喫した)
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/beitrag/video/2809728/Unruh-Jeden-einzelnen-Pfeil-genossen?bc=sts;suc&flash=off
(メダリストインタビューの動画。ただし、ドイツ国内からしか視聴できない)

C)Südkurier Zeitung(2016年8月24日):Wie junge Leute in Welt des Bogensports eintauchen(若い人々がアーチェリーに夢中になり始めた)
http://www.suedkurier.de/region/schwarzwald-baar-heuberg/dauchingen/Wie-junge-Leute-in-Welt-des-Bogensports-eintauchen;art372511,8869707

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