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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2016/07/22

日本版フィールファルト時代到来?!黒人系ハーフ選手が牽引する現代日本の高校野球

いやいや、驚きました。先週のコラムでは、今年のサッカー欧州選手権ことUEFA EURO2016で出場チームのデータにおけるキーワードは「フィールファルト」(多様性)だったこと、つまり、「体重の標準偏差ランキングで上位であること」とがチームの勝利と相関していたというデータを提示しました。前回のW杯サッカーやこれまで何度も取り上げてきた高校野球のランキングの場合は、あくまでも身長やBMIのランキングの方が勝敗と相関していたので、これはかなり意外なデータでした。それが、今回の欧州サッカーに関しては身長やBMIのランキングはほとんど勝敗に関与せず、よりによって「体重の標準偏差ランキング」などという、従来はほとんど注目に値しなかった指標がどうやら重要な意味を持つらしいという結果となり、これをどう解釈すべきかと試行錯誤しつつ考察を進めた際にW杯データの線から浮上してきたのが、これが「チーム内の黒人率」を反映しているのではないかという仮説でした。(→ポルトガルEURO初優勝!データから浮上した欧州サッカーの強さのキーワードは「フィールファルト」だった!、→サッカーEURO 2016出場選手データに見る大会の特徴と2014年W杯との相違点、→出場49代表のBMIランキングの変遷から占う今年の甲子園の優勝旗の行方、→BMIランキング的中!?東海大四の決勝進出が教えてくれた「BMI野球」が不利な理由)。

つまり、黒人選手の比率が高いチームほど体重のバラつきが大きくなる、そして、体重のバラつきの大きい方が今年の欧州サッカーでは勝利に近かった、という2つの話をを連結したのが先週のコラムだった訳ですが、この記事が呼び水になった訳でもないのでしょうが、今度は日本の高校野球においても全国の県大会で「黒人ハーフ選手の活躍」が同時勃発中で、まさに昨年の「オコエ・フィーバー」の三倍返しとも呼ぶべき事態になっているというのだから、そのあまりのタイミングの絶妙さに私はビツクリしてしまいました。ということで、まずは先頭バッターとしてこちらの人物から紹介を始めます↓。

日刊スポーツ(2016年7月20日):万波衝撃弾!米スカウト「本当に16歳?」/神奈川
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1681232.html
・横浜の大物ルーキーがプロ顔負けの公式戦初本塁打を放った。第98回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)神奈川大会3回戦で、横浜・万波中正外野手(1年)が、横浜スタジアムの電光掲示板下を直撃するアーチを放った。コンゴ出身の父を持つ大型野手が、昨年ビジョンを破壊したソフトバンク柳田に迫る衝撃の推定135メートル弾を披露。日米5球団のスカウトも目を丸くした。2年後に迎える第100回大会の主役がベールを脱ぎ、松陽に5回コールドで大勝した。
・昨年、同スタジアムの電光掲示板を破壊したソフトバンク柳田には及ばないが、推定135メートル弾は高校1年生が飛ばす打球ではない。コンゴ出身の父と日本人の母を持つ怪物は言った。「まだ飛ばせると思います。柳田さんのところまで飛ばせるように頑張ります」。
・ブルージェイズのダン・エヴァンス環太平洋担当スカウトディレクターは「本当に16歳なの?」とまじまじ見つめた。強靱(きょうじん)な下半身は趣味にも起因する。万波は「自転車が好きで、昔は結構遠くまで行きました」と思い出を語った。ある時は練馬から日光まで挑戦。約150キロを走行した。夏2勝目を飾った平田徹監督(33)は万波の体の柔らかさにも言及し「関節が柔らかくてしなりがすごい。まともに当たれば90度どこでも入る。ケタが違います」と言った。

 (横浜・万波中正選手。写真は上記リンク先からの引用)

アメリカのスカウトが「本当に16歳なの?」とまじまじ見つめた…という横浜高校の1年生レギュラー・万波中正(まんなみ・ちゅうせい)外野手は、父がコンゴ人で母が日本人だそうです。身長190cmで体重92kgといえば、BMIは25.5程度です。日本の基準だとBMI25超えは肥満でメタボ健診なら減量指導されますし、これまでの日本の高校野球においてはBMI25を超える選手は軒並み走力ならびに敏捷性がガクっと落ちるというのが相場でした。しかし、この万波選手には間違いなくその理屈は全く当てはまらないことでしょう。これが本当の「日本人離れ」というヤツです(笑)。スイングスピードが中学3年時点で154キロと現役プロ選手並みというのも、文字通り「桁外れ」「規格外」です。別の記事によると、中学時は陸上でも100メートル障害で都大会2位、砲丸投げで優勝したとあり(末尾参考サイトA)、まさに「DNAの飛び道具」を備えた選手という印象です。

もっとも、アメリカにだってこれだけの身体能力を持つ16歳はゴマンといるはずです。しかし、その上に日本独特とも言える軍隊並の規律や集団のルールを叩きこむ学校教育制度、さらには少年野球からプロ・社会人野球まで完璧に組み上がっており、勉強などしなくても野球の戦績がそのまま就職先までも決定しうるという「体育会系先輩後輩互助社会」とも呼びたくなるこれまた世界的にも奇妙キテレツな”野球立国”の英才教育的指導が加われば、人と場合によっては持って生まれた才能をさらに大きく開花させる方向に働くのかもしれません。少なくとも私自身のドイツでの小・中学校時代を振り返る限り、学校には校則も制服もなければ運動会もなく、そもそも整列や行進の仕方を学ぶ機会もありませんでした。そして、日本の学校生活のことを説明するたびに、「そういうことはドイツでは軍隊でしか習わない」という返答を聞かされて大変驚かされたものでした。

つまり、先ほどの話に戻るなら、アメリカ人スカウトが度肝を抜かれたのは、あくまでも万波選手の身体能力そのものというよりは、コンゴ人の父から受け継いだ天性の資質と、日本人の母から生まれて育ったことに伴う日本式教育との合わせ技の成果に対してだったのかもしれません。父がナイジェリア人というオコエ選手が一足先に楽天イーグルスで活躍中ということもあり、今からすでに「オコエ2世」とも呼ばれる万波選手は、2年後のドラフトの目玉として、最近ではスポーツ新聞のみならずワイドショーでも大いに騒がれる存在となっています。

しかし、この前日には、彼に負けず劣らず高校球界をあっと言わせる選手が現れていました。それが、優勝候補の浦和学院を埼玉大会で何と完封してしまったという、全くノーマークだった某市立高校の2年生エース左腕でした:

スポーツ報知(2016年7月19日):【埼玉】市川越・メンディス海、海の日に浦学撃破!
◆第98回全国高校野球選手権埼玉大会 ▽4回戦 市川越1―0浦和学院(18日・大宮公園)
http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20160718-OHT1T50306.html
スリランカ人の父を持つ市川越の2年生左腕・メンディス海(かい)が、「海の日」に投打で躍動し、優勝候補筆頭・浦和学院を1―0で破る大金星を呼び込んだ。
荒波を乗り越えた。今夏から背番号1を託されたエースは「正直、対戦は怖かった。でも、弱気になっちゃ負けだ」。1~5番にそろう左打者の懐を内角直球でえぐった。3回に太もも裏がつりながら、8回まで5安打無失点で粘った。
5番打者としては2回先頭で、中越え三塁打。続く星野大樹三塁手(2年)の右犠飛で先制のホームを踏み、これが決勝点となった。
横綱を破るミラクル白星に、新井清司監督(60)も「今日はまさしく海(かい)の日だ」と声が弾んだ。「甲子園に出るだけではなく勝つ」とメンディス。川越商時代の89年以来2度目の聖地を目指し、波に乗った。


 
(市立川越・メンディス海選手。写真は上記リンク先からの引用)

コンゴの次はスリランカだそうです!メンディス投手、投げてもよし、打ってもよし、です。5番打者として自らスリーペースを放っただけでなく、先制ホームも自ら記録。名前にちなんだ訳でもないのでしょうが、7月18日の海(うみ)の日に海(かい)が完封…などと監督が勝利後にダジャレまでかます非常事態です(笑)!

なお、上記記事中の「89年以来2度目の聖地を目指し」という一文を見て、妙に懐かしくなってしまいました!この1989年の第71回大会の川越商といえば、私個人としては忘れられないのが当時の同校エースだった岡崎淳二さんです。岡崎淳二さんといえば、この大会の参加選手の中でもピカイチに印象が強かったのですが、その理由としては、

1) 二年生エースであったこと(今年のメンディス君と同じですね!)
2) 今ではすっかり珍しくなった左投げ右打ちの選手であったこと(ちなみに昔は左投げ右打ちは結構多かった)
3) この大会の全参加選手中、最も痩せている選手だったこと(身長174cm、体重55kg、BMIは何と18.2!)
4) そのデータに違わぬカリカリの見た目を裏切るが如く、直球に力があり、結構スタミナもあったこと
5) その後、東洋大を経て鷺宮製作所でノンプロの投手として長く第一線で活躍し続けたこと

など、挙げればきりがありません。その上、1989年と1990年の2度に渡り埼玉県大会で完全試合を達成し、「完全男」なるあだ名が付いた時期もありました。なお、鷺宮製作所時代の岡崎さんのプロフィールは175cm、62kgとなっており、高校時代と比べればさすがに大幅にお肉が付いた(笑)ようですが、それでも基本的に痩せ型でありつづけたことに変わりはありません。そして、2012年に40歳で惜しまれつつ引退するまで、登録は変わらず左投げ右打ちのままでした。


 (鷺宮製作所・岡崎淳二氏。写真は参考サイトBより引用)

この岡崎さんの時以来の甲子園を、同じ「2年生左腕エース」という共通点を持つのみならず、昨今のトレンドである「ハーフ選手」でもあるメンディス投手がスリランカから受け継いだその体でグイッと引き寄せることができるのか?大いに注目されるところです。

さて、実は同じ日に高校球界を沸かせたハーフ選手がもう一人いました。最後に、今大会の期待のホープとされるそのアフリカ系ハーフの大型選手を紹介したいと思います↓。

デイリースポーツ(2016年7月20日):松山聖陵・アドゥワ 完投で川之江下す
高校野球愛媛大会・2回戦、松山聖陵5-1川之江」(18日、松山中央公園球場)
http://www.daily.co.jp/baseball/2016/07/19/0009298199.shtml
愛媛大会は1回戦2試合と2回戦4試合が行われ、松山聖陵が第1シードの川之江を下し、3回戦に進んだ。身長196センチのプロ注目145キロ右腕・アドゥワ誠投手(3年)は、3安打1失点で完投。視察に訪れたプロ9球団のスカウト陣に能力の高さをアピールした。(中略)
父はナイジェリアで、母・純子さん(旧姓酒本)はVリーグの名門・ダイエーでプレーした元バレーボール選手。両親から受け継いだその高い身体能力には、プロも熱い視線を送る。ネット裏には9球団12人のスカウト陣が集結。ヤクルト・小川淳司SDは「体ができれば150キロは間違いなく出る。大きな可能性を秘めている投手」と将来性を高く評価した。
チーム悲願の甲子園出場を狙う夏。「まだ2回勝っただけ。しっかり体のケアをして次に備えたい」とアドゥワ。破格のスケール感を漂わせる右腕に気の緩みはない。

 
(松山聖陵・アドゥワ誠選手。写真は上記リンク先からの引用)

アドゥワという名前に聞き覚えのある方がいらっしゃるとしたら、その方はかなり高校野球に詳しい方でしょう。記事に出てくるアドゥワ誠(まこと)選手の実の兄が、2年前に九州国際大付(福岡)の背番号14の控え投手として甲子園に出場していたアドゥワ大(まさる)選手でした。お兄さんの方は、2年前の2014年の第96回大会における大会最長身選手でしたが(196cm、84kg、BMI 21.9)、甲子園では一球も投げぬまま初戦敗退でした↓。

この写真の出典であるデイリースポーツの記事(参考サイトC)には、アドゥワ兄弟の両親のことも詳しく書かれていますので、以下に引用します:

・ナイジェリア人の父・アントニーさん(46)と日本人の母・純子さん(45)を持つハーフで日本生まれの日本育ち。幼少期、「なぜ僕の肌の色は違うの?」と母に漏らした少年は小3で始めた野球とともに成長した。
・来日25年、異国で苦労した父は長男に厳しかった。サッカーならまだしもナイジェリアに野球文化はない。それでも中学時代には息子に技術、メンタルを徹底的に指導した。
・母の旧姓は酒本でVリーグの強豪ダイエーで活躍したバレーボール選手。その体育会系の母が「かわいそう」と思う程だった。アドゥワは「反抗期だったし、野球を辞めようと」と反発した。
「自分のことしか考えなかった」と言うアドゥアは両親の元を離れ高校入学。変えたのは若生正広監督だった。「チームのために」といつも諭された。「ダルビッシュも高校で成長した。体形も似ている」。東北高時代の教え子と自身を重ね、指導してくれたのも自信になった。
「両親、監督がいるから自分がある」と感謝しかない。「神宮で投げるのが目標」と恩返しを大学の舞台で果たす。

(九州国際大付時代、甲子園での兄・アドゥワ大。弟にソックリ!写真は参考サイトCからの引用)

アドゥワ大・誠の兄弟の父の名はアントニーさんだそうで、今は48歳ということになるでしょうか。記事から類推するに、21歳で来日したことになるこのコンゴ人の父は意外と日本的なメンタリティーの持ち主であり、バレーボール選手の母も引いてしまうほどの「ナイジェリア版・星一徹」(笑)のようです。ちなみに、別の資料によれば、アドゥワ兄弟の母・順子さんはさすがにバレーボール選手だけのことはあり、何と身長が180cmあるそうです!これはアルプススタンドで目立つこと間違いなしでしょう。また、九州国際大付のチームメイトには、父がハンガリー人で本人もカナダ生まれという控え投手のジャーマイアス賢三選手(現・白鴎大学)もいました。また、当時の監督だった若生正広氏といえば、東北高校時代のダルビッシュ有投手を育てた人物でもあり、「(日本人離れした)大器を潰すことなく、焦らず大きく育てる」ということに関しては定評のある人物であることも、彼らハーフ選手が同校を進路として選ぶ際の決め手の一つだったかもしれません。ちなみに、夢は神宮で投げることだと語ったアドゥワ大選手は、今は東農大北海道オホーツクで苦手な寒さと格闘しながら頑張っています。そして、弟は弟で、同じく親元を離れ、愛媛の松山から、お兄ちゃんが果たせなかった「甲子園での登板」を目指して頑張っているのです。

それにしても、これはかつてのダルビッシュ投手の時も同様でしたが、アドゥワ誠選手の記事に出てくる「破格のスケール感」「高い身体能力」といい、万波中正選手の記事に出てくる「怪物」「ケタが違う」といい、外国人とのハーフの選手を評価する記事を読めば読むほど、何だか日本人であることがスポーツをする上で一番不利であるかのような気がしてきて、少し凹んでしまいます(笑)。それも、ケネス・ハワード・ライト選手(父がオーストラリア人、1971年夏ベスト4の岡山東商のエース、元・阪急)を筆頭にこれまで甲子園にちらほら出場していた白人系ハーフ選手、瀬間仲ノルベルト選手(日章学園、元・中日)や曲尾マイケ選手(青森山田、元・ヤクルト)のような日系ブラジル人選手、横浜DeNAで活躍する山﨑康晃投手(母がフィリピン人)のような東南アジア系ハーフ選手もさることながら、何と言ってもオコエ選手に代表されるアフリカ系ハーフの選手において、その野球界における存在感が最近急上昇してきていると感じます。なお、黒人選手の身体能力の高さについては、来月より開幕するリオデジャネイロ五輪において、日本代表に限らず世界各国の選手の顔ぶれや戦いぶりをしっかり見ていく過程で、さらにその傾向が鮮明に現れることでしょう。

なお、高校野球に関するここ数日の「オコエ2世フィーバー」(?)のごときハーフ選手の活躍の背景には、近年の日本における黒人系ハーフ(ひいてはハーフ全体、さらには国際結婚自体)の絶対数の増加という事実がきっとあるはずです。これについては、いずれ別の機会に調べてまとめたいと思います。

今年はリオデジャネイロ五輪が8月5日開幕、夏の甲子園こと第98回全国高等学校野球選手権大会が8月7日開幕、そして何と両者とも8月21日に閉幕という、完全にバッティングする事態になってしまいました。ドイツでは甲子園大会の中継はストリーム配信で視聴可能ですが、時差のため観戦はかなり大変です。その上にオリンピックまで加わるとあっては、寝る暇が無くなりそうで今から怖いです(笑)。それでも今年の夏休みは、時間と体力が許す限り、両者とも頑張ってチェックしていきたいと思います。


<参考サイト>
A) デイリースポーツ(2016年7月20日):横浜・万波怪物弾 バックスクリーン直撃1号!西武・渡辺SD「ブーマーみたい」
http://www.daily.co.jp/baseball/2016/07/20/0009301573.shtml

B) 高校野球ドットコム(2013年12月17日):社会人野球から学ぼう 元・鷺宮製作所 岡崎淳二さん
http://www.hb-nippon.com/column/1036-syakaizin/8070-20131126no05ab

C) デイリースポーツ(2014年8月15日):九国大付アドゥワ褐色右腕の夏終わる
http://www.daily.co.jp/hsbaseball/2014/08/15/0007238169.shtml
http://www.daily.co.jp/hsbaseball/2014/08/15/1p_0007238169.shtml
http://www.daily.co.jp/hsbaseball/2014/08/15/2p_0007238169.shtml

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