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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2016/03/18

欧州選手権inブラチスラバ(3)…今夜も無礼講(ブレイコ)!ゴディバの街の陽気なコーチは選手よりも目立つ

この原稿が掲載される4日前といえば、ホワイトデーでした。女性の皆様は、ひと月前のバレンタインデーのお返しをゲットできたでしょうか?それとも、キリスト教徒でもないのにバレンタインデーだなんて…とばかりに完全無視?バレンタインデーとは、269年頃の2月14日に殉教死した実在の司祭である聖ヴァレンティヌスさんの記念日であり、本来は恋人同士が(男女どちらからも)カードやプレゼントを贈り合うもので、ドイツでは街頭でバラが無料配布されたりしましたが、女性から男性にチョコを贈る(逆方向は無い)というのは日本だけとされており、ましてホワイトデーとなると、これは完全に日本の菓子業界が勝手に作り上げたものであり、海外には単語すら存在しません。それでも、美味しいお菓子は美味しいものです。特にゴディバのチョコレートなどは、バレンタインの季節に限らず一年中その存在感は日本においても揺らぐものではありません。

さて、今週のコラムでは、「元祖大食い」ならぬ「ゴディバの元祖」とも呼ばれる街からやってきた、フィギュアスケート界屈指の愉快な人物を紹介したいと思います。その人物とは、選手ではなくコーチです。今年の1月末にスロバキアの首都ブラチスラバで開催された欧州フィギュアスケート選手権の男子シングルにおいて、出場したどの選手よりも目だっていたその人こそ、イギリスのフィリップ・ハリス選手を指導する旧ソ連出身のユーリ・ブレイコ氏(英語表記:Yuri Bureiko、ロシア語表記:Юрий Бурейко)です。このコーチ、かつて男子シングルのベルギー代表で欧州選手権銅メダリストのケビン・ファン・デル・ペレン選手(Kevin van der Perren、2012年引退)とその妻で女子シングルのイギリス代表のジェンナ・マッコーケル選手(Jenna McCorkell、2014年引退)という夫婦フィギュアスケーターを指導していたことでも知られています↓。


 
上の写真は、2010年11月のスケートアメリカでの6分間練習が始まる直前、アイスリンク横の通路脇の様子です。向こう側の黒地のキラキラ衣装の男性がケビン・ファン・デル・ペレン選手、手前の七三分けの黒いハーフコートの男性がブレイコ氏です。視線も合わせず、付きすぎず離れすぎず…選手とコーチの微妙な距離感もさることながら、この時のブレイココーチは他のコーチと同様、細やかな気配りが際立つ男性でありました。

 

中でも、5年半前のスケート・アメリカでは、こんなことがありました。6分間練習の間はリンクサイドで神妙に見守っていたブレイココーチですが(上写真…後を歩いているのはデニス・テンを指導するアメリカ人コーチのフランク・キャロル氏)、ケビン選手が練習を終えてリンクからあがってくるや否や、無言でサッと彼の背後に回り込んだかと思うと、その衣装のチャックを後ろからガバッと空けたのです。窮屈な衣装の圧迫から選手を一刻も早く解放してあげようという気配りの一環だったのでしょうが、その瞬間にわが目に飛び込んできたのは、ケビン選手の背部から肩口にかけての迫力満点の入れ墨でした(一瞬だったので写真撮影はできず)。その瞬間は全く心の準備が出来ていなかったのでさすがに驚いたのですが、よく考えてみれば欧州ではタトゥーなど全く普通のことで、まして反社会的でもなんでもありません。ただ、フィギュアスケーターの衣装の下がどうなっているのかなどそれまで考えたことがなかったので、首の詰まった衣装ばかり来ている選手がいるとしたらこういう事情もあるのかと、そこで初めて気づいたワケです。そして、それに気づかせてくれた存在として、ユーリ・ブレイコという名前が私の脳裏に刻み込まれた…という出来事でした。

蛇足ながらついでに思い出すのが、先月逮捕された元・読売巨人軍の清原和博さんです。薬物疑惑の発覚よりはるか以前から、彼の野球界復帰の道が絶望視されていた理由として各報道が一様に挙げていたのが、その派手とされる入れ墨でした。しかし、それを言ったら、引退以降は母国ベルギーでアイスショーを自ら主催したりダンスコンテストで優勝するなど活躍中のケビン氏など、日本ではとっくにアウトということでしょうか?欧州と異なり日本社会ではタトゥーがかくも厳しい評価となったり社会的制裁の対象となったりするのも、それが裏社会とのつながりを暗示してきた長い歴史的経緯がありますが、これもバレンタインやホワイトデー並みの「日本だけで通用する基準」の中の一つかもしれません。もちろん、罪は罪であり法にのっとって裁かれるべきであり、薬物依存であればしかるべき治療が必要であることは言うまでもありません。

さて、話を戻します。かつての私にこのような大事な社会の法則(?)に気付かせてくれた恩人ユーリ・ブレイコ氏ですが、当時はどちらかというと真面目というより無表情で、リンクサイドでの表情も固い印象がありました。それが、あれから5年半以上の歳月をたブラチスラバのオンドレイ・ネペラ・アイスアリーナでは一転してまるで別人のようであり、ラテンの国から来たような陽気で茶目っ気タップリのおっちゃんに変身していたのだから、そのギャップに私は驚いてしまったのでした↓。


 
男子シングル選手としてイギリスからただ一人出場しているフィリップ・ハリス選手(上写真中央)が、指導を受けるユーリ・ブレイコ(同・右)コーチとその妻であるマリナ・セロバ(同・左、Марина Серова)コーチの両名とともに、キスアンドクライで得点発表を待っているところです。しかしブレイコ氏、左手を額の辺りにやっています。これは、会場のスクリーンに大きく映し出された自分の髪型が変に跳ねていると気付き、一生懸命クセを直そうと躍起になっているところです。しかし、髪を手でなでても払ってもクセは取れず、諦めてそのまま寝癖のような頭でカメラに満面の笑顔で手を振ることになりました。ブレイココーチのコミカルな性格が垣間見えたこの映像に会場も大笑いでしたが、その様子を場内のスクリーンで確認する妻も「何やってんだか(^^」という表情で微笑んでおり、なかなかいい雰囲気の夫婦のようです。

しかし、これよりももう少し前でしたが、ブレイココーチが場内全体の注目を一手にかっさらった瞬間がありました。それは、ハリス選手の本番直前の6分間練習の時のリンクサイドでのブレイコ氏の立ち振る舞いにありました。

 

フィギュアスケートの大会の6分間練習といえば、先述のスケートアメリカでの写真と同様、コーチは必ずリンクサイドに立って選手の一挙手一投足を見守ります。このブラチスラバでもまた、頭上の大スクリーン(上写真)に選手やそれぞれのコーチの様子が次々と、遠景からのこともあれば時にはドアップで映し出されていました。この時のコーチは普通ならリンクサイドで固唾をのむように選手を見守るか、檄を飛ばして指示を出したりするものです。前掲した写真のスケートアメリカでのブレイココーチもまた、そんなコーチの一人でありました。

しかし、今年のブレイココーチは全然違いました。今年の欧州選手権では、6分間練習の間は常に80年代ポップスのノンストップ・メドレーが流れていたのですが、ブレイココーチはこのバックに流れる80’sメドレーがよほど気に行ったとみえて、曲のリズムに合せて体を揺するわ頭を振るわで、ただ一人ニコニコかつノリノリだったのです。他のコーチにそのような人物は誰一人いませんでしたし、果たして選手のことをちゃんと見ているのかこちらが心配になるほど、そのノリの良さは際立っていました。となると、本大会中その抜群のカメラワーク(→フィギュアスケート欧州選手権inブラチスラバ(2)…家族愛対決!スロバキアのライッチ家VSチェコのブレジナ家)で観客を喜ばせてきた地元スロバキアのテレビクルーが、この絶好の被写体を逃すはずもありません。大画面のスクリーンにはブレイココーチの首振りノリノリの瞬間が何度もアップで映し出され、そのたびに会場から歓声と笑いがドッと沸き起こります。

しかし、当初本人は、会場の観客の盛り上がりが自分のノリノリゆえであるということに気づいていませんでした。それが、頭上の大画面のスクリーンを見たら、自分が大写しにされているワケです。そのことに気付いた途端、ブレイココーチはカメラを遮るような手つきで「恥ずかしいから撮らないで~」と言わんばかりの照れ笑いで返し、それを見た観客がさらに大盛り上がり…そんなことが、ハリス選手が6分間練習に登場する度に繰り返されたのでした。

 
こちらが、その男子フリーの6分間練習中のリンクサイドでのひとコマです。笑顔でノリノリ中のブレイココーチ(上写真中央)の右にブレイコ氏の妻で同じくコーチのマリナ・セロバ氏、さらにその右にはフェリペ・モントヤ選手(スペイン)のコーチのイワン・サエズ氏の姿があります。注目すべきは、まるでブレイコ氏専属カメラマンであるかの如く、中継カメラが一台ブレイコ氏にピッタリと張り付いていることです。地元スロバキアの選手を指導している訳でも、自身がスロバキア人でもない人物にここまでの待遇というのも、いかに今大会のブレイココーチが映像屋さん的にオイシすぎる被写体であったかを物語っています。右端のサエズコーチとの表情の落差を見れば、もはや説明は不要でしょう。かくして、ユーリ・ブレイコ氏はオンドレイ・ネペラ・アイスアリーナきってのアイドル(?)と化すに至ったのでした。


(演技を終えて引き上げてくるフィリップ・ハリス選手を迎えるブレイコ夫妻。その後ろでカメラを担ぐ中継カメラマンの会心の笑みがその満足度を物語る。背後のパネルは市の観光名所の一つでもあるブラチスラバ城)

そんな愉快な人物と分かったら、当然ブレイココーチのことをもっと知りたくなるのが人情です。ということで、ちょっとネット検索してみたのですが、ブレイコ氏に関する記事は全くと言ってよいほど見当たりませんでした。ウィキペディアにも他のスケートファンのサイトにもまるで説明がありません。そんな中、ブレイコ氏の名前の入った記事として唯一見つかったのが、コヴェントリー・テレグラフというイギリスの地方新聞の記事でした↓。(訳文は青字)

Coventry Telegraph(2012年8月21日):Coventry ice-skating coach Yuri Bureiko receives motoring ban after drink-driving (コヴェントリーのスケートのコーチであるユーリ・ブレイコ氏、飲酒運転で一発免停)
http://www.coventrytelegraph.net/news/coventry-news/coventry-ice-skating-coach-yuri-bureiko-3021028
・ユーリ・ブレイコ氏(45歳)は2012年6月18日(月)、コヴェントリー市内中心部のアッパーウェル通りを愛車メルセデスで走行中に飲酒運転の検問で引っかかった。2012年7月の治安判事裁判所の審問内容によると、その際の呼気中アルコール濃度は92μg/100mlと、法的上限(35μg/100ml)の実に3倍近かったという。
・ブレイコ氏は2250ポンドの罰金を科せられ、18ヶ月間の免許停止処分となった。
・ブレイコ氏はソビエト連邦の出身で、1981年の世界ジュニアフィギュアスケート選手権で銀メダルを獲得した。
・ブレイコ氏は2001年にコヴェントリー国際フィギュアスケート学校を設立、過去に国内外の50人以上のフィギュアスケート選手を指導してきた。教え子の中には、世界及び欧州フィギュアスケート選手権のメダリストもいる。



この記事が出た2012年8月の時点で45歳だったということは、ユーリ・ブレイコ氏は2016年3月現在でいうと48歳か49歳のどちらかで間違いないということになります。記事にもあるようにブレイコ氏は旧ソ連出身で、1981年にカナダのオンタリオ州ロンドンで開催された世界ジュニアの男子シングルでは銀メダルを獲得しましたが(ちなみに優勝者は後に1992年アルベールビル五輪銀メダリストとなるアメリカのポール・ワイリー)、奇遇にも奥さんのマリナ・セロバも同じ大会の女子シングルの銀メダリストです(この時の優勝者のティファニー・チンは1984年サラエボ五輪4位、1985年・1986年世界選手権2大会連続3位)。両者の間に1981年当時何らかの秘めた恋物語があったのかどうかは想像の域を出ませんが(誰か日本国民を代表して聞いてきてほしい!笑)、イングランド第8位の人口を誇る工業都市コヴェントリーに30歳前半にしてスケート学校(ISS Coventry)を設立とは大したものです。もっとも、そのキャリアや功績を知らせる唯一の記事が「飲酒運転で一発免停」などという内容しかないとは、紹介するこちら側も困ってしまうのですが…。

ここで、コヴェントリーとくれば、とある伝説で有名です。それが、冒頭にバレンタインデー&ホワイトデーに絡めて出てきたチョコレートの「ゴディバ」(Godiva)です。コヴェントリーといえば、イギリスでは「ゴディバ」ではなく「ゴダイヴァ夫人(Lady Godiva)」の伝説が有名で、これがあのベルギーのチョコレート会社の名とロゴの由来にもなっているというのです。リーダーズ英和辞典でGodivaを引くと、以下のような説明があります:

《英伝説》ゴダイヴァ《11世紀イングランドのCoventryの領主の妻;裸で白馬に乗って町を通るならば住民に課した重税をやめると夫に約束され、それを実行したという⇒PEEPING TOM》

イギリスの伯爵の妻であるゴダイヴァ夫人は、コヴェントリーの住民を重税から解放しようと夫に懇願したところ、裸で馬に乗って町を横断したら叶えてやると言われ、本当に全裸で長い髪を垂らして馬にまたがり街を横断した…というのがこの伝説です。そして、住民たちはそんな夫人に恩義を感じてその姿を見ないように家に閉じこもったのに、トムという男だけがその姿を覗いたという話から、「ピーピング・トム(Peeping Tom)」という単語が今も「のぞき魔」を表す俗語として定着しました(日本でいう「出歯亀」に相当)。ベルギーのチョコレートメーカーである「ゴディバ」の社名はここから採られ、同社のロゴも以下のように白馬にまたがった髪の長い裸の女性となっています↓。

 

ベルギー代表の欧州選手権銅メダリスト(ケビン・ファン・デル・ペレン)のコーチであったことでも知られるユーリ・ブレイコ氏が、そのベルギーのチョコレート会社の社名の由来となったゴディバ夫人伝説で有名なコヴェントリー市を拠点として今もフィギュアスケートの指導に精力を注いでいるということは、何だか偶然とは思えないような不思議な運命のループを思わせます。

いよいよ3月30日(日本時間31日未明)開催の世界フィギュアスケート選手権(アメリカ・ボストン)ですが、イギリス代表としてただ一人出場するフィリップ・ハリス選手もまた、このコヴェントリーをホームタウンとしてブレイココーチの下で練習を積んできた選手です。2015の欧州選手権では15位、先々月のブラチスラバの欧州選手権では18位に終わったハリス選手にとって、世界選手権は今年が初めての出場となります。ただ、そのベストスコアが昨年の世界選手権にあてはめると総合22位相当(ショートプログラムだけなら23位)という、24名限定のフリースケーティングに進めるかどうかの当落線上のポジションにあるだけに、日本のテレビ中継にハリス選手もブレイココーチのノリノリダンスも登場する可能性は極めて低そうなのが残念です。しかし、ブラチスラバのスケートファンの心をつかんだその明るいキャラクターで、今後もイギリスにとどまらず世界各国の選手の指導者としてリンクサイドでその存在感を誇示し続けてほしいと願ってやみません。


 
(大会期間中、スロバキアのテレビを付けたら「80’sチャート・ショー」なる番組をやっており、このジャンルの音楽の不動の人気を伺わせた。80年代の音楽といえば冷戦時代の西側体制の正の遺産とも言われるが、今の時代になってブレイコ氏やスロバキア国民のような当時”東側”にいた人々にかくも圧倒的に愛されていること自体が興味深い)


<参考サイト>
Wikipedia英語版 - Phillip Harris
https://en.wikipedia.org/wiki/Phillip_Harris

Wikipedia英語版 - World Junior Figure Skating Championship(世界ジュニアフィギュアスケート選手権)
https://en.wikipedia.org/wiki/World_Junior_Figure_Skating_Championships

ゴディバ公式ホームページ
http://www.godiva.com/

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