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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2015/03/13

往復23時間のフライトで日本滞在30時間弱!60歳のスーパーウーマン、メルケル独首相の確信犯的メッセージ

ドイツのアンゲラ・メルケル首相が3月8日、実に7年振りとなる来日を果たしたというニュースがドイツでもガンガン報じられています。といってもこの来日、政府専用機でのフライトが往復23時間に対して日本滞在がたったの30時間足らずという、超がつく強行軍だそうです。思えば、2月5日にはキエフ(ウクライナ)、さらに2月6日にはモスクワ(ロシア)をフランスのオランド大統領と仲良く電撃訪問したかと思えば、引き続きワシントン→オタワ→ベルリン→ミンスク→ブリュッセルと、たった1週間で実に2万キロという驚異的な移動をこなし、驚嘆をもって報じられたのも記憶に新しいところです。まさに御年60歳のスーパーウーマンであるメルケル首相、一体普段何を食べてこの体力を維持しているのか、そっちの方がよっぽど気になって仕方がありません(ソーセージか?…笑)。いつか、その体力の秘訣をどこかの番組でコッソリ紹介して欲しいです(笑)。

(2015年3月9日のニュース専門チャンネルn-tvより。タイトルを直訳すると「メルケルの日本旅行…アベが女性首相を歓待」となります)

メルケル首相の日本到着の瞬間については、リヒテンシュタインの新聞が至近距離からの迫力ある写真を掲載してくれています↓。

http://www.volksblatt.li/nachricht.aspx?p1=in&id=210196&src=sda
ベージュの帽子に黒のコートというシックな出で立ちで赤じゅうたんを歩くメルケル首相。そのコートのまくれ具合からは、羽田沖の風の強さを想像できます。次に、同じ瞬間をとらえた日本のニュース映像も提示しましょう。首相の背後に「BUNDESREPUBLIK DEUTSCHLANDの文字のどデカいドイツ政府専用機が見えます。

YouTube - ANNニュースチャンネル - ドイツ・メルケル首相が来日 安倍総理と会談へ(15/03/09)
https://www.youtube.com/watch?v=iCgM8ApYGMQ


ANA(全日空)のロゴのついたタラップから堂々と登場のメルケル首相、ナレーションおよびテロップによれば羽田到着は3月9日早朝7時だったそうです。なお、この映像の中で私が注目したのは、タラップを降りてきたメルケル首相を真っ先に出迎えたのがコチラの人物だったことです↓。

城内実・外務副大臣です。その映像部分を拡大してみました。ちょっと写真が小さいのですが、写真左の金髪のメルケル首相と向かい合う写真中央やや右側の若干ロン毛気味の日本人男性が城内実氏です。外務省出身の49歳、在ドイツ日本大使館勤務などを経て2002年に外務省を退官、翌年の衆院選挙に当選し政界入りを果たしたこの城内実氏、その名が一気に全国区となったのは、2005年の郵政民営化法案にただ一人反対票を投じて自民党を離党、そして直後の郵政選挙に敗れたあたりでしょうか。当時の郵政法案反対の決議直前、親交深かったとされる安倍晋三氏に懇々と説得されて苦渋の表情を浮かべていた城内氏の映像をご記憶の方もいらっしゃることでしょう。その後、2009年に国政復帰、2011年には自民党に復党、そして今は安倍内閣の外務副大臣を務めています。城内氏がドイツ首相のお出迎えという大役を任されたのは、外務省時代にはドイツ畑を歩んだことで知られる現・外務副大臣であるのみならず、「小学校時代を4年間ドイツで過ごした帰国子女」という生い立ちも関係あるかもしれません。

さて、メルケル首相は今回の30時間足らずの日本滞在中、2都市で12の行事をこなすという超過密日程を組んでいました。では、この超強行軍の来日の目的はそもそも何でしょう?ドイツ各紙が揃って書く表向きの理由は、「今年の6月にバイエルン州のエルマウ城にて開催されるG7の準備のため」とあります。確かにメルケル首相はG7参加国のアメリカ、カナダ、イギリス、イタリア、フランスに関してはとっくに訪問済みであり、残るは2008年以降訪問がない日本だけですが、3月9日付のシュピーゲル誌はこれを何と「消化試合」(ein Routinetermin)と表現していました。ちなみにドイツ各紙は、メルケル首相が2005年の就任以降、中国へは毎年のように合計7回訪問を果たしているのに対し、日本訪問は今回が3度目(2007年、2008年)という指摘も欠かしません。同首相がそれまで日本を避けてきた理由については、来日前日のハンデルスブラット紙の記事が以下のように説明しています↓。(以下、青字は引用部分およびその筆者和訳であり、筆者の見解ではない)

Handelsblatt紙(2015年3月8日):STREITPUNKTE BEI MERKEL-BESUCH: Atomkraft, Schulden und Japans Kriegsverantwortung(メルケル訪日の争点:原子力、借金、そして日本の戦争責任)
http://www.handelsblatt.com/politik/deutschland/streitpunkte-bei-merkel-besuch-atomkraft-schulden-und-japans-kriegsverantwortung/11475696.html
(メルケル首相が日本を長らく訪れなかった理由は、)日独両国が過去何十年にも渡り、幾多のグローパルな議題において緊密な協力関係にはあったものの、(日本がドイツにとって)大きな経済成長のポテンシャルもなければ外交的交渉を要する摩擦関係にもなかったこと、さらには日本の首相が一年も持たずにコロコロ変わる時期が続いたため、両国間の話し合い自体が時間の無駄だったからではないかと考えられる。
(Ein Grund für die Besuchspause mag gewesen sein, dass Deutschland und Japan zwar seit Jahrzehnten bei vielen Punkten der globalen Tagesordnung eng zusammenarbeiten, aber es weder riesige Wachstumspotenziale für die Wirtschaft noch Reibungspunkte für die Außenpolitiker gab. Außerdem war in jener Epoche kaum ein japanischer Ministerpräsident länger als ein Jahr im Amt, Gespräche daher verschwendete Zeit.)


うーん、さっそく毒がビリビリ効いています。さらにこのハンデルスブラット紙、他にもなかなか日本に厳しい記述が目白押しです。全文紹介ではあまりに長いだけでなく耳にも痛いので(笑)、要点のみ箇条書きで以下に紹介します。

・メルケル首相の日本滞在は月曜早朝7時から火曜昼過ぎまでという短いものである。あまりに強行軍すぎて、2日後に震災4周年を迎える福島の訪問が組まれていないことを、緑の党の党首は「誤ったシグナルを(日本に)送ることになる」と批判。
・過去の国際会議などで、安倍首相とメルケル首相は4度ほど同席機会があった。そして、その直近の顔合わせにおいて両国間の深い溝(争点)が露見し、対話が望ましい状況と考えられた。その争点とはズバリ、日独に共通する重要課題に対する日独の対処法の差、具体的に言えば「FUKUSHIMA(原子力政策)」「Schulden(国の借金・経済政策)」「Geschichte(歴史認識)」の”日独三大相違点”(Deutsch-japanische Differenzen)のことを指す。
・「FUKUSHIMA」を見て原子力政策の転換を決定したドイツとは対照的に、日本は悲惨な事故を起こしてもなお早急なる原発再稼働を目指しているのみならず、代替エネルギーの成長を阻止しようとしている。
・安倍首相の”歴史修正主義的傾向(den Hang der Revisionisten)”や”日本の戦争責任に対する美化(Beschönigung von Japans Kriegsverantwortung)”についても、メルケル首相は隠し立てすることなく問題提起する予定。だからこそ、来日直後に開かれる彼女の講演会の主催者として、日本の保守主義者たちから袋叩きに遭っているリベラル左派の新聞として知られる朝日新聞社をわざわざ(ausgerechnet)指名したのである。朝日新聞が従軍慰安婦問題で過去の記事を撤回した件以降、日本では過去の歴史を否定する歴史修正主義者が勢いづいている。メルケル首相が直接安倍首相を批判することはおそらくないだろうが、メルケル首相の(朝日新聞主催講演会への)登場それ自体が明確なメッセージである。
・「国の借金」に対する対処方法も、日本はドイツの緊縮財政とは真逆である。日本では、発券銀行たる日銀が国債を買い支えて利率を低く抑える政策を2001年から続けており、安倍政権になってからさらに歯止めがかからない。この2年で貨幣発行量が倍以上になり、国債の総額がGDPの240 %を超えてもなお、2015年には過去最多となる国債発行額を追加発行しようというのだから、ドイツの支配層から見ればまさに「ホラーの世界(Horrorvorstellung)」である。
・他にも、今回のメルケル首相の来日に際してはドイツ経済界の要人が10名ほど同行し、(ドイツ提唱の新概念である)「第4次産業革命」(Industrie 4.0)について、あるいは日本とEUの間の自由貿易協定(Freihandelsabkommen: 日本ではEPA:経済連携協定と呼ばれる)について売り込む予定。この(Industrie 4.0に必要な世界的なハイテク技術提携という)観点こそ、メルケル首相の最初の訪問先が日本科学未来館(江東区青海)となった理由でもあり、ここで首相は本田技研工業の製作による人型ロボットのアシモ(Asimo)と握手したのち、科学者とも懇親の予定。
・月曜夕方にはドイツの対外貿易商工会議所および日本貿易振興会(JETRO)の提携表明に安倍首相とともに立ち会う予定。
・火曜日の午前には、ドイツ・ダイムラーの子会社で輸送用車両製造会社である三菱ふそうを訪問する予定。


財界の要人が10人ほどゾロゾロ付いてきたというのは、安倍首相の外遊でもおなじみの話なので驚きはありません。それよりも、この記事で私が最も度肝を抜かれたのは、朝日新聞というのがメルケル首相サイドが肝いりで選んだ日本メディアだったという記述です。メルケル首相が党首をつとめる政権与党CDU(ドイツキリスト教民主同盟)といえば、ドイツ国内では一応「中道右派」とされています。その党首が自らの講演の主催および取材を受ける相手として、日本の右寄りとも保守とも呼ばれるメディアを全て差し置き、従軍慰安婦報道の撤回などでミソをつけて苦境に立たされている朝日新聞を意図的に選んだという記述は、ドイツの複数の他紙報道でも確認できるため、確信犯的なものとみて良さそうです。戦後70年を前に新たに発表予定とされる「安倍談話」の内容が周辺諸国に色々と注目される今のこの時期だからこそ、これがメルケル首相から安倍首相に向けた強烈な牽制球であるということは、通常の読解力を持ってこれらの記事を読んだドイツ人であれば誰一人として疑うことはないでしょう。金儲けの話と歴史認識の話について、今回ドイツメディアがこぞって後者の方を大きく取り上げているのも、同様のメッセージ性を印象づけています。

ちなみに、この記事では第4次産業革命(Industrie 4.0)という耳慣れない単語にも注目したいところです。これは、メルケル首相の肝いりで推進されているドイツ連邦政府提唱のハイテク戦略のことで、その概念はまだ流動的で非常にわかりにくいのですが、ざらっと述べるなら「技術革新のインターネット時代にあって、規格標準化と個別化を両立させつつ、高効率かつ高付加価値の製造・流通産業を産学共同で実現する」というコンセプトと言えば良いでしょうか。まだ用語自体が新しく、独和辞典はおろか日本語版のWikipediaすら記述が無い現状ですが、この漠然として説明しがたい概念をあえて表現するとしたら、「人間に無理強いをしない」「あくまでも人間が主役」の労働によって成り立つ産業…という感じです。蛇足ながら、この用語のWikipedia解説があるのが、ドイツ語の他には英語、フランス語、スペイン語、バスク語、スウェーデン語、中国語だけという点もまた、別の意味で大いに興味を引きます。いずれこの概念が世界に普及することになれば、労働者の個性を無視したり、会社組織の都合で長時間労働ないしサービス残業を強要したり、過労死が常態化するような労働市場は、前世紀の遺物として急速に淘汰されていくのかもしれません。

さて、日本に7年振りに降り立ったスーパーウーマンことメルケル首相、前述のハンデルスブラット紙の記述の通り、最初のお仕事は日本科学未来館でのアシモ君との対面でした。かつてオバマ大統領の前でもサッカーしたことがあるという海外要人馴れ(?)を思わせるアシモ君、日本の科学技術の威力を誇示すべく、元・宇宙飛行士で現・館長の毛利衛氏にエスコートされて登場した物理学博士でもあるメルケル首相を前に、お得意の飛んで跳ねてサッカーするという勇姿を見せてくれた…ということに、日本のメディアではなっているようです。しかし、これがドイツのメディアとなると、ニュアンスが一転します。新聞も雑誌社のオンライン記事もほぼ横並びに報じ、テレビもやや茶化し気味に言及したのは、アシモ君が「握手」を理解できず、メルケル首相の差し出す右手を前にフリーズしてしまった…というエピソードでした。以下に、ニュース専門チャンネルn-tvの動画の冒頭部分、さらに南ドイツ新聞の記事の該当部分を引用します。

n-tv Nachrichten (2015年3月9日)- Bundeskanzlerin in Japan Roboter verweigert Merkel die Hand(首相の日本訪問:ロボットがメルケル首相の握手を拒否)
http://www.n-tv.de/mediathek/videos/politik/Roboter-verweigert-Merkel-die-Hand-article14660721.html

アシモ君はあんなこともこんなことも出来る。走る、跳ねる、サッカーする…。それなのに、握手をすることはできなかった…これぞホンモノの日本人である。

南ドイツ新聞 Sueddeutsche.de(2015年3月9日):Merkel versucht es mit höflicher Kritik
http://www.sueddeutsche.de/politik/besuch-in-japan-merkel-versucht-es-mit-hoeflicher-kritik-1.2384590
・ロボット(のアシモ)との別れ際、すっかり魅了されたメルケル首相はアシモに歩み寄って握手を求めた。しかし、よりによってこの(握手という)行為こそ、アシモは出来なかった。アシモはまるでフリーズしたかのように突っ立ったままだった。メルケル首相が何をしたいのかを、このロボットが理解できなかったのは明らかだった。
この日、メルケル首相が他人に理解されないというのは、このアシモが唯一のケースでは無いだろう
(Als sich der Roboter von ihr verabschiedet, geht Merkel entzückt auf Asimo zu, um ihm die Hand zu reichen. Aber ausgerechnet das kann der Roboter nicht. Asimo steht da wie erstarrt. Der Roboter versteht offenbar nicht, was Merkel will.  Es wird an diesem Tag nicht das einzige Mal sein, dass jemand die Kanzlerin nicht versteht.)

安倍首相とアシモは、日本訪問のメルケル首相とはうまくいかなかった。それに引き換え、明仁天皇との会談はより一層うまく行った。天皇は長年にわたり魚や海洋の研究に興味があり、メルケル首相のG7での議題でもある気象変動や海洋資源保護に関する話が大いに弾んだ。二人の会談は予定より長引いたと、連邦首相府は誇らしげに語った。メルケル首相は天皇にリヒャート・ワグナー作品”タンホイザー”のピアノ用スコアの稀少な初版本をプレゼントし、熱心なチェロ演奏者でもありクラシック音楽ファンでもある陛下もこれを気に入られたようだ。
(Abe und Asimo haben es Merkel bei ihrer Japan-Reise also nicht einfach gemacht, dafür lief das Gespräch mit Kaiser Akihito umso besser. Der Tenno interessiert sich seit vielen Jahren für die Erforschung von Fischen und Meeren. Mit so jemandem lässt sich vortrefflich über Klimawandel und Meeresschutz plaudern, zwei Themen, die ebenfalls auf Merkels G 7-Agenda stehen. Das Gespräch habe länger gedauert als geplant, berichtete das Kanzleramt anschließend stolz. Merkel habe dem Kaiser einen seltenen Erstdruck des von Richard Wagner persönlich verfassten Klavierauszugs des "Tannhäuser" geschenkt. Akihito dürfte das gefallen haben. Als begeisterter Cellist ist er auch ein Freund der klassischen Musik.)


握手を求めるとフリーズしてしまうロボットを「これぞまさしく日本人」と表現したり、「日本では、メルケル首相を理解できないのはアシモだけではなさそう」という具合に、皮肉がプンプン匂うこれらの報道には色々と思うところはありますが、それよりもさらに注目すべきは、安倍首相(ひいては安倍政権)の対立軸としての天皇(ないし天皇家)という構図です。このドイツの記事が図らずも鮮やかに描き出したこの両者の対照的なスタンスに対し、メルケル首相を含むドイツ(さらにはその向こう側に見える国際社会)がどちらの味方であるかはもはや言うまでもありませんが、逆に両者の対立軸がここまで明瞭となってしまっている昨今の事情の中に、日本の深刻な病根を見る思いが苦い読後感として残ったのでした。

この記事が掲載される頃といえば、東日本大震災から4年と2日が経過しています。メルケル首相はドイツに戻ってしまいましたが、福島第一原発事故がドイツに与えたショックや教訓、さらには70年に渡るドイツの戦後処理について同首相が来日中に残していった経験談も含む幾多の助言を無駄にすることなく、日本が建設的な未来設計を選択して進んでいくことを切に願わずにはいらせません。


<参考サイト>

JB Pres通信(2015年2月16日):「世界の首相」メルケル氏、眠れぬ夜はまだ続く(2月13日付英Financial Times紙からの引用)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42927

ロイター通信(2015年3月9日):メルケル独首相が来日講演、「ドイツは過去と向き合った」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0M50AI20150309/

日本科学未来館 公式ホームページ
http://www.miraikan.jst.go.jp/
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