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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2014/11/14

羽生結弦選手の中国杯での衝突事故をドイツメディアはどう報じたか

先週末に上海で開催されたフィギュアスケートのグランプリシリーズ中国杯「カップ・オブ・チャイナ」は、男子シングルでショートプログラム2位の羽生結弦選手と同3位の閻涵選手(中国)が本番直前の6分間練習で激突、ともに頭部打撲と流血の切創を負い、棄権が懸念されるたものの両名とも結局演技をしたことで話題となりました。日本での論調は「逆境での闘志に感動した」というものと「医学的にはとんでもないこと。感動で片づけてはいけない」というものに二分され、各方面からの議論を巻き起こしているようですが、今はとにかく、両選手には後遺症が残ったりすることのないよう、医療関係者の観察のもと、しっかり静養していただきたいと願うばかりです。

さて、オリンピック覇者と前回大会の覇者の間で起きたこの男子シングルの衝突事故、ドイツメディアでは果たしてどのように報道したのでしょうか?そう思って新聞など色々探して読みましたが、まるで報道がありません(後述)。この報道の無さの方が、下手な報道よりもよっぽど衝撃的でした。なお、テレビでは今年のグランプリシリーズはユーロスポート(Eurosport:ドイツ語ではオイロスポートと発音)が放映権を持っており、全試合を中継すると息巻いてくれているのは良いのですが、その肝心の生中継は何と有料放送のみであり、そちらに加入していない私は無料の地上波で不定期に流される再放送を気長に待つしかありません。そして今週の火曜日、ようやく中国杯の1時間半バージョンのダイジェスト放送を見ることができました。その内容は男女シングルよりもペア&アイスダンスの方が扱う時間が長く、女子シングルよりも男子シングルの方が圧倒的に時間が短いという、日本ではとても考えられない構成で、しかも男子シングルは辛うじて羽生選手と優勝したマキシム・コフトゥン選手の二人のフリー演技しか含まれていませんでした(泣)。当然、衝突の映像もなければ、閻涵選手の姿も形も出てきません。

ユーロスポートの映像そのものは欧州各国で共通ですが、それぞれの国で独自の解説者を立てて放送されるので、その音声内容は国毎に異なります。われらがドイツ版オイロスポートでは、フィギュアスケートといえばお馴染みのジギー・ハインリッヒ氏(Sigi Heinrich、61歳)が今回も解説を担当しています。ちなみに、このハインリッヒ氏は元々は体操選手だったそうで、フィギュアスケートの競技歴はありません。にもかかわらず、フィギュアスケート以外にも体操はもちろん、スキーのアルペン競技や水泳の飛び込みに陸上競技、バイアスロンなどでも実況解説を担当しており、日本ではまずお目にかかることのできない、実に守備範囲の広い解説者です。オイロスポート開局の1989年以来ずっと現役でフルに活躍中のバイエルン訛りのその解説は、やや辛口ながら知識も経験も豊富でウィットにも富み、時には日本のフィギュアスケート放送からは知ることのできないレアな情報にありつくことも稀ではありません。

ということで今回、日本の皆様にもジギー・ハインリッヒの名(迷?)解説を楽しんでいただこうと、羽生選手の登場する部分の解説を全文和訳してみました。動画サイトを見るとイギリス版ユーロスポートの映像は見つかるものの、ドイツ語版はどこにもアップされていないようなので、是非以下の文章からその雰囲気を想像していただければと思います。(青字は放送内での解説者の発言。筆者の私見や注釈は赤字として区別してある)

<羽生が氷上に登場>

戦場のヒーローみたいな包帯グルグル巻きの姿で、ユヅル・ハニュウが中国のヤンハンとの衝突を経て登場してきました。その彼がまさか再び氷に戻って来ようとは、ほとんど奇跡です。(演目は)「オペラ座の怪人(ファントム)」ですが、現実の(羽生の)方がよっぽどファントムでした。それでは皆様と一緒に演技を振り返ってみましょう。一見の価値があるこのフリー演技、理由は多々ありますが、大いなる気違い沙汰(eine ganz verückte Angelegenheit)、とってもとっても狂っている出来事(eine ganz, ganz verrückte Angelegenheit)でした。(←この「狂った出来事」「気違い沙汰」を意味するフレーズを二度繰り返しているところがミソで、解説者の基本スタンスがやや否定的な側にあることがここでいきなり表明されている)


<演技スタート、最初の四回転サルコーで転倒>
このように(転倒で)始まりました。この時点ではまだ、「ちょっとした転倒(Kleiner Ausrutscher)」ぐらいの感覚でしたが、まさかこの調子がこの後も続くことになろうとは思いもよりませんでた。四回転サルコーでの転倒はオリンピック金の時もありましたから。しかし!(次の)四回転トーループでも転倒。着地において似たような問題を抱え、二度目の転倒です。

<三回転フリップ成功でスピンに突入>
三回転フリップ(成功)で、少し良くなったと期待できるかも?それでも、彼が(6分間練習時の衝突により)ダメージを負ったということは、この時点でどう見ても明らかです。

<スローパートに入り、サーキュラーステップシークエンス開始>
ヤンハン(←英語表記:Han Yan、中国語表記:闫涵)も顎にドデカい切傷があり、(羽生と)同様に絆創膏を貼っていました。(←ちなみに氏名表記について余談ですが、ドイツでは最近、中国のスポーツ選手の名前を姓→名の順で呼ぶことが、活字媒体はともかくテレビ中継ではほぼ定着しつつあります。思えば、「毛沢東」「鄧小平」など政治家は大昔から姓→名で呼ばれていたのに、スポーツだけ何故かいちいちひっくり返していた訳です。それが、今大会でのこの闫涵の場合、イギリス版ユーロスポーツではハンヤン、ドイツ版ユーロスポーツではヤンハンと呼ばれていたのは象徴的でした。ちなみに日本ではエンカンと呼ばれているそうですが、実際の中国での発音はイェンハンが近いようです)

<スローなボーカルパート開始、予定の四回転を回避し三回転ルッツからのコンビネーション成功>
(音楽と被って始めの方が聞き取れず→)あまりエレガントに見えない。(3回転ルッツ-2回転トーループ成功)何と、ここにきて突然、ユヅル・ハニュウ本来の素晴らしい軽やかさが戻ってきました!

<盛り上がるパートに切り替わり、三回転半単独ジャンプ転倒>
3度目の転倒です。(←このあたりは解説者の言葉数もテンションもガクっと減った感じが視聴者にも伝わってきた)

<3回転半-ハーフループ-トリプルサルコウの連続ジャンプ成功>
(無言)(←オイオイ、後半随一の高難易度連続ジャンプにあの状況で成功したんやし、こういう時こそ褒めてくれや~!と思わず画面にツッコみ倒す私)

<さらに音楽が盛り上がりが増す中でのトリプルループ転倒>
リットベルガーで4度目の転倒です(←ドイツではループジャンプのことをリットベルガーと言う)しかも3回転とするには回転が不足していました。

<引き続き三回転ルッツ転倒>
そして、五回目の転倒です。とにかく、今のこの瞬間感じたことを言わせてもらうなら、(起きてしまったことは)それはそれとして、ユヅル・ハニュウはただ戦い続けたのでした!


<コリオシークエンスからスピンへ>
信じられません(Unglaublich)!この演技で彼が”伝説を書いた”(Legende geschrieben)ことは確かです。先シーズンの五輪王者かつ世界王者として、忘れがたい登場のシーンとなったことは間違いありません。しかしそれは、スポーツとしての最高の演技ということではなく、ただひたすら四分半もの間、バタバタあがき(gerackert)、悪戦苦闘し(gekämpft)、切歯扼腕した(gebissen)ということです。

<最後のスピンからエンディングへ>
幸いなことに、もうジャンプはありません。あるのは、いくつかのスピンと足換えぐらいで、回転数も足りています。


<演技終了で女性たちの黄色い声が場内に響く>
彼を滑走させたというこの判断が正しいものだったのかどうか、私にはわかりません。女性客は(die Mädels:直訳すれば「女子たち」だが、ここでのニュアンスはやや軽蔑的)は、ハニュウを見ると(性?)ホルモンがドバドバ出てくるような(Hormonschub kriegen)、まったく支離滅裂になってしまう連中です(geraten dann total aus den Fugen)。それもこれも、今回の練習中の出来事と、それに引き続く闘争心あぷれるフリー演技によるものです。この演技での彼は本来の彼だったとは言えません。私たちがその後に見たのは、ブライアン・オーサーコーチの肩にもたれかかり、あるいはコーチに抱えられ自力で立つこともできず、得点表示の瞬間に完全に感情失禁(emotionaler Zusammenbruch)に陥ったハニュウの姿でありました。
また、これは未着手の別問題ですが、ハニュウが獲得した得点はべらぼうに高く(irrsinnige Werte bekommen)、特にプレゼンテーションのスコアが、5回も転倒した割には高すぎます。これはカップオブチャイナの問題でもありますが、例えばウズベキスタンのミーシャ・ゲー
(英語表記Misha Ge、ロシア語表記Миша Ге、苗字の漢字表記は「戈」であり、日本や英語圏ではジー、ドイツではゲーと発音)が素晴らしいフリー演技をしたというのに、次から次へと転倒してフラフラしていた羽生よりもはるかに低い点数しかもらえなかったというのは、お茶の間にも誰にも客観的に説明することはできません。オリンピック優勝も世界選手権優勝も今は昔。しかし、いまだ答えの出ない問いがまたもや投げかけられるということは、良いことではありません。(ちなみに今大会のフリーにおける演技構成点は、羽生が84.02点、ミーシャ・ゲーが74.40点)

<次のマキシム・コフトゥンが登場したが、まだ羽生の点数への文句が延々と続く!>
(前略)スケーティングスキルとかその他の要素はまあ良いとしても、プレゼンテーションもハニュウは8点台でしたが、これって一体どういうプレゼンテーションなのでしょうか。彼は一体、この演技で何を表現したのですか?(怪我したこと自体は)ハニュウが悪いわけではない…それは疑う余地がない話であるし、そこにこの問題の本質があるのではない。肝心なのは、ジャッジにはこういう場合にプレゼンテーションスコアを下げる勇気を持って欲しいということです。「友よ、その演技は中身が無かった。たとえ、その理由が明らかなものであったとしても」と言う勇気を。
(ここで解説者がやたらとこだわっているプレゼンテーションスコアとは、演技構成点の五要素のうちの3番目であるPerformance/Executionを指すものと思われる。なお、このスコアは羽生が8.04点、ミーシャ・ゲーは7.71点であった)

以上が、ドイツ版オイロスポートに出てきた中継内容をほぼ全訳したものです。まず、真っ先に気付いたのは、羽生選手を取り上げるドイツのスポーツ中継においては、「verrückt」「irrsinnig」といった、「気が狂っている」「キチガイ」を意味する単語がやたらと多いということでした。思えば、以前のコラムで「ドイツのソチ五輪中継では、男子ショートプログラムは羽生選手しか放送されなかった」という”ZDFの呪い”(?)についてご紹介しましたが、この時の羽生選手の演技が終了した瞬間、ドイツの解説者が言い放った文の中にも、「irre」(狂気の)という単語が入っていました:
”Einfach irre, was der junge Bursche da aus Eis zaubert !”(この坊主が氷上から繰り出す魔術は、とにかく常軌を逸している!)
(→祝・羽生結弦選手金メダル!ソチ五輪(2)…パトリック・チャンの敗因は「カナダの呪い」ならぬ「ZDFの呪い」?!

羽生選手に対するドイツのテレビは、どうしてこうも「狂気」を意味する単語を連発するのでしょうか。「Wahnsinn」とか「Irrsinn」という単語は直訳すれば「狂気」「精神錯乱」であり、非常に否定的な意味で使われるのと同時に、最高級の褒め言葉としての意味もあり、そのどちらもが日常的に多用されます。その使われ方からみれば、日本でいう「ヤバい!」や英語の「awful」(恐ろしい)あたりが近いでしょうか。

しかし、今回は、必ずしも誉め言葉とは言えなかったようです。この放送は録画であり、その冒頭で「これからお見せするのは非常に狂った出来事です」と、それも二度も念押しするあたり、「感動をありがとう」的な日本の報道とのあまりの差に、私は思わず耳を疑ってしまいました。しかも、羽生選手の逆境下でもひるまぬファイティングスピリット(kämpferische Einstellung)に対してはそれなりに評価し称賛しつつも、ドイツの解説者にとってのより高い関心事が「羽生選手の芸術点がミーシャ・ゲーよりも高すぎる」だったものだから、「えっ、そこ?」と思わず椅子から転げ落ちそうになるのでした。そして、次の滑走者であるコフトゥンが出てきてもまだ興奮が治まらず、返す刀で「中身が無い(Das war nichts)」とまでバッサリ斬り捨てたのを聞くに及び、脳神経外科的観点からは疑いの余地なく”命がけの”渾身の演技を披露した人に対してそこまで言うかと、脳外科医たるコチラの方が完全に言葉を失ってしまうのでありました。

しかし、それよりも何よりも私が最も衝撃を受けたことといえば、そもそもこの衝突をドイツの活字媒体がほとんど報じなかったことでした。日本では一般紙から大衆紙にワイドショーに至るまで、これでもかと取り上げられたであろうこの衝突事故、ドイツでの報道といえば私が探して発見できたのは下記リンク先の一紙だけでした。

南ドイツ新聞(2014年11月9日):Eiskunstlauf-Olympiasieger Hanyu nach Unfall Zweiter (フィギュアスケート五輪金メダリストの羽生が事故の後で2位になった)(以下、男子シングルに関する部分のみ箇条書きで要約)
http://www.sueddeutsche.de/news/sport/eiskunstlauf-eiskunstlauf-olympiasieger-hanyu-nach-unfall-zweiter-dpa.urn-newsml-dpa-com-20090101-141109-99-01173
・19歳の五輪金メダリストのユヅル・ハニュウが、演技直前の6分間練習で中国のヤンハンと激しく衝突する事故があったにも関わらず、上海でのグランプリ大会で2位に入った。
・両選手とも衝突で床に倒れ、切傷があった。ハニュウは精密検査のため日本に帰国。
・羽生は現場で緊急的にアゴを7針縫われ、頭には包帯をグルグル巻きにして試合に参加した。フリー演技で5回転倒したが2位に入った。「本人がどうしても滑りたがったため、本人が身体的に大丈夫で、重い脳震盪の兆候を示していないかどうか、自分は確認しようとした」とコーチのブライアン・オーサーは語った。
・ヤンハンは6位に終わった。


日本の報道とは比べようもないほど、その記述は随分とあっさりとしており、写真もありません。ここで次に気付いたのは、この記事のソースがドイツの通信社「dpa」であるという冒頭の記述でした。

dpaと来れば、実はつい最近、当サイトの記事でも出てきたことをご記憶でしょうか。それは、ドイツにもついに全土の摂食障害患者を対象に研究かつ治療する本格的な研究施設がテュービンゲンに新設された…というコラムの中に登場します(→第三の摂食障害「BED」にご用心!ドイツメディアの大合唱が教えてくれた「大食い」の本質)。ある日突然、ドイツのあらゆる媒体が一斉に摂食障害を取り上げたことに、私が「一体何事?」と驚きと疑問を感じて調べてみたところ、この施設の長となったステフアン・ツィプフェル教授がその新設のオープニングセレモニーの際に記者会見を開き、そこに参加していた通信社のdpaがこれを配信。その内容を重要視した新聞雑誌など幾多の媒体が、それぞれ独自取材も加えつつ記事を掲載したために、奇しくも同じタイミングで摂食障害の記事がメディアジャックの様相を呈する事態に至った…というのがその種明かしでした。(ちなみにこの一件ですっかり売れっ子となったツィプフェル教授、最近特にワイドショー等で摂食障害について語る姿を見かけることが多くなりました…笑)

となると、今回の羽生選手の衝突に対する見方が決定的に変わってきます。「摂食障害の研究所の新設」なるニュースは、dpaが報じたら他媒体も右にならえとばかりに一斉に追随報道しました。それが、今回の「現役の五輪王者かつ世界王者が選手生命の危機かもしれない怪我を負いながら強行出場」というニュースになると、dpaは一応は報道したにもかかわらず、(南ドイツ新聞以外の)ドイツの媒体は一様に黙殺したということになります。これは、日本の報道を知っている私から見れば、あまりにも差がありすぎます。ドイツ人にとって、羽生選手の怪我は摂食障害よりもニュース価値が低いと見なされたのでしょうか?ネタを取り上げるも取り上げないも、記者や編集者が決めることであり、取り上げる理由は述べられることがあっても、取り上げない理由が説明されることは普通はまず無いので、その裏事情や真相までは分かりません。

しかし、先ほどのオイロスポートの解説を改めて読み返してみると、おぼろげながらヒントが見えてきます。それは、「オンナたちはハニュウを見るとホルモンがドバドバ出る」というくだりです。

衝突で流血し、フラフラになりながらも頭に包帯をグルグル巻きにして再登場した羽生選手に対して、浴びせられる女性観客からのフェロモン全開(?)の黄色い歓声は、保守的とされるドイツ人にとっては生理的に受け付けない、まさに「ドン引き」の光景であっただろうことは想像に難くありません。そして、解説者も同じく、芸術の殿堂であるはずのフィギュアスケートの場にこれは相応しくないと暗に眉をひそめているさまが、あの放送中のトゲだらけの発言に如実に現れていました。つまり、羽生結弦選手はいつの間にやら、スポーツ選手というよりもむしろ、コンサートで女性を失神させるかつてのビートルズのような存在になっているという現状を、今回の中国大会は奇しくもあぶり出したのかもしれません。

そういえば、私は2011年11月に上海の同じ会場で中国杯を観戦しているのですが、その時も羽生選手は出場していました。しかし、会場は決してあのようなジャニーズのコンサート張りの雰囲気ではなく、羽生選手の周囲も他の選手の周囲も、もっと落ち着いて競技に取り組むことが可能な状況にあったように見えました。あれから丸3年、いつの間にか羽生選手を取り巻く環境も事情も激変してしまいました。中でもオリンピックチャンピオンになったことが大きく影響しているのか、自らの強い意志で突き進んでいるように見える羽生選手が、実は周囲に振り回されることに抗いづらくなってきているのではないか…。あの状況下で誰も彼を棄権させることができない、コーチですらそれが出来なかったということは、医学的な話は言うまでもなく、それ以上に今後の彼の暴走を防止するという観点からも、大いに問題があると思われました。何よりも、ドイツ人がドン引きするような環境からは少し距離を置いた方が彼自身の後々のためなのではないか…?そんなことを思い起こさせた、辛辣ながらも示唆的だったドイツ版オイロスポートの解説でありました。


(2011年中国杯。羽生選手を送り出す阿部コーチの姿がスクリーンに映し出され、同じ東北出身の岩手放送のオラ君が見上げているところ)

<参考サイト>
以下の二本の動画はともにイギリス版ユーロスポートの映像で、それぞれ日本語字幕と英語字幕が出せるようになっている。今回全訳を掲載したドイツ版は、下記の2)と映像が同じではあるが、解説内容は大きく異なっていることがわかる。イギリス版の解説者の発言にも重要な指摘がいくつかあり、是非一度見ていただきたい内容。

1) YouTube - 羽生結弦選手2014中国杯6分練習、B・ユーロ解説翻訳 (日本語字幕あり)
https://www.youtube.com/watch?v=yat_qiPibQQ
(羽生選手のことを毎度のように「ヤヅル・ハニュー」と呼ぶのはご愛嬌!)

2) YouTube - 羽生結弦選手2014中国杯FS、B・ユーロ解説翻訳 (日本語字幕あり)
https://www.youtube.com/watch?v=dGQqF8CoqMk
(演技後にコーチのブライアン・オーサーの発言をいちいち拾い上げて言い直してくれるのは、ヒアリングの練習という観点からは大いに助かる。さすがは英語圏の解説者!)
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