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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2014/08/29

台風だけじゃなかった?!世にも奇妙な甲子園物語トップ5

今年の甲子園は、台風11号により開会式が丸ごと2日間順延されるという前代未聞のハプニングで始まりました。そして大会が終わった今振り返って、この甲子園を一言で表すとしたらズバリ、「大山鳴動、鼠一匹」でしょうか(笑)。3回戦までは今大会の特徴として「チビ&瘦せの躍進」というそれまでになかった要素が顕著にみられ、波乱の予感がバリバリだったのですが、さすがにベスト8以上になってくると従来型覇者の要素である「どちらかというと高身長」と「平均よりやや高めながら高すぎないBMI」というプロフィールを持つチームが圧倒的に幅を利かせるようになり、チビ痩せ軍団はあっという間に蹴散らされてしまいました。やはり、柔よく剛を制するのは簡単ではないようです。今回優勝の大阪桐蔭(身長17位、BMI10位)は、前回春夏連覇の時のチーム(身長5位、BMI8位)や2008年夏優勝の時のチーム(身長1位、BMI13位)と比べると相対的に身長が低く、プロフィールだけ見る限りはどちらかというと1991年初出場初優勝時のチーム(身長18位、BMI11位)に最も近いポジションにありました。西谷浩一監督の言うところの「雑草軍団」といったチーム評価も、チームが初心に返ったという意味だったのかもしれません。そういえば、アルプススタンドに1991年優勝キャプテンの玉山雅一さんの姿を見かけました。2008年優勝メンバーと何か語り合っていたその姿に、象徴的なものを感じました(→出場49代表のBMIランキングの変遷から占う今年の甲子園の優勝旗の行方)。

さて、今年の甲子園、なかなか奇妙な出来事が目白押しの大会でした。それらの試合と観戦ポイントについて、以下に箇条書きで挙げていきます。来年以降の高校野球観戦の参考にしていただければ幸いです。

1) 冗談みたいな打順を組んできた近江(滋賀)!

甲子園の高校野球においては、選手の守備位置がスコアボード上に数字で表記されることを、皆様ご存じかと思います。1はピッチャー、2はキャッチャー、3がファースト…という具合に進み、8がセンター、9がライトです。今大会で私は、近江(滋賀)の試合開始前のスコアボードを見て唖然としてしまいました。打順が「7→8→6→5→4→3→2→1→9」と、冒頭2つをひっくり返せば8からそのままひとつずつ下がり、最後にまた9に戻るループのような数列になっていたからです↓。(ちなみに近江は、初戦となるvs鳴門戦でも同じ先発オーダーを組んでいました)

2回戦から登場の近江にとって2試合目にあたるこの試合は、大会第11日目第3試合、聖光学院との対戦でした。この時の近江のように、打順が見事なまでに降順や昇順になるケースは、少なくとも私は甲子園では見た記憶がありません。ひょっとすると、地方大会ですら見たことがないかもしれません。

いや、厳密に言えば、実は一度見たことがあります…それも、甲子園で。それは春夏の高校野球ではなく、2004年11月28日に甲子園球場で開催された記念すべき第1回マスターズ甲子園でのことでした。

ここで、マスターズ甲子園をご存じない方も多いと思いますので、同オフィシャルサイトに載っている説明文を引用したいと思います:(青字は引用、太字は筆者)
http://www.masterskoshien.com/about.html
「全国の高校野球OB/OGが、性別、世代、甲子園出場・非出場、元プロ・アマチュア等のキャリアの壁を超えて出身校別に同窓会チームを結成し、全員共通の憧れであり野球の原点でもあった『甲子園球場』で白球を追いかける夢の舞台を目指そうとするものです。」

この文章を正確に読み取るなら、元野球部員であれば老若男女誰でも参加して良い、ということになります。高校野球OBはともかく、OGとは元マネージャーという意味でしょうか。出身校別に同窓会チームを、とも書いてありますが、人数の兼ね合いもあるので、都道府県代表チームという形をとっても良いようです。この栄えある第1回のマスターズ甲子園を、私は甲子園球場で観戦する機会に恵まれました。今は複数日に渡って行われるこの大会ですが、当時は1日限りであり、第1試合には九州学院OBチーム(熊本)、第2試合には新田高校OBチーム(愛媛)が登場したのですが、その時の新田高校の対戦相手のオーダーが、まさに今回の近江をほうふつとさせるような数字の並び方だったのです。

対戦相手は確か、山口県選抜と言ったでしょうか。その打順は、一番がピッチャー、二番がキャッチャー、という具合に数字が昇順に並ぶ「1→2→3→4→5→6→7→8→9」というものでした。それも、ピッチャーは何と、20歳前後の若いお嬢さんでした。メンバー中には60歳以上とおぼしきシニアの面々もかなりいます。その冗談かと思うような打順から容易に推察できるように、このチームは勝つことを目的とした参加ではなく、余興の延長というか、あくまでも甲子園の雰囲気を楽しむためにやってきたように思われました。

しかし、相手は違いました。試合が始まれば、様相は一変します。新田高校OB軍団は、全員が真剣すぎるほど真剣な人々ばかりでした。夢にまで見た甲子園まで来て「お遊び」だなんて冗談じゃない、と言わんばかりの新田高校OB軍団は、相手の「一番ピッチャー」のお嬢さんを痛烈なライナーの連続でそれはもう完膚なきまでにボッコボコに打ち込み、あっという間に交代させてしまいました。高齢者をいたわるという発想とも無縁で、相手のロートルメンバーをも彼らは投打に圧倒して、試合はものすごい大差がついて終わりました。

この試合を見ながら私はハッと気付いたのです。甲子園とは「男の子をホンキにさせる場所」であり、だからこそ高校野球の聖地たりえるのだと。少しでも高校野球に関わったことのある人であれば、甲子園にひとたび足を踏み入れれば、例え肉体は老いぼれようとも、常に全力を尽くすことはあっても、手を抜いたり余興に講じたりすることなどありえないのです。マスターズ甲子園の説明には「性別・世代を超えて」とありましたが、何だかんだ言っても甲子園はやはり「男の夢」であり、今後も「男の夢」であり続けるべきだと、あの時の新田高校OBの戦う姿勢は私に強く訴えかけていました。マスターズ甲子園の参加人数に定員がある以上、女性を参加させるくらいなら、その枠を一人でも多くの甲子園を心から愛する男性に振り分けてほしいと、私は個人的には願ってしまいます。同じ理由で、甲子園でベンチ入りする記録員なども、可能な限りなるべく男子部員にやらせてあげてほしいというのが正直なところです(スコアをつけることができればの話ですが)。女には女の聖地があってしかるべきで、男から聖地を奪う必要が果たしてあるのかどうか…。これは一般論としての「男女同権」「男女共同参画」とは明らかに距離を置くべきテーマであり、ましてや金儲けの観点で語られるべき話ではありません。現代のジェンダー理論が暴走して甲子園を本来あるべき姿から歪ませることのないよう、ひたすら祈るばかりです。

それにしても、今年の近江高校の「ほぼ降順」のスコアボードを見て、かつてのマスターズ甲子園であれこれ考えさせられた「昇順」のスコアボードを連想することになろうとは、さすがの私も試合前は思いもよりませんでした。近江は結局最後までこの「ほぼ降順」の打順を貫き、9回裏逆転サヨナラという僅差の惜敗となりましたが、この試合で最も強いインパクトをわが脳内に刻んだのが、目の前の試合展開よりもむしろ、あの日の新田高校OBたちの鋭い眼光の記憶だったという、まるでタイムトラベルしてきたかのような不思議な体験でありました。

2) 久々に「一番ピッチャー」を見た!「富山商vs関西」

この試合には「一番打者、ピッチャー、しかもキャプテン」という珍しい選手がおりました。関西の一番打者、逢澤崚介選手のことであります。この3点が揃う選手となるとかなり珍しく、私の記憶する限りでは、今も広島カープで内野手として活躍する敦賀気比(福井)出身の東出輝裕選手以来ではないかと思います。なお、母校・敦賀気比の東哲平監督が元チームメイトという縁もあり、今大会前に東出さんは敦賀気比の後輩たちに何と焼肉50万円分を進呈したそうです!振り返れば、東出輝裕さんは1998年春のセンバツ初戦で、一番打者かつキャプテンとして完投勝利を挙げました。他にも甲子園で「一番ピッチャー」とくれば、1987年夏の選手権で背番号6の「一番ピッチャー」として同様に初戦完投勝利を飾った延岡工(宮崎)の柳田聖人さん(元・南海→福岡ダイエーホークス→ヤクルト)も当時話題になりました。しかし、この日の関西の背番号8こと「一番ピッチャー」は、五回を投げきってグラウンド整備になる前にエースと交代し、東出さんや柳田さんといった偉大な先輩方にあやかった初戦完投勝利を果たすことはできず、チームも敗退してしまいました。

(ちなみに、先ほどの1)の試合の主審がこの試合と同じ美野さんというのも奇妙…何か呼ぶ運気のある人なのだろうか?)

思い起こせば、柳田さんと東出さんには甲子園での完投勝利以外に、高卒後に即プロ入りして息の長い活躍を見せてきたという共通点があります。となると、今年の関西の「一番ピッチャー」の動向も気になるところですが、ひとまずは大学進学を表明したようです。二刀流の選手をプロ入りさせた実績のある大学に進むようですので、今の打力面の課題を克服できれば、その先のプロ入りも十分に期待できる選手だと思います。「逢澤崚介」という名前、覚えておいて損はないでしょう。

3) 両チームの投手及びブルペン投手が全員左だった!「富山商vs関西」

 

珍妙なことは続くもので、この試合に登板した両チームの投手も、ブルペンで肩を作った控え投手も、何と全員が左でした。実際に登板する投手が全員左投げとか、片方のチームの投手陣が全員左投げというのであれば、さして珍しいことではありません。しかし、ブルペンの投手も含めて両チームとも左投げしかいないとなると、少なくとも私はこれまでに見た記憶がありません。その背景として、今大会では左投げ左打ちとして登録されている選手が全体の13.2%と、甲子園史上初めて13%を越える新記録となったことも一因かもしれません。同様に打者の右投げ右打ち率も今年は史上最低を更新しており(1980年には79%を越えていた右投げ右打ち打者が、今年はついに55%を割り込んだ)、今後もこの傾向が続くようであれば、左対策としての左投手の需要がますます増えてくることになり、このような試合も増えてくるでしょう。

4) 背番号2のピッチャーふたたび!「大阪桐蔭vs八頭」

今大会で初戦突破を果たしたものの2回戦で後に優勝することになる大阪桐蔭に敗れた八頭高校には、珍しい選手がおりました。2年生で背番号2の捕手兼リリーフエース、西垣将喜選手です。初戦のvs角館戦では登板はありませんでしたが、2回戦のvs大阪桐蔭戦でエースのアクシデントに近い故障のため、彼はプロテクターを外してマウンドに向かうことになりました↓。


過去に甲子園を沸かせた「背番号2の投手」といえば、多くの方が真っ先にその名を挙げるのはおそらく、阪神タイガースの久保田智之投手ではないでしょうか。いわゆる松坂世代の一人でもある彼は、埼玉県立滑川高校(現・滑川総合高校)の四番キャッチャーとして1998年夏に甲子園出場を果たしました。初出場にして3回戦進出を果たした同校の全3試合に登板、エース小柳投手が捕まるたびにプロテクターをおもむろに外してリリーフのマウンドへと上がるその姿は、そのトルネード投法と豪快なピッチングスタイルも相まって大いに話題を呼びました。余談ですが、エース小柳投手といえば思い出さずにいられないのが、試合中にベンチ内で堂々とアンダーシャツを着替えていたところ、上半身ハダカの姿を全国のお茶の間にデカデカと中継されてしまったという事件(?)で(彼は地方大会でも同じことを繰り返しており、テレビ埼玉の視聴者の目を釘づけにしていたが、ローカル放送の段階ではまだ問題になっていなかった)、これ以降全国中継の甲子園ベンチで着替えに関する指導が強化されるキッカケを作りました。なお、その後の久保田選手は常磐大学では速球派投手として活躍、そして阪神入り後は良くも悪くも印象の強い選手として、好不調の波や怪我に悩まされつつ、今も投手一筋の人生を歩んでいるようです。

ちなみに、八頭の「背番号2のリリーフエース」は高校時代の久保田選手よりはかなり小柄ですし、トルネード投法でもありません。学年もまだ2年生です。その彼が今後はどのような進化を遂げて我々の前に現れるのか、久保田選手とは異なり捕手一本でいくのか…。背番号2を打者に向けて投げる剛腕投手が甲子園に再降臨となるのかどうか…。「西垣将喜」という名前もまた、憶えて損はないでしょう。来年以降も引き続き注目したいと思います。

5) 両軍炸裂の「クマコ合戦」!「鹿屋中央vs星稜」のお作法

攻守交代の時、グラブを持って自分のポジションへ駆けていく選手が、着いた先でいきなり帽子を取って深くお辞儀をする…そんな光景を高校野球で見ることが、最近ホントに増えました。試合開始時の最初の守備の時だけそうする者、毎回守備に着く度毎にそれを繰り返す者、やったりやらなかったりする者、元々やらない者…。いろいろなパターンがありますが、この10年位の間にこのお作法は甲子園でもかなりの定着率で見られるようになりました。

なお、この「守備位置に向かって礼」というお作法のことを、私は昔から「クマコの礼」、略して「クマコ」と呼んできました。理由は高校野球ファンならきっとお察しのことと思われますが、甲子園でのこのお作法の存在を私に最初に気づかせたのが、熊本工(通称くまこう)だったからです(クマコウの礼だと言いにくいため、クマコの礼へと変化)。それこそ10年以上前、まだこのお作法を甲子園でやっていたのが熊本工くらいしかなかった頃、私はダイエー甲子園店に軽食と土産を買いに来た熊本工の選手をとっつかまえて聞き出したことがあります。

ワタクシ 「おたくたち、守備位置に毎回礼するよね?あれってどうしてやってるの?」
熊工選手 「自分は、先輩がやっているのを見てカッコイイなぁ~、と思って、やるようになりました」
ワタクシ 「ってことは、やるかやらないかは自由ってこと?」
熊工選手 「やらない人もいます。でも、自分はあれやると結構リズムが良くなって調子が上がるので、これからも続けるつもりです」

そしてさらに2007年の5月の大食い番組の熊本予選の撮影の帰り、例によって私だけロケ隊から別行動で、熊本工グラウンドに乗り込んだこともありました。その時も、この「クマコ」についてコーチの方と会話が盛り上がりました。

ワタクシ 「守備位置に毎回お辞儀するあのお作法って、熊工が起源ですか?」
コーチ  「あれね~!文徳(熊本)が随分前からやっていたから、ボクはてっきりあそこが起源だとばかり思っていたんだけど、実は発祥の地は大分だって聞いたよ!」
ワタクシ 「エッ、大分のどこでしょうか?」
コーチ  「その辺はわからない。大分のチームに聞けばわかるんじゃないの?」
ワタクシ 「でも、甲子園ではすっかり熊工の代名詞みたいになってて、私てっきり熊工の指導者がやらせているんだとばかり思っておりました」
コーチ  「いやいや、ウチの監督は野球に関しては色々言うが、そういうお作法については何も言わない。選手本人の自主性に任せている。むしろ、目標とする憧れの先輩がやっていたかどうかで決まるような印象がある」

そう言われてみると、「クマコの礼」をしない人は、少々ヤンチャ系だったり個性派で、後にプロに進む選手に多かったような気もしました。そして逆に、あまりにも内外野全員が絵にかいたように一斉に「クマコ」っていたチームは、割といい子ちゃん揃いだったような気もしました。だとすると、「クマコの礼」はチームの”いい子ちゃん度”を示すバロメーターということになるのでしょうか?

さて、「クマコ」という用語についてのここまでの解説を念頭に置いて、以下の写真を見て下さい↓。

これぞ「クマコの礼」のオンパレード!試合は大会第8日第3試合、星稜(石川)vs鹿屋中央(鹿児島)で、上段が鹿屋中央のショートとセンター、下段が星稜のファーストとサードとなっていますが、この試合では両軍のほとんどの選手(一塁コーチャーや三塁コーチャーも含む)が毎回のように「クマコの礼」を行っていました。熊本のお隣にあたる同じ九州勢である鹿屋中央はともかく、北陸からやってきた「陸の帝王」こと星稜までもが揃いも揃ってクマコ合戦ですから、一体どーなっているの?と驚いてしまいました。ここまでくると、もはや試合そのものがそっちのけになるほどに、この今大会随一とも言うべき「究極のクマコ合戦」は強烈な印象を残したのでした。

そういえば最近は、6回表のグラウンド整備を終えて阪神園芸のグラウンドキーパーさんたちが引き上げる際、選手がベンチ前に出揃い一斉に礼をするケースもちらほら見かけます↓。これを必ずやるチームといえば、今大会で優勝を飾った大阪桐蔭を筆頭に、春夏の優勝歴のある東海大相模、同じく準優勝歴のある星稜(既出)、今大会は出場していませんがセンバツ優勝校の清峰(長崎)、センバツ準優勝の履正社(大阪)など、甲子園の優勝戦の経験があるような強豪校に多い印象があります。もっとも、これは別に義務でも何でもないので、やらないチームの方が圧倒的に多いのが現状です。

(星稜vs鹿屋中央の6回表、星稜がグラウンドキーパーに感謝の礼を行うシーン)

(大阪桐蔭vs八頭の6回表、守備に向かう直前の八頭のメンバーがファールグラウンドに集結し、阪神園芸のグラウンドキーパーへの感謝を表すシーン。まさか八頭がこれをやるとは思わず、慌てて撮影した一枚。こういうスタイルを続けていけば、いずれ八頭旋風が甲子園に吹く日もそう遠くないと思われる)

他にも面白いことがたくさんあり、なかなか満喫できた今年の甲子園でしたが、長くなるのでこの辺で切り上げたいと思います。ここに取り上げたチームや選手たちが今後さらなる飛躍を遂げていくことを心から期待しています。


<参考サイト>

スポニチアネックス(2014年8月11日):焼肉50万円差し入れ!敦賀気比 広島・東出先輩に感謝1勝
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/08/12/kiji/K20140812008728730.html

マスターズ甲子園とは?
http://www.masterskoshien.com/about.html
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