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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2014/07/18

祝W杯優勝!ドイツが制した戦いは「ソイラテvsアルゼンチンステーキ」?

2014年のW杯ブラジル大会はドイツの優勝で幕を閉じました。これまでドイツチームのことを続けて取り上げてきた当コラムではありましたが、当初はまさか優勝などという結果が待ち受けていようとは思いもよりませんでした。国民の大会前評価がさほど高くなかった割には(→いよいよサッカーW杯!ドイツ全土を席巻する優勝予想ゲームやキャンペーンの嵐)、大会後半はいい感じで盛り上がり、優勝翌日に凱旋帰国してきたドイツチームは熱烈な歓待を受けていました。


(右手のトロフィーを高く掲げてタラップを降りるドイツチーム主将フィリップ・ラーム)

彼らの帰国便となったルフトハンザ機は、その便名も何とLH2014です!機体側面に描かれるロゴは通常なら”Lufthansa”となるところが、”Siegerflieger Fanhansa”の文字が誇らしげに輝いております。(Siegerは覇者、Fliegerは航空機、Fanhansaはファンとルフトハンザを組み合わせた造語)


この飛行機を見ると、何だか懐かしい感じがします。というのは、6月に私が日本に一時帰国した際の飛行機もまた、さすがに「覇者の航空機」でこそありませんでしたが、れっきとした「ファンハンザ」だったからです↓。


(左:私が乗った便。右:ドイツ代表チームの帰国便。あらためら見ると、酷似!ひょっとして、左の機体に単に金字を書き足しただけか?)

ちなみに、私が乗った便にはサッカーファンを喜ばせる趣向が色々ありました。通常は味気ないデザインのはずのアメニティポーチがサッカー仕様になっていたこと、シートプログラムにサッカー関連の珍しいビデオが多かったこと、そして何よりも私を歓喜させたのは機内食でした。洋食と和食の2通りが用意されていたのですが、洋食の方は何と、ドイツ屈指のスターコックかつドイツ代表チーム専属料理人を務めたことを当コラムで取り上げたばかりという、あのホルガー・ストロームベルグ氏による全面監修でした(→祝・初戦突破!ブラジルW杯2014ドイツの快進撃を陰で支えるホルガー・ストロームベルグって誰?)。ストロームベルグ氏の著書を隅々まで読み込んでいた私の前に、本に頻出の特製ソースを用いた料理が次々と運ばれてくるというサプライズに、食もビールもますます弾みました(といってもビールはアルコールフリーですが)。ということは、世界王者となったドイツチームの帰国便の機内食も、これまた間違いなくストロームベルグ氏肝いりのヘルシーなお食事だったことが目に浮かびます。

(左:ストロームベルグ氏特製のクルクマドレッシングがかかるサーモンマリネ。右:鱈ソテーの黒米添え。この黒米が超オススメで、玄米食のように体調やお腹の調子が良くなった)

さて、先週のコラムでご紹介した内容とは、今回24年ぶりの悲願の優勝を果たしたドイツが平均身長ランキングで全32チーム中圧巻のトップであったこと、上位に欧州諸国が軒並み顔を揃えていたこと、対照的に中南米のチームが下位に固まる傾向がみられたことなどでありました(→「デア・クライネ・ヤパーナー」(小さい日本人)というドイツメディアの衝撃発言とベルギーでの出来事)。しかし、厳密に統計学的に言うと、一チームあたり23人しかいないチームを比較する際には本来、「平均値」ではなく「中央値」を見なくてはいけません。23人という少ない人数の集団では、一人だけドエラいチビっ子や強烈なおデブちゃんがいたりすると、「平均値」は大きく動いてしまうからです。こういうとき、全体を反映する代表値として「中央値」を使うことになっています。ということで、身長の中央値ランキングと、引き続いてBody Mass Index(以下、BMI)の中央値ランキングを以下にご紹介します。BMIといえば皆様も健康診断などでご存じの通り、体重(kg)を身長(m)の二乗で割ることで算出される、肥満度をあらわす指標のことで、標準は18.5~25とされています。(なお、前回に引き続き青字はヨーロッパ、赤字は中南米ですが、今回は新たに緑字をアフリカ、太字をベスト4進出チーム、優勝を◎、準優勝を〇としました)

<身長中央値ランキング(降順、単位はcm)>
1位(186)        ◎ドイツ
2位(185)        ベルギー、ギリシャ
4位(184)        ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、クロアチア、イングランド、フランス、イタリア、ナイジェリア
10位(183)    アルジェリア、オランダ、ポルトガル、スイス、韓国
15位タイ(182)    コロンビア、ウルグアイ、ロシア、イラン、アメリカ
   -全体の中央値(182)-
20位(181)    ブラジル、オーストラリア
22位(180)      〇アルゼンチン、ホンジュラス、スペインカメルーン、コートジボワール
27位(179)     コスタリカガーナ
29位(178)     エクアドル、メキシコ、日本
32位(177)     チリ

先週の平均値ランキングと比べて、こちらの方が「欧高・(中南)米低」の傾向がより顕著に表れています。全体の中央値である182cmのラインを分水嶺として、ここまでクッキリハッキリと分かれるとは思いませんでした。全体の中央値を超えるゾーンに中南米のチームが一つもないこと、欧州の中ではスペインだけが例外的に小粒であったこと、アフリカは多少分かれるものの突出した高低がなく欧と米の中間に位置していること、アジアもまたバラついているものの日本だけがかけ離れて身長が低いことなど、興味深いデータとなっています。中南米がより低身長となる理由について、周囲のドイツ人に聞くと「南米のサッカー選手は貧困層出身が多い」と、成長期の栄養不良を指摘する声が圧倒的に多いのですが、そう言い切るためには本来は「栄養状態改善に伴う高身長化」が起きるかどうかを確認しなくてはなりません(日本や韓国がまさにこのパターンでした)。実際は栄養学的素因よりも遺伝的素因の方がウェイトが大きいのではないかと、私個人としては思っています。

<BMI中央値ランキング(降順…つまり上位にいくほどおデブ、下位ほど痩せているということ)>
(参考のため、上記身長中央値ランキングを併記)
1位(24.057)    ホンジュラス        …22位タイ(180)
2位(23.765)    カメルーン            …22位タイ(180)
3位(23.720)    チリ                       …32位(177)←←←ビリ
                 ガーナ                   …27位タイ(179)
5位(23.671)    〇アルゼンチン    …22位タイ(180)
6位(23.667)     ナイジェリア         …4位タイ(184)
7位(23.629)     ロシア                 …15位タイ(182)
8位(23.590)     コロンビア            …15位タイ(182)
9位(23.574)     イングランド         …4位タイ(184)
10位(23.546)    ポルトガル           …10位タイ(183)
11位(23.449)    アルジェリア        …10位タイ(183)
12位(23.406)    スイス                 …10位タイ(183)
13位(23.301)    ウルグアイ          …15位タイ(182)
14位(23.269)    ギリシャ              …2位タイ(185)
   -全体の中央値(23.269)-
15位(23.212)    ベルギー              …2位タイ(185)
16位(23.163)    クロアチア            …4位タイ(184)
           フランス                …4位タイ(184)
18位(23.148)    コートジボワール       …22位タイ(180)
19位(23.124)    イラン                  …15位タイ(182)
20位(23.095)    日本                    …29位タイ(178)←←ブービー
21位(23.058)    スペイン              …22位タイ(180)
22位(23.040)    アメリカ               …15位タイ(182)
23位(23.039)    コスタリカ            …27位タイ(180)
24位(22.993)    ボスニア・ヘルツェゴヴィナ    …4位タイ(184)
25位(22.957)   ドイツ               …単独1位(186)
26位(22.913)    エクアドル            …29位タイ(178)←←ブービー
27位(22.840)    韓国                     …10位タイ(183)
28位(22.837)    オーストラリア     …20位タイ(181)
29位(22.835)    イタリア                …4位タイ(184)
30位(22.551)    オランダ            …10位タイ(183)
31位(22.283)    ブラジル            …20位タイ(181)
32位(22.229)    メキシコ              …29位タイ(178)←←ブービー

このデータを眺めて最初に痛感するのは、サッカーは(例えば野球と比べた場合)比較的BMIが低い人のスポーツだということです。私の手元には2008年夏の甲子園の出場選手のBMI中央値23.20(身長中央値は174)に対し、2008年の高校サッカー出場選手のBMI中央値が21.18(身長中央値は173)というデータがあります。野球は攻撃と守備がはっきり分かれており試合の半分は座っていることも可能な上に、交代枠に人数制限はありませんが、攻守が不規則に入れ替わるサッカーは90分間走りっぱなしに近いばかりか、交代枠に人数制限があるため、選手が肥満では膝や心臓に負担がかかり圧倒的に不利であろうと想像できます。

さらにこのデータで注目に値するのは、軒並み小柄とされた中南米チームにも3種類あるということです。分かりやすさのため敢えて悪い言葉を使うなら、「チビデブ」のホンジュラス・アルゼンチン・チリ、「チビでカリカリ」のコスタリカ・エクアドル・メキシコ、そしてそれらの中間たる標準的身長のコロンビア(やや太め)・ウルグアイ(標準)・ブラジル(痩せすぎ)という、3つのカテゴリーです。この数字だけを見ても、コロンビア対ブラジルなどは肉弾戦になればどう転んでもブラジルが不利なのが明らかで、ネイマールの悲劇もこのためかと勝手にナットクしてしまいそうです。また、サッカーそのものはまるで知らない私ですが、例えば身長が同じなら、BMIが高い(体格のゴツい)チームなら肉弾戦への強さを武器に違反スレスレのファウルも辞さないパワー重視スタイル、BMIが低い(線が細い)チームなら相手との接触や衝突を極力避けて人の間を器用にすり抜ける技巧タイプやパス回し重視タイプが、身体特性に合わせたチーム作りとしては合理的なのだろうかと、勝手にあれこれ妄想するだけでも十分楽しいです(笑)。

もう一つ気付くのは、トップ6が中南米とアフリカで占められているように、上位にアフリカ勢が目立つことです。ちなみにここでは開示しませんが、BMI中央値でなくBMI平均値のランキングをとると、何とアフリカの全5チームがトップ10入りしています。アフリカ諸国の場合、BMIが高くなる背景にはそのパツパツに躍動する筋肉の豊富さが考えられ、健診でBMI高値を指摘される日本のメタボ中年のような脂肪太りとは、仮にBMIの数値が同じであったとしても、その本質はまるで違うと推定され、ましてその身体能力やサッカー競技におけるパーフォーマンス能力には相当な差があるものと覚悟すべきでしょう。日本での野球観戦や健診業務の感触として、日本の人々はあまりBMIを上げると今度は俊敏性が無くなるのみならず、心肺能力も下がる印象があります。今大会で後半のスタミナ切れを指摘され続けた日本代表ですが、BMI中央値がドイツをも上回る22位だったあたりに、何かコンディショニング上の意図があったのか否か、気になるところです。

さらにわからないのは、同じ中南米で地理的にもそう遠くないはずのチリとメキシコとの間で、身長はぼ同レベルなのに、BMIでどうしてここまで大差がつくのかということです。一つ思い当たるとすれば、両国ともに甲状腺腫が多い国として知られていることです。以前、日本の企業健診を担当した際、メキシコやペルーやチリといった中南米から移民として来日した女性たちがあまりにもみんな甲状腺腫大ばかりで驚いた記憶があり、調べたことがあります。有名な医学書にはその理由として、ヨード源となる海藻を摂らずに大豆などの豆を主たるタンパク源として大量に摂るという山岳地帯特有の食習慣が挙げられており、世界三大甲状腺腫発生地域としてヒマラヤ・アンデス・アルプスの名が載っています。確かに成長期に甲状腺機能異常を来せば低身長になりますし、機能亢進であれば痩せ、機能低下なら肥満になるので、説明できないことはありません。(今大会にペルーが出ていれば、もう一歩真実に近づけたかもしれません)

しかし、それなら身長ランキング10位でBMIランキング12位のスイスはどうなのよ?アルプスよ、あそこは!と言われれば、グウの音も出ません。これに関しては調査継続の上、新発見があれば当サイトでご報告させていただきます。

話が飛びましたが、今大会の覇者ドイツはBMIランキング25位で、何と日本よりも下位です。身長がトップ(186cm)なので、ノッポのヤセっぽち君と呼びましょうか。それに対し、準優勝のアルゼンチンは身長が22位(182cm)でBMIが5位というガッチリ君です。ここで、ドイツに住む者なら誰しも思い浮かぶのは、決勝前にさんざん流れた、「アルゼンチンステーキと豆乳ラテとの仁義なき戦い!」と報道です。

アルゼンチンといえば、一人当たり年間68キロの肉を消費するステーキ大国だそうですが、対するドイツの勝利の秘策は何と「ソイラテ」だというのです。実はこの情報は、背番号5番のマット・フンメルス選手のガールフレンドでビルト紙のレポーターも務める女性が大の豆乳信奉者で、体調不良でアルジェリア戦を欠場したフンメルス選手に「魔法のドリンクと称してソイラテをたくさん飲ませた」とソーシャルメディアで公開したこと、その甲斐あってか否かは不明ながら驚異の回復を見せたフンメルス選手が次のフランス戦で大活躍し、「ソイラテのお陰」とツイッターでつぶやいたことを契機として、ドイツメディアを介して一気に全土に拡散されました。よく読めば、これはフンメルス選手だけの話であり、ドイツチーム全体でソイラテを飲みまくっていたのではないようですが、いつの間にか、ソイラテと言えば押しも押されもせぬドイツチームの代名詞として定着してしまいました。この数週間のドイツ全土の豆乳の売り上げは、間違いなく大幅にアップしていたはずです。


(右はドイツで豆乳といえばコレ、というアルプロの豆乳。左はアルゼンチンステーキが無かったのでブラジリアンステーキで代用)

ここで断わっておかねばならないのは、今年のアルゼンチン代表チームが実際にアルゼンチンステーキをタップリ食べていたのか、ドイツチーム全体にどの程度ソイラテが浸透していたのか、メディアが裏取りした形跡はなかったということです(笑)。アルゼンチンチームがもしベジタリアンだったとしたら、どう報道するつもりだったのでしょうか(笑)。それはともかく、いざ決勝戦が終わってみれば、延長突入こそあったものの、最終的に僅差の戦いを制したのは、何と「豆乳」の方でした。

このドイツのソイラテ騒動をふまえてBMIランキングを見返すと、別の側面も見えてきます。ドイツチームの各選手が、ひょっとしてウェイトオーバーを警戒していたのではないかということです。というのも、以前紹介したチーム専属料理人ホルガー・ストロームベルグ氏の著書にも、ドイツのサッカー選手の摂取カロリー不足を指摘する記述があるからです(同書p15)。そんな食の細いノッポのやせっぽち君が風邪や熱中症などで体力を消耗した場合、消化吸収効率のよい豆乳を植物性タンパク補給源として飲むのは医学的には有効なはずです。ただし、豆製品の摂りすぎはイソフラボン過剰の心配があるのと、海藻を併せて摂らない場合には前述のように甲状腺機能を損ねるとされるため、注意が必要です。

さて、決勝翌日の晩にリオを出発し火曜日の午前に帰国してきたドイツ代表チームですが、熱烈歓迎の中をオープンカーでパリ広場まで移動し、凱旋セレモニーに臨みました。40万人もの大観衆で盛り上がったその様子はドイツ全土にテレビ中継されたのですが、私が一番注目したのはこちらの光景です↓。


守護神ノイヤー(左)と仲良く肩を組んで出番を待つ、専属料理人ストロームベルグ氏(右)のホッとした表情が印象的です。このワンカットだけでも、今大会におけるこの料理人の貢献度の高さとともに、このようなトーナメントにおける「食」を通じてのコンディショニングの大切さをあらためて教えられたのでした。

最後に、ドイツ代表チームのベルリン凱旋セレモニーのラストを飾ったこちらのシーンをご紹介します。選手一同が二手に分かれ、日本の大名行列と見間違えそうな土下座で拝礼を繰り返しつつ迎えるのは、七週間の長きにわたってチームの世話をしてきたスタッフの面々です。まるでボーリングのピンのように無防備に置かれた優勝トロフィーに向かって、裏方の方々が堂々と行進して来るシーンは圧巻で、このセレモニーで最も感動的な瞬間でもありました。(というか、トロフィーの扱いがぞんざい過ぎるのも気になったが…笑)

 


土下座しているメンバーの中にレーヴ監督の姿も見えます。レーヴ監督自ら率先しつつ裏方の人々への感謝を体ごと表現する姿勢もさることながら、よもやこのようなアイデアが、「土下座」などという習慣すらないドイツの人から出ようとは驚きました。こういうことが自然に出来る、魂のある人間集団であったこともまた、「ソイラテ」以上に今大会のドイツの快挙の原動力だったのかもしれません。

 と、せっかくここまで褒めちぎったのに、この凱旋セレモニーには翌日、とんでもない大どんでん返しが待ち受けていました。その件については、来週に続きます。

 

<参考サイト>
N24 (2014年7月4日):^Machtwinner Mats Hummels “Mit schönem Dank an die Soja-Latte”(ドイツ語)
http://www.n24.de/n24/Sport/Fussball/fussball-wm/d/5023424/mit-schoenem-dank-an-die-soja-latte.html
(記事内には風邪とあるが症状からは熱中症と思しき体調不良でアルジェリア戦を欠場したマッツ・フンメルス選手が、ガールフレンド推奨の豆乳ラテで急速に回復、次のフランス戦で活躍したという内容)

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