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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2013/11/08

「インターセックス」(両性具有)って何?ドイツ身分法の改正報道の核心に迫る!

11月1日のドイツの報道番組は、朝から晩までこちらの話題で盛り上がっていました。今年の11月1日に発効するドイツ身分法(日本でいう戸籍法のようなもの)の改正により、生まれたばかりの子供の出生届けを出す際に、これまで必須だった性別の記載が必ずしも必要なくなった…というお話です。キーワードは「インターセックス(Intersex)」、日本では「半陰陽」とも「両性具有」とも呼ばれる人たちに関するニュースです。(青字は動画ナレーション内容を箇条書きに抜粋したもの。訳および強調は筆者)

ZDF Heute Journal(2013年11月1日) Neues Gesetz fuer Geschlechtbestimmung(性別決定の新法発効)
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/kanaluebersicht/446#/beitrag/video/2018810/Neues-Gesetz-f%C3%BCr-Geschlechtsbestimmung
・冒頭にフランシスという(30代ないし40代?の)男性が登場:生まれたときから両性具有(男性器と女性器の両方がある)→膣があるとの理由から医師に勧められるがままに女性として出生届提出→女性として育てられるも、無月経により病院受診→「挙児は不可能」「癌の危険あり」と言われ、これまた言われるがままに精巣摘出を始めとする数多くの手術を次々と受ける羽目に。
・「インターセックス」の原因の多くは染色体異常にある。遺伝子変異により性ホルモンの産生が障害され、生殖器の分化が不完全になる。
・専門医登場:「インターセックス」は病気ではなく、”Variante der Natur”(自然界の変種)であり、生殖器に関する幾多の発現型を包括する上位概念である。その程度には個人差があり、医学的観点から性を即刻決定して手術せねばならないケースもあれば、本人が意思決定できるようになるまで待機すべき例もある。
・今回の法改正では、「インターセックス」の子が誕生した場合に出生届の性別欄をひとまず空欄にできるようになり、後に性が決定してからあらためて届ければ良いことになった。
・ドイツ連邦インターセックス協会の女性:インターセックスの子の中には、十回も手術された例まである。夏休みのたびに性転換させられるため、そういう子は”夏休み恐怖症”になる。それも毎回、その子の性を「正す」という名目で。
・欧州評議会(独語でEuroparat、英語ではCouncil of Europe)は、インターセックスの子に「早すぎる性適合手術」を施すことをやめるよう呼びかけている。(筆者注:ここでいう「早すぎる」とは、前後の文脈から、本人の意思を汲んでいない、しかも医学的緊急性のない、という意味)
・かつて自分の性をなかなか決められずに苦労したフランシスだが、今は男性としての生活を選び、(女性との)結婚も果たした。



上の写真が出生届(Geburtsurkunde)で、赤で囲った性別(Geschlecht)の欄に、従来なら「M」(Mann=男)あるいは「F」(Frau=女)のどちらかを記載することが義務付けられていたのに対し、今回の身分法22項の改正により、空欄のまま提出することが可能になりました。ただし、誰でも空欄で届けてよいという話ではなく、対象となるのはあくまでも”外性器が非典型的(atypisch)であって即座に性別を決定することができないケース”に限られ、このようなケースは「インターセックス(Intersex)」(日本語では半陰陽)と呼ばれます。今回の法改正はあくまでも「インターセックス」に関するものであり、日本で言うところのいわゆる「オカマ」(オナベも)あるいは「ニューハーフ」といった、ドイツでは「トランスジェンダー(Transgender)」と呼ばれている人たちについて、さらには男でも女でもない「中間の性」「第3の性」に関しては、現段階ではまだこの法律のカバーするところではありません。

それでも、出生届における性別保留を法的に認めるということ自体、ヨーロッパでは今回のドイツが史上初で、キリスト教で保守的思想が強い欧州ではかなり画期的なことのようです。しかも、この法改正案を提出したのがいわゆる左派革新勢力(社会民主党や緑の党などの野党)ではなく、何と連立政権与党たる保守勢力(キリスト教民主同盟CDU/キリスト教社会同盟CSU、自由民主党FDP)であったというのだから、それこそ男女別姓法案あたりにおける日本の自由民主党のスタンスとあまりに真逆すぎて、二重にビックリしました。一応、文句タラタラのカトリック系教会関係者からの地団駄が多少は聞こえてくるものの、国民は基本的にはこの流れを歓迎しているようです。おそらくその背景には、それだけインターセックス人口が無視できない程度に増えてきている切迫した現実があるのだろうし(そう考えないと保守勢力自ら法改正に乗り出したこと自体が説明しにくい)、この法改正が「新たな基本的人権が制定されたようなもの」とも「革命的」とも騒がれている所以であります。そして、この流れに欧州の他国が追随してくるのか否か、ひいては今はまだ認められていない「中間の性(geschlechtsneutral)」つまりは「第3の性」の法的実現(これを「Xオプション」とも言う)にまでつながっていくのかどうか、今後の成り行きが注目されています。

ドイツでは10月下旬あたりから、テレビや新聞でもこれに関連する話題が様々な放送局で取り上げられていたのですが、日本での注目はどうだったのでしょうか?気になってネット検索してみたところ、日本ではさほど大きくは取り上げられていないみたいです。とりあえず、ベルリン発AFPの記事と、同じくベルリン発の産経新聞の記事を見つけましたので、順に引用します。(青字は引用部分。赤字・太字は筆者強調)

AFP通信(2013年11月2日):ドイツで第3の性の選択が認められる、欧州初
http://www.afpbb.com/articles/-/3002537?pid=12351482
【11月2日 AFP】ドイツで1日、欧州で初めて、男性と女性の両性の特徴を有する新生児について、性別の記載なしで出生届を出せるようになった。
 新しい法律で出生証明書の性別欄を空白のままにできるようになったことで、事実上、公的記録に「男性か女性かはっきりと決められない性」という区分が新たにできたことになる。
 いわゆるインターセックスの人たちの権利のために活動している人たちは、第3の性の選択肢が生まれたことで、男女両性の特徴を有する新生児に対する性器手術を制限する、より大きな変化への扉が開かれるよう希望していると述べた。
 専門家によると、推定1500~2000人に1人の割合で両性の特徴を有し性別をはっきりと決められない新生児が生まれている。身体的な性別を与えるために陰核縮小、停留睾丸摘出や膣形成術などの手術を行うことができる。このような手術の結果に不満を持っていない人がいる一方で、同意なしに手術されたことに怒っている人もおり、ドイツでは裁判で損害賠償の支払いが命じられた例もある。
(中略)
 2012年の欧州委員会(European Commission)報告では、欧州の多くの国でインターセックスの乳幼児に対し、適切なインフォームド・コンセントなしで手術が施されている実態が報告されている。欧州評議会(Council of Europe)は10月、初めてこの問題を取り上げ、「健康に必須ではなく、むしろ外見を理由とした不必要な医療的・外科的処置を幼年期・小児期に受けさせないようにする」よう加盟国に呼びかける決議を採択した。(c)AFP/Carolyn BEELER


先程のZDFニュースの内容を先にお読みいただいた読者の皆様なら、上記AFP日本語版記事のタイトル「ドイツで第3の性の選択が認められる」は正確には誤りであることがお分かりになると思います(よく読めば本文内容は誤っておらず、これは単なるタイトルの付け間違いと推察される)。今回のドイツの法改正はあくまでも「性別を空欄にすること」を認めているだけであり、いわゆる「中間の性」「第3の性」の選択を認めた訳ではありません。ただし、いわゆるXオプション(パスポートの性別欄に「X」と記載すること)を将来的ににらんだ始めのワンステップである可能性は確かにありますし、それはそのまま性分化疾患を取り巻く関係者の悲願であるようです。

次は産経新聞の記事の抜粋です↓。

msn産経ニュース(2013年11月3日):世界おもしろ法律事典「出生届に”第3の性”?ドイツ」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131103/erp13110312000002-n1.htm
ドイツで11月1日から出生届を出す際、子供の性別を必ずしも記載する必要がなくなる。性器などの身体的特徴では性別の判定が困難な「インターセックス」 の新生児に配慮し、性別の決定を将来まで猶予するためだが、「第3の性」に道を開くことになるのか、議論にもなっている。
 メディアによると、ドイツでは年間300~400人の新生児が性別の判断が難しい状態で生まれるという。従来は出生届を出す際に性別を決めるため、手術を受けさせることもあり、成長後に精神・身体的に問題を抱えるケースが報告されていた。
 このため民間団体の申告を受けた国連関連機関が人権保護のため、対策の必要性を指摘。政府も国の倫理委員会の是正勧告を受け、「子供が男女の区別をできない場合、出生届に記載がなくても戸籍に登録ができる」との一文を加えた改正戸籍法が5月成立した。
(後略)


これらの記事を見てまず驚くのは、インターセックス(半陰陽+その他の性分化異常)の人の「1500~2000人に1人」「年間300~400人」という、予想外に高い発生頻度です。仮に2000人に1人だとしても、例えば一学年400人の学校では各学年ごとに5人はインターセックスの人がいることになります。しかし、ドイツにいた頃も日本に戻ってからも、自分の周囲の親族や友人知人の間で赤ちゃんが性別判定困難だったという話は、今振り返っても全く聞こえてきたことがありませんでした。さすがに医学部に入学してからは、「真性半陰陽」「仮性半陰陽」さらには「クラインフェルター症候群」「ターナー症候群」など、今では「性分化疾患」(DSD: Disorder of Sexual Development)と呼ばれる概念について学びましたが、これまた今振り返っても、当時の教科書にはその頻度が全く書かれておらず(多分その頃はまだ統計が不十分だったと思われる)、心のどこかでインターセックスとは「教科書の中でしか見ない話だが国家試験には出題される疾患」としか認識していなかったような気がします。

しかし、下の記事を見て驚いてしまいました。この記事によると、日本でも実はインターセックスはドイツ並みの発生頻度があり、しかも今回のドイツが実現させた法体系は日本ではとっくに整備済みだというのです。

毎日新聞(2011年10月16日):性分化疾患:性別確定「生後1ヶ月まで」 学会が手引き 出生届後も可能
http://mainichi.jp/feature/news/20111016ddm001040060000c.html
 外性器などが未発達で男女の区別が難しい性分化疾患の新生児について、日本小児内分泌学会と厚生労働省研究班は性別を確定する目標時期を「生後1カ月まで」とする医療者向けの手引を初めてまとめた。戸籍法は出生届の期限を14日以内と定めているが、十分に精査されずに性別判定されるケースがあるため。学会は法務当局の判断を仰いだうえで、期限の延長が可能としている。
 性分化疾患は2000人に1人の発生頻度との調査があり、90年代に解明が進んだが今も十分な知識を持たない医師が多い。子宮も卵巣もある女児が外性器で男と判断され、男性ホルモンを投与されるなど、最低限の検査なしでずさんに性別判定されるケースが後を絶たない。
 手引は染色体やホルモン、遺伝子など必要な検査や、内科と外科それぞれの治療内容を示した。性別確定まで1カ月としたのは、検査結果が出そろうのに14日以上かかる場合があるほか、経験豊富な医師の意見を仰ぐことを求めたためだ。
 戸籍法には出生届の遅延に対する罰則規定がある。同学会は、手引作成時に東京法務局に問い合わせ、医師の証明があれば性別や名前を空欄で出せることを確認。後に必要事項を埋める「追完」という方法で、14日を過ぎた届け出ができるとしている。ただ周知されておらず、医師も親も「14日以内」にとらわれているのが実態だ。
 厚労省研究班のメンバーで手引作成の中心になった堀川玲子・国立成育医療研究センター内分泌代謝科医長は「医学的には男女どちらとも言えない性があるが、『中間の性』という通念はまだない。性の変更を社会が受容する環境も整っていない以上、性別の判定は慎重を期すしかない」と話す。【丹野恒一】


どうでしょう。この二年以上前の毎日新聞は、既に2011年の時点で我らが日本においては、インターセックスの新生児の出生届の性別欄(のみならず名前までも)を空欄で提出することができる法体系になっている(ということを日本小児内分泌学会と厚生労働省が法務局に確認しましたヨ~ン!)という内容を私たちに教えてくれています。先程の産経新聞では、ドイツの法改正のニュースが「世界おもしろ法律事典」という枠にカテゴライズされていましたが、日本でとっくの昔に法律上可能となっている事の一体どこが「おもしろ」なのでしょうか?日本での報道がさほど盛り上がらないのも、当然かもしれません。しかも、さらに調べたところ、ドイツでは今回は性別留保ができるようになりましたが、名前は留保できません。仮に性別が未決定であったとしても、遅くても1か月以内には名前を届け出なくてはならないと規定されています。それに対し日本の法律だと、医師の証明付きで性別留保をする際には名前も留保することが可能という、ドイツよりもさらに一歩先を行く進歩的な内容になっているのです。性分化疾患の発生頻度自体は「2000人に1人」とあることからも、欧州に比べてより高いということはなさそうなのにもかかわらず、日本の方がマイノリティの人権というような分野に該当するインターセックスに関する法整備においては、どうやら欧州よりも進歩的であるらしい…という今回の話は、それはそれで不思議な気もします。

上の毎日新聞にはもう一つ、大いに重要なフレーズが登場します。「(性分化疾患が)90年代に解明が進んだ」というくだりです。半陰陽の子が生まれたことを親が周囲に隠すケースもそれまでは相当数あったのでしょうし(「普通でない」「みんなと同じでない」とされる者に対して日本社会が今よりも非寛容だった時代があるはず)、古代日本に「ふたなり」「はにわり」という両性具有を指す呼称があったり、ギリシャ神話にも両性具有の神が出てきたりするものの、おそらくは実際の症例数が90年代にそれなりに増加したからこそ、症例研究も進んだのだろうと考えられます。私が医学生の頃にはまだ性分化疾患の頻度に関する教科書の記載が乏しかったことも、これで納得がいきます(トシがバレるのが悔しいが…笑)。

もっとも、日本の場合は性別決定までの期間を1か月程度としており、それまでに必要な検査結果を揃えて男女いずれかの性を届け出なければならず、「第3の性」「中間の性」にまで踏み込んだ法体系にはなっていないようです。その点、ドイツの法改正原文を確認しましたが、性別決定までの具体的な期間は明文化されていません。冒頭にご紹介したドイツZDFニュースの映像では「本人の意思決定が可能になるまで待つ」と親のセリフも登場することから、年単位での経過観察を想定した法解釈が背景にうかがわれます。もし、それこそ「医学的緊急性から即時手術が必要」であれば、性別もまた早々に決定されるでしょうし、そうでなければ(多少の早めの決定努力を言外には含むとしても)あくまでも慌てず時の流れに任せることを、この法律は妨げてはいないようです。(ただし、日本の場合も、然るべき理由があることを医学的に証明できれば「1か月以内の性別決定」をさらに留保することには可能)

今回の一連のインターセックスに関する報道をあれこれ眺めていたら、かつてない面白い内容のものが多く、これまで想像したこともないような世界について色々と考えさせられました。その中の2つについて、来週より順次ご紹介していきたいと思います。


<参考サイト>

Legal Tribune 2013年9月5日:Intersexualität Ende des verordneten Geschlechts
http://www.lto.de/recht/hintergruende/h/intersexualitaet-geschlecht-geburtenregister-personenstandsrechtsaenderungsgesetz-grundrechte-persoenlichkeitsrecht/

Katholisches Info 2013年8月19日:"Intersex": Deutschland führt ab 1. November "drittes" Geschlecht ein - Homo- und Genderideologen jubeln
http://katholisches.info/2013/08/19/intersex-deutschland-fuehrt-ab-1-november-drittes-geschlecht-ein-homo-und-genderideologen-jubeln/

ドイツ法務省ホームページ(Bundesministerium der Justiz)§ 22 Fehlende Angaben (法改正原文)
http://www.gesetze-im-internet.de/pstg/__22.html

性分化疾患初期対応の手引き(平成23年1月) 日本小児内分泌学会性分化委員会(←PDFファイル)
http://jspe.umin.jp/pdf/seibunkamanual_2011.1.pdf
このリンク先PDFの最終頁に「戸籍の未載について」の説明および「戸籍における性の変更について」の説明があります。
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