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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2013/11/01

「炎のストッパー」津田恒美はなぜ悪性脳腫瘍になったのか?

先週は、9月30日にNHKで偶然目にしたカープファンの首都圏での急増のニュースを、私自身のカープファンとしての体験も絡めてご紹介しました。その時は知らなかったのですが、後日ネット検索をしたら、この番組内容はNHKの公式サイトにそのまま書き出されていました↓。

NHK ONLINE:news Watch 9 特集まるごと(特集の内容をテキストと画像でチェックできます)
2013年9月30日(月) 「なぜ首都圏で急増?カープファン」
http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2013/09/0930.html

放送でのナレーション及びトークが全文書き出されており、それに合うように画面のスクリーンショットも添えられております。読み物としても面白く楽しめますので、興味がある方や番組を見逃した方にはご一読をオススメします。

しかし、実際のオンエア時に私がホテルの液晶テレビ画面をバチャバチャ撮影するほどに反応を示したコチラの画像が↓、上記のNHKサイトの書き出しの中には含まれていないのが残念です。なぜなら、このニュースの中で最も深く考えさせられたのが、ほんの一瞬しか映らなかったこちらのカットだったからです。


この画面が出てきた瞬間、「うわぁ~っ!」とあらゆる感慨が襲ってきました。広島県民やカープファンであればご存じない方はいらっしゃらないであろう人物、ましてやカープを愛する脳神経外科医であればなおさら一生忘れることのできない人物…あの「炎のストッパー」こと、津田恒美投手です(下記注※)。

1960年8月1日、山口県南陽町(後の新南陽市→現・周南市)に生まれ、高校時代は南陽工のエース兼主軸打者として1978年に春夏連続甲子園出場、卒業後には社会人野球の協和発酵(防府市)で投手として活躍、1981年秋のドラフト会議で広島カープから1位指名され1982年入団しました。1年目の1982年には新人王を獲得で順風満帆かと思いきや、以後は肩痛や腕の血行障害などに悩まされ、手術などを経て1986年にはカムバック賞を獲得。主にリリーフとして見せた闘志や気迫あふれるプレースタイルなどから、「炎のストッパー」の名が定着。ところが、1990年のシーズン後半ないし終了後あたりから頭痛や食欲不振さらには左手のしびれなどに悩まされるようになり、1991年には体調不良がさらに進行、4月14日の対巨人戦でリリーフ登板に失敗したことから、その翌日に広島大学病院で診察を受けることを決意。検査で判明したのは何と悪性脳腫瘍(それも最も悪性度の高い膠芽腫)およびそれに伴う水頭症でしたが、周辺当事者のみならず何よりも本人の動揺を避けるため、病名は本人には告知されず、公式にも「悪性脳腫瘍」ではなく単なる「水頭症」と発表されました。本人は復帰に希望を持ちながら闘病を続けたものの、同シーズン限りでの退団・現役引退を余儀なくされました。以後は、夫人の意向もあって本人へ病名告知、さらには食事療法を兼ねて放射線療法終了後に福岡の済生会病院へ転院、リハビリを重ねて一時的に病状改善期があったものの、1993年7月20日永眠。享年32歳という若さでした。

症状初発から約3年弱、診断確定から死まで約2年3か月、放射線療法後に一旦改善をみるものの再発で一気に状態が悪化して半年程度で他界…という、膠芽腫としては比較的典型的な経過をたどっています。津田さんのように、まずは水頭症によるシャント術を先に行ってから開頭腫瘍摘出手術となるケースも、膠芽腫ではさほど珍しい話ではありません。もっとも、この腫瘍は平均余命がいまだに1年~1年半、2年生存率が25%程度、5年生存率10%前後というシビアなものであり、津田さんは闘病当時の膠芽腫の治療成績と比較すれば長く生きられた方に入るでしょう。特に最近は、有効性が多少なりとも期待できる新薬が相次いで登場しており、2006年7月に承認された経口抗ガン剤テモダール、本年1月に保健適応となったギリアデル脳内留置用剤、本年6月に悪性神経膠腫への適用が追加された分子標的療法薬アバスチンなどはいずれも、津田さんの時代には無かったお薬です。これらの新しい治療法により得られる生存期間中央値の延長はほんの2~3か月程度でしかありませんが、ここ何十年もの長きにわたりまるで進展のなかった不治の病としての悪性神経膠腫(膠芽腫)の世界に、ようやく明るい兆しが見え始めつつあるという段階です。

上の写真はまさに津田さんが一番輝いていたとも言える1986年のリーグ優勝の瞬間で、この年に津田さんはカムバック賞及び日本シリーズ優秀選手賞も受賞。まさかこの人が7年後にはこの世からいなくなるとは、当時誰が予測したことでしょうか?

しかし、1991年当時となると話は別です。津田選手引退の公示がニュース等のメディアで一斉に報じられた際、「水頭症」としか出されなかった病名を見た段階で、当時医学生だった(それも脳外科志望の)私はもちろん、他科志望の同級生一同もみんな、それが何を意味するのか薄々感づいておりました。弱冠30歳の元気ハツラツなプロ野球選手が何の基礎疾患もなくいきなり「水頭症」になることなど、普通は考えられません。頭痛や吐き気という「頭蓋内圧亢進症状」で発症していながら意識障害が無いことなど、当時漏れ伝わった断片的情報をパズルのように組み合わせて、慢性水頭症ではなく急性水頭症、脳出血やくも膜下出血よりも強く疑われるのは脳深部の悪性腫瘍…といった具合に推論をしていました。小児であれば小脳髄芽腫、胚細胞腫などがありますが、成人の場合は悪性脳腫瘍の中でも特にタチの悪い多形性膠芽腫(グリオブラストーマ glioblastma multiforme)、通称「グリブラ」(欧米圏ではGBM)です。

このグリブラですが、UCLAの病理学教室のホームページ(http://pathology.ucla.edu/body.cfm?id=85)になかなか秀逸な日本語のマトメが掲載されていますので、下記に一部引用してみます(青字は引用部分)。

UCLA病理学教室ホームページから:GBM (Japanese日本語)←PDFです
http://pathology.ucla.edu/workfiles/Clinical%20Services/GBMJapanese.pdf
膠芽腫とは:
・最も多い脳腫瘍の一つ(脳腫瘍の12-15%を占める)。
・神経細胞を支える細胞であるアストロサイトの異常。
・WHO分類では最も悪性度の高いグレードIV。
・人種差あり:非ヒスパニック系白人に多い。非ヒスパニック系黒人やアジア/太平洋諸島の人に少ない。
・症状:頭痛、吐気・嘔吐、錯乱、脱力感、しびれ、めまい、(てんかん)発作、平衡感覚障害
・治療:手術による摘出、放射線療法、化学療法およびそれらの組み合わせ。


さらに上記サイトの中で最も注目に値するのは、膠芽腫の危険因子として述べられた以下の文章です:

・持続的な電離放射線、化学物質、ポリ塩化ビニルなどへの暴露がGBMの発症率を高める可能性が報告されています。食生活や喫煙、携帯電話の使用とGBM発症との関連は明らかにはされていません。


この一文を見てハッとしたのは、以前当コラムで「周南市の空気の悪さ」について取り上げたことがある、その周南市がまさに津田さんの出身地であったことでした(→ディープ・パープルも真っ青?日本を覆う「スモッグ・オン・ザ・ウォーター」)。津田さんが生まれた1960年(昭和35年)からの20年程度といえば、この地区に限らず日本全国のコンビナート周辺で大気汚染や化学物質暴露が大いに問題視された時代と思われ、周南市のホームページにもこのような記載がみられます。

周南市ホームページ:周南市の概況 第1章 第2節 周南市と公害(青字は引用部分)←PDFです。
http://www.city.shunan.lg.jp/data/open/cnt/3/8415/1/02.pdf
周南市は、臨海部に立地する周南コンビナートとともに発展してきましたが、昭和30年代半ばから大気汚染、水質汚濁などの公害が表面化してきました。そこで、旧徳山市では昭和39年に「大気汚染防止対策委員会」を、旧新南陽市では昭和42年に「公害防止対策委員会」を発足させ、市民、企業、学識経験者、行政が協力して公害対策に取り組んできました。
その結果、法整備が進んだこととあいまって大気、水質の汚れは著しく減少し、今日に至るまで健康被害などもなく、公害の未然防止に成功したと考えられます。
しかし、昭和50年以降、大気、水質などの環境質は横ばい傾向にあり、特に、昭和32年以降毎年発生が確認されている徳山湾の赤潮、環境基準の達成されていない光化学オキシダント、交通騒音など、いまだに環境が改善されていない面もあります。


これを読む限り、津田恒美さんの生年である昭和35年は公害が表面化した時期とピッタリ一致しており、南陽工を卒業されたのが昭和53年ということからも、津田さんが幼少時代から青春時代までを環境汚染のまっただ中で過ごしてきたのはほぼ間違いないでしょう。上記文章内の「健康被害などもなく」というフレーズを見るにつけ、それこそ今は常識と化している有機水銀原因説が長年認められずに泣き寝入りを強いられた水俣病患者の苦闘に思いを馳せてしまいます。周南の全市民が脳腫瘍になった訳ではないからといって、この幼少期の環境汚染は津田さんにとって何の影響も無かったと言い切ってしまって良いものなのでしょうか。

さらに別のサイトでは、膠芽腫の成因としてこのような箇条書きがみられます。(青字は引用部分の和訳)

Medscape.com:Glioblastoma Multiforme
http://emedicine.medscape.com/article/283252-overview#showall
・遺伝的素因
・携帯電話の使用(賛否あり論争中)
・頭部外傷、ニトロソ化合物、職業上の危険、電磁場への暴露(未確定)
・人種


津田さんはヘビースモーカーでも知られていましたし、スポーツ選手である以上は頭部外傷も多々あったことでしょう。プロ野球のリリーフエースとして常にピンチの場面でのギリギリの勝負をするストレスは、医学的にいう「職業上の危険」とはちょっと違うかもしれませんが、我々の一般人のストレスとは比較にならないはずです。こうしてみると津田さんの人生は、悪性脳腫瘍のリスク要因が全て揃い踏みの感さえあります。さらに、ニトロソ化合物というのもありますが、これはハム・ソーセージ・イクラ・筋子などの発色剤かつ保存剤として有名な食品添加物の亜硝酸塩が体内で代謝されてできる物質であり、強い発癌性があるとされます(ちなみに、タバコの中にも含まれている)。

ここで思い出していただきたいのが、さきほど津田選手が広島から福岡に転院することになった理由の一つとして挙げた「食事療法」です。津田夫人の晃代さんの手記によると、よりによって愛する夫がどうしてこのような不治の難病に襲われてしまったのかと某食事療法専門医に相談したところ、次々と指摘される津田選手のそれまでの食生活の問題点の全てに、夫人はいちいち思い当たるフシがあったようでした。そして、このことが晃代夫人をより一層強い西洋医学への不信や食事療法への傾倒へと導きます。もっとも、その専門医に指摘された具体的内容は本の中では殆ど明らかにされませんでしたが、津田さんが幼少の頃の日本といえば、今ではとっくに禁止されているような食品添加物や農薬などが普通にバンバン使用されていた時期と一致します。津田夫人の手記でさらに読み応えのある部分といえば、西洋医学への不信感から食事療法で夫を治そうと試みる夫人に対し、津田さんの実父が猛反発するシーンです。「このままでは息子を食事療法に殺される!その食事療法医に抗議してやる!」と息巻く実父に対し、夫人は電話を取り次ぎます。電話口ではしばらく激しい応酬があったものの、いつの間にか実父は静かになり、電話を切った早々にはもう食事療法にOKを出した…という内容でした。津田さんの実父がどうして抗議の矛先を引っ込めたのか、具体的記述はありませんでしたが、他国に類を見ないほどの急速な高度成長の負の側面としての「環境汚染」ひいては「食の規格化・工業製品化」を具体例を挙げて次々と指摘された上で、「これらのものがおたくの息子さんの健康な肉体を蝕んだのかもしれませんよ」などと言われようものなら、津田さんの実父でなくても当時の高度成長の恩恵を受けた世代の誰一人としてグウの音も出なかったのではないかという気もします。もっとも、これはあくまでも、手記を読んだ上でもっとも辻褄があうシナリオとして、私が勝手に推論している話に過ぎませんが。

ちなみに、上記UCLAのサイトに挙げられた脳腫瘍のリスク因子のトップに「持続的な電離放射線」が挙げられており、出口のない汚染水問題に悩まされ続けるであろう国の行く末の悪性脳腫瘍を懸念してしまいます。しかも、そこにさらに加わるのは、津田さんの時代にはまだ無かったという携帯電話の電磁波問題です。上記UCLAのサイトには「携帯電話の使用とGBMの関連は明らかにされていません」とありますが、「関連は明らかにされていない」と「関連は無い」とでは、天と地ほどにその意味は異なります。携帯電話の使用と膠芽腫との関係は(今は立証されていないものの)今後の立証の可能性の余地を残しているという意味と、(良性も含む)その他の脳腫瘍との関連なら立証されるかもしれないという、二重の意味があります。2年ほど前、WHOの国際がん研究機関(IARC)が携帯電話と脳腫瘍の一種であるグリオーマ(神経膠腫)及び聴神経腫瘍リスクについてグループ2B「ヒトに対して発癌性があるかもしれない」に認定したことは、当時ドイツでも大々的に報じられて議論を呼びました。

ITメディアニュース2011年6月1日:携帯電話の電磁波に脳腫瘍リスク WHO組織が
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/01/news045.html

その後、「いや、やはり関連はなかった」とするデンマークからの論文が出たりと、この件はいまだに議論の続くホットイッシューであります。ただ、携帯電話の歴史はまだ浅く、さらには最近流行のスマホに至ってはその歴史はもっと短く、今後さらに人体への影響を検証する長期データの蓄積が待たれることでしょう。さらに、電離放射線にポリ塩化ビニルにニトロソ化合物にタバコが全部ある状態で、そこにさらに携帯やスマホにタブレットの電磁波が加わったというような「多重リスクの揃い踏み」のケースのリスク評価についても、研究デザインが難しいとは思いますが、きちんと評価されるべきでしょう。

ただ、ドイツ人と日本人を見比べていると、その結論が出るまでの過ごし方や考え方があまりに違うように見えます。私の周囲のドイツ人の口癖は「リスクがわからない場合はとにかく安全サイドに立つ」「疑わしきは、害があるものとして扱う」という方針が徹底しており、使わない時の携帯を皆あまりにマメに切るものだから、休みの時に連絡するのが大変です(笑)。ガイガーカウンターならぬ電磁波ディテクターのような機械を持っている人も一人や二人ではありません。我が家もついに、友人たちの助言に従ってワイヤレスLANを順次撤廃中です。スマホもタブレットも液晶テレビも目に悪いし体に悪影響を与える…などと言って毎週のようにバーベキューやラクレットばかりしている超アナログな彼らを見ながら、この超グローバル国際競争社会にこんなんでいいのだろうかと不安を感じつつ、エビデンスが出そろう日までは静観で行くかな…などとのんびり構える今日この頃であります。


<参考資料>

津田晃代「最後のストライク 津田恒美と生きた2年3ヶ月」(1995年、幻冬舎文庫)

日刊スポーツ復刻版:1993年7月21日付「炎のストッパー、津田さんが脳腫瘍で死去」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20120113-888974.html

デイリースポーツ2013年10月23日「没後20年いま明かす津田恒実さん秘話」
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2013/10/23/2p_0006441577.shtml
(津田さんが好きだったタバコに関するエピソードあり)

脳神経外科 澤村豊のホームページ:膠芽腫
http://plaza.umin.ac.jp/sawamura/braintumors/glioma/glioblastom/


<注※>名前の表記について:津田恒美さんは広島カープでの登録名を入団4年目となる1985年以降、本名の「津田恒美」から「津田恒実」に一字変更しています。従って、同氏に関しては2つの異なる表記が混在しており、2012年の野球殿堂入りでは「津田恒実」で登録されましたが、今回の原稿の参考にさせていただいた夫人の津田晃代さんの手記内における表記が本名の「恒美」で統一されていることからも、当稿では本名での記載といたしました。

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