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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2010/10/01

大食いベースボール(1)…大食いと野球との意外な接点

2010年秋の『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)は、先週無事にオンエアを終えました。男女混合戦でありながら女性上位の時代が続いた大食い界でしたが、今回はフレッシュな顔ぶれを中心に番組が進行する中、当番組登場二回目となる寺坂卓也さんが初優勝の栄冠に輝きました。決勝戦に男性が2名も残ること自体が2年ぶりなら、男性王者の誕生も2年ぶりでありました。従って、画面からお茶の間に伝わってくる雰囲気も近年とはかなり趣の異なる「男臭い」(?!)仕上がりで、近年の女性上位の大会とはまた違った魅力が備わったように思われました。

ということで、今週からは、今回のロケについての思い出を紹介していきたいと思います。今回の本選は、色々な意味で当番組の大きなターニングポイントとなる大会だったと思います。その要因の一つがこの「男臭さ」だった訳ですが、これには実は、はからずも「野球」が関係していたのであります。

当番組と「野球」とは、本来は何の接点もありません。それが、何の因縁かは知りませんが、ロケ現場および周囲に野球関連の人物やアイテムが今大会にはやたらと多く、驚きの連続でした。

まず一人目は、「ギャル男」「ギャル智」等のニックネームのついた堀場智博さんでした。8月上旬の男予選・名古屋大会で優勝した彼は、続く男性決戦で「元・高校球児」のプロフィールにたがわぬ健闘を見せ、敗れはしたものの特別推薦枠での本選出場を果たしました。彼とは野球談義でも大いに盛り上がったのですが、最高に楽しかったのは本選ロケのために最初に宿泊した花巻市内のホテルでのひとコマでした。私たちにとって「花巻」といえば、花巻東高校出身のセンバツ準優勝投手こと菊池雄星さん(現・埼玉西武ライオンズ、登録名は「雄星」)です。このホテルのロビーには花巻東高校関連のポスターがあちこちに貼ってあり、私たちは嬉々としてこんな写真を撮ったりしていました。

 

後方のポスター中央の人物が菊池雄星投手です。こうして見ると、「菊池君の渾身の投球を迎え打つ大食い界のイチロー(?!)」という構図でしょうか。よく考えれば、イチローさんも愛知県出身者です。比較的緊張しやすい性格の堀場君ですが、ゼッケンをつけての前フリ撮影を済ませて一回戦の試合会場に出発する直前、菊池君の力を借りて存分に緊張をほぐしてから、さすらいの大食い旅行に出陣したのでした。

そして二人目、それが男予選の決勝会場である南大沢駅前のテナントビル「フレンテ南大沢」の新館5階にある肉料理専門のフードコート「東京ミートレア」を管轄する京王電鉄社員のYさんでした。この人物、ロケ中に会場管理をしつつも、妙に大食いそのものに興味深々で、大食い選手の体はどうなっているのかとか、どうしたらたくさん食べられるようになるのか、などと色々質問してきました。そこで聞いてみたところ、この方もまた「元・高校球児」だったのです。それどころか、何度も甲子園に出ている都内の名門野球部のご出身で、東京六大学でもプレーしていたというから驚きです。

片 「野球部って、ドンブリ飯何杯以上とかノルマがあるんでしょう?」
Y 「そうなんです。でも、その中でも自分は他のヤツよりも沢山食べれる方だったんで、大食いだと自負していたんです。しかし、今日こうして本物の大食い選手さんたちの食べっぷりを見たら、上には上がいるんだなぁ…と思い知らされました!」

その後、この会話がどんどん飛躍していき、配球論からサイン交換方法まで、おおよそ大食いとは関係のないことを色々と教えていただき、思わぬ勉強になって感謝しております。

そして、本選が始まると、三人目は思わぬ身近なところから出現しました。それが、新人戦覇者として本選参加を果たした福岡の堀部佳代子さんのご主人でした。堀部さんのダンナさんもまた「元・高校球児」であり、母校はこれまた甲子園出場歴もあり、プロ野球選手まで輩出している福岡県内の強豪野球部です。

堀 「母校が甲子園に出場したときの試合、僕見にいったんですよ、甲子園まで。そのときのエースがプロに入ったんだけど、えらく打ち込まれて…」
片 「その試合、私も甲子園で見てたかも!」

以降、丸5日間に及ぶロケバス旅行の車中、今年の興南高校の春夏連覇から福岡県の高校球界の裏事情に至るまで、ここでも有意義な語り合いができてしまいました。全くそんなつもりも予定も無かったのにもかかわらず、です。もっとも、新婚旅行代わりに当ロケに参加していたダンナさんに、私がムリに野球談義に付きあわせてしまったのではないかと、申し訳ない思いも密かにありましたが…。

このように、何かと野球との繋がりがあった今回のロケでしたが、その最たるエピソードを来週紹介したいと思います。

<参考資料>
東京ミートレア
http://www.keio-ekichika.com/tokyomeatrea/detail.html

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