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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2010/08/13

大食い血液型学(4)…「大食いO型全盛時代」の到来?

2005年春より『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)の名で放送されている大食い番組の本選出場選手は、当初A型が最多の血液型だったのが、回を追うごとにO型の比率が徐々に上がっていった、というのが前回紹介したデータでした。また、B型ないしAB型という「Bの要素」が、往年のテレビチャンピオン王者(ジャイアント白田及びドクター西川の両氏)からもたらされることが多かったということも取りあげました。となると、彼らが番組から相次いで引退した直後となる2009年春以降はどうなるでしょうか。それが、今回のテーマです。

2009年春の女王戦(オーストラリア・シドニー収録)では、まだ辛うじて「Bの要素」が1名残っています。しかし、やはり目を引くのはO型の選手の多さです。8名中5名と、ついに過半数を越えました。

 

この結果を見て、当番組もついに「O型の台頭」の時代を迎えるのかという考えが頭をかすめ、以前の「O型は蚊に刺されやすい人が多い」というバリやタイでの過去の経験が思い起こされたものでした。そんな考えから、この次のマカオ収録となった2009年秋の男女混合戦には、万全の虫刺され対策で臨みました。しかし、この大会では思ったほどO型は台頭せず、逆にA型とO型が半々で、ついに他の血液型がゼロになるという、「A vs. Oの一騎打ち」となりました。

 

それが、年が明け、2010年春のハワイでの女王戦を迎えたら、このようなことになっておりました。

 

前大会は大きく盛り返したA型でしたが、今大会は参加9名中7名がO型という、「大食いO型全盛時代」の到来を匂わせる構成になりました。「Bの要素」が2大会続けてゼロという現象には、正直言って何かと考えさせられました。サンプル数の少ないデータで、各データ内に重複する個人が多く、そのデータ解釈には注意を要することは百も承知しつつ、やはり何か背景があるのでは…と、この数年間の大食い番組の変遷とともに考え合わせずにはいられませんでした。

少なくとも当番組に関する限り、「強い大食い選手には、(血液型人口比の割に)O型が多い」ということは、科学的に有意差を立証することは困難だとしても、漠然とした傾向(トレンド)はあるようです。それでは、「強くない選手」と言っては何ですが、本選に出場するまでには至らないレベルではどうなるでしょうか。これについては、来週に続きます。

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