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金曜日

Dr.片山晴子

高校野球取材や大食い番組等のメディア出演を行う東京大学医学部医学科卒の脳神経外科認定専門医の医学博士。ドイツ在住。
2010/01/22

カジノ天国・マカオに思う(1)

無事に2010年を迎えた『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)は、今年も早々に始動いたします。2月初旬には大阪・東京予選、2月中旬にはさっそく本選の撮影が開始されます。昨年秋の王者・アンジェラ佐藤の大躍進に続くスター選手が現れるのか、昨年春の女王・菅原初代の華麗なる復帰参戦が見られるのか…熱戦の行方に、是非期待していただきたいと思います。

そんな熱戦をこれまで軽快に描写してきた当番組の名物司会者といえば、俳優の中村有志さんです。中村さんは大のギャンブル好きで知られ、当番組でもロケに少しでも空き時間が発生しようものなら、パチンコやカジノに消えてしまう、行動力とフットワークの持ち主です。2009年春の女王戦のシドニーといい、秋のマカオといい、盛況なカジノを擁する都市でのロケが続いたことを、最も喜んでいたのは、他ならぬ中村さんかもしれません。特に、マカオ・ロケで滞在した「ベネチアン・マカオ・リゾート」(The Venetian Macao~Resort~Hotel)には、世界第1位のフロア面積(51000㎡:東京ドーム1個分)を誇るカジノがあり、中村さんのみならずスタッフもロケ後に連日連夜の熱戦を繰り広げておりました。ここでカメラを回していたならば、きっと最高に面白い別番組が撮れていたことでありましょう。

この「ベネチアン・マカオ」は2007年8月28日、米国資本「ラスベガス・サンズ」が総工費24億ドルをかけてオープンした一大リゾートで、全室スイート仕様の客室が全3000室、さらに350以上の店舗が連なるショッピングモール、1万5千人収容のコンサートホール、5万人収容の国際会議場があります。イタリアのベネチアをコンセプトとするそのゴージャスな建物は、2009年オンエアの韓国ドラマ「Boys Over Flowers」(韓国版「花より男子」)の撮影に使用されたことでも知られていますので、同番組のファンの方ならピンとくるかもしれません。その世界一を誇るカジノエリアは、当初テーブルが850席、スロットマシーン4100台で開業し、ゆくゆくはテーブル1150席、スロット7000台まで拡張される予定とのことです。

 

(2009年8月30日、撮影の合間にホテル内のベネチア風の廊下を携帯等で撮りまくる当番組カメラ班。仕事を離れても、絵になる構図をいつでも探し求めている人たちです)

このベネチアンマカオで中村さんが活躍したのは、もっぱらスロットマシーンだったようです。初日に大きく負けたと嘆いていた中村さんでしたが、日本のパチンコで鍛えあげた手腕と経験をフルに活用し、翌日以降どんどん負けを取り返していったようです。その一部始終を見ていた制作会社スタッフが、中村さんに弟子入り(?)するかのように、次々とスロット台の方へ消えていきました。当番組スタッフがカジノで生き生きと遊びまわる様子は、熱気溢れる番組の撮影現場での表情ともまた異なるものでした。そんな光景を見るにつけ、当番組の制作会社「ゼロクリエイト」は、純粋な少年らしさと無邪気な遊び心を忘れずに大人になった人たちの集合体なのだなぁ、などと心底実感せずにはいられません。

さて、そんなマカオのカジノですが、大食いロケが進むにつれて、別の側面が見えてきました。それについては、、来週あらためて考えてみたいと思います。


<参考資料>
Wikipedia - カジノ

エクスプロア社 - 編集長’s EYE - ベネチアンマカオリゾート

広瀬隆雄の「新興国(BRICs、VISTA、ネクスト11等)投資レポート」第89回 マカオのゲーミング・セクター(その2)

Boys Over Flowers – The Venetian Macao Resort Hotel (動画付き)