アンジェラ・ギャラリー(5)…アンジェラからアンジーへ
2009年秋の『元祖!大食い王決定戦』(TV東京)を制した新大食い王「アンジェラ佐藤」こと、佐藤綾里さんの写真を毎週一枚づつ紹介してきた「アンジェラ・ギャラリー」は、今週で最後となります。つきましては、掲載写真を二枚に増やし、マカオでの撮影を振り返ってみたいと思います。
当番組では、海外へ移動した翌日は競技のない「胃の休息日」としています。この日は、選手一同の体調調整および、現地での観光を楽しむ様子を撮影することにあてられます。香港経由でマカオ入りした翌日、市内中心部のブティックで収録がありました。スケジュールの関係上、選手全員は極めて限られた時間内に自分用のチャイナドレスを選ばなくてはならなかったのですが、その撮影の合間に撮ったのが、この写真です。
(2009年8月30日、マカオ市内にて撮影。チャイナドレス姿のアンジェラ佐藤こと佐藤綾里さん(左)とバレリーナ古川こと古川淳美さん(右)がポーズを取る。左後方に司会の中村有志さんの姿も見える)
それにしても感心してしまうのが、選手の服選びの早さです。店内にはまさに星の数ほどチャイナドレスが掛かっており、サイズもデザインもまちまちだというのに、自分に似合う服を一発で探し出してくる即決即断は、さすがにオシャレやファッションに造詣の深い選手たちならではと言えましょう。その中でも、最も所要時間が短かったのがアンジェラ佐藤さんでした。試着室から出てきたチャイナドレス姿の彼女を見て、いったいどこのハリウッド女優が出てきたのかと目を見張ったのは、私やスタッフだけではありません。その後、世界遺産でもあるセナド広場へと移動しつつ継続されたロケにおいても、周囲にひしめく観光客の視線の集中する先には、格闘技のポーズをとっておどける、ハリウッドのアクションスターのような長身女性のチャイナドレス姿がありました。
(同日、セナド広場にて。左から宮西亜沙美、古川淳美、木場泉、佐藤ひとみ、佐藤綾里。右端の司会・中村有志さんの衣装は、前出のブティックで中村さん自身が選定)
以前のコラムで、「アンジェラ」とは「アンジェリカ」の略である場合と、「アンジェリーナ」の略である場合があると述べました(→アンジェラ・ギャラリー(2)…ネーミング秘話)。「ハリウッド女優」「アクションスター」「アンジェリーナ」とくれば、誰もが思い浮かべるのは、アンジェリーナ・ジョリーさん(Angelina Jolie)ではないかと思います。「アンジー」の愛称でも親しまれるこの人物は、アンジェラ佐藤さんと同い年の34歳で、『Tomb Raider』『Mr. & Mrs. Smith』等の映画でのアクションシーンでも知られています。ハリウッドで最もギャラの高い女優さんとされる傍ら、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使を務めるなど、慈善活動にも精力的に取り組まれています。
大食い界の「アンジー」もまた、人一倍体格が良く体力もあり、目の前の課題に向けて全力投球する妥協を許さないその姿は、当番組に関係した誰もが認めるところです。たまにドジを踏んでしまう天然系キャラも、ときに突っ走りすぎてスタッフをハラハラさせてしまう強靭すぎる意志力も、これまた彼女独特の存在感を形成しているように見えます。
そんな彼女の日本人離れした強い個性のキラメキとオーラを見れば見るほど、「アンジェラ」の目指すべき道は「アンジェリーナ」方面ではないかと思えてきます。「アンジェラ佐藤」が「アンジー佐藤」として世界に羽ばたいていく日も、ひょっとしたらすぐそこまで来ているのかもしれません。







